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ANA新ビジネスクラス『THE Room FX』シートマップ公開!B787-9(206席)の狙い目と就航路線を予想

ついに、ANAの次世代ビジネスクラスのスタンダードとなる「THE Room FX」のシートマップ詳細が出てきました。

昨年夏のニュースリリースでは概要のみだったB787-9(206席仕様)の詳細なシートマップが、公式サイトの機内サービスページにひっそりと掲載されています。

「どの席が当たりなのか?」「現行のスタッガード機材と何が違うのか?」
今回は公開されたばかりの座席番号付きシートマップを元に、マニアックな視点で調べてみました。

THE Room FXシートマップ詳細が公開に

2025年6月17日発表のニュースリリース「国際線 新ビジネスクラスシート THE Room FXを発表!」ではシートマップが掲載されていましたが、今回、ビジネスクラスシートの詳細ページにシート番号付きで掲載されたため、まとめてみました。

詳細は以下のとおりです。

✈️ ボーイング787-9 (206席) THE Room FX構成まとめ

■ 座席数内訳

  • ・ビジネスクラス:48席
  • ・プレミアムエコノミー:21席
  • ・エコノミークラス:137席
クラス 特徴
ビジネス 1-12列 奇数列は後ろ向き、偶数列は前向きの互い違い配列。
プレエコ 15-17列 2-3-2配列。アームレスト固定。
エコノミー 20-36列 基本3-3-3配列。23列目は非常口席(窓なし席あり)。
📌 チェックポイント:
  • 化粧室:おむつ台付は6列A後、21列ABC後、35列HJK後。
  • ギャレー:機体前方、6列後、21列後、最前方に配置。
  • ベビーベッド:7, 15, 20, 24列目の一部座席に設置可能。
【画像で確認】 座席数内訳を開く

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ANA THE Room FX シートマップ

 

B789のビジネススタッガードの主力機である215席との差分はについては以下のとおりです。

✈️ B787-9 シートタイプ比較(新206席 vs 215席)

項目 新:206席仕様 215席仕様
ビジネスクラス 最新型:前後向き混合
(12列まで)
従来型:全席前向き
(13列まで)
エコノミー席数 137席 146席
(9席多い)
非常口の位置 6列目後方 /
23列目前方
7列目後方 /
23列目前方
機内設備(中段) 21列目後方に配置 22列目後方に配置
ベビーベッド席 ビジネス:7列目
エコノミー:20/24列目
ビジネス:2/9列目
エコノミー:20/24列目
💡 ここが違い!
215席仕様はビジネスが13列まであり、エコノミーも22列目が存在するため、全体的に「9席分」座席密度が高くなっています。新206席仕様はビジネスの個室感とゆとりを重視したプレミアムな構成です。
【画像で確認】 B787-9 シートタイプ比較(新206席 vs 215席)を開く

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ANA THE Room FX シートマップ

現行の215席仕様と比較すると、FXは増減なし、プレミアムエコノミーも増減なしとなっています。一方、エコノミーはわずかに9席減少する構成です。

FXでは前後向き混合配置かつリクライニングのない席を採用しており、エコノミー席数をかなり確保した設計とも言えますが、全体としては現行と同等規模です。そのため、アップグレードはかなりの競争になりそうです。

ちなみに、アジア路線などで運用の多い246席の高密度仕様と比較すると、FXは48席へ拡大(+8席)、さらにプレミアムエコノミーも21席へ拡大(+7席)しています。

その一方で、エコノミーは55席減少して137席となっています。アジア路線にFX搭載機が投入されるケースは、かなり限られると考えられます。

スペックで気になる窓

少し気になったのが、窓割りと窓の開閉(B787では光量調整)についてです。

「THE Room FX」ならではの窓割りに関しては、後ろ向き座席(奇数列)の場合、窓との距離や角度が通常のスタッガード配列と異なります。そのため、今後はシートマップ系のサイトなどで「良い席」とされるポジションが話題になってくるかもしれません。

ただし、写真を見る限りでは、前向き・後ろ向きいずれの座席でも窓が2つ割り当てられているように見えるため、大きな問題はなさそうです。

もう一つは、窓の開閉方法です。
従来のTHE Room(77W)では、窓側席の場合、シート端から窓まで距離があり、ハニカムシェードのような電動カーテンが上下する仕組みでしたが、B787ではどうなるのでしょうか。電動シェードはそのまま継続されるのか、それとも光量調整の方式が多少異なるものになるのか、気になるところです。

プレミアムエコノミーも最新

シート配列は従来どおり2-3-2配列のままで、大きな魅力を感じにくい部分もありますが、シート自体はビジネスクラスほどの劇的な変化はないものの、以下のように着実なグレードアップが図られています。

最新型シートの主な特徴

  • シートピッチ: 現行より2インチ(約5センチ)広い40インチ(約101センチ)
  • リクライニング: 現行より2インチ拡大し、9インチ(約23センチ)を実現
  • プライバシー: 大型のウィングパネルをヘッドレストに備えた最新設計
  • 充実の設備: 15.6インチ大型モニター、Type-Cポート、Bluetoothオーディオ対応
【画像で確認】 最新型シートの主な特徴を開く

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ANA THE Room FX シートマップ

以上のように、シートピッチは約5cm、リクライニングも約5cm拡大しており、さらにBluetoothオーディオ対応となったことから、最前列のプレミアムエコノミーでもヨーロッパまで行くチャレンジは十分にあり得そうです。

それでも、最前列席である20列目のA・C・D・G・H・Kは、ダイヤモンド会員であればぜひ確保したいところでしょう。

やっぱり気になる路就航路線

そして、一番気になるのは初の就航路線と言うところであります。

🎯 新仕様機(206席)はどこに飛ぶ?勝手に大予想

既存のB777「THE Room」導入済み路線を除外すると、新造機3機が投入される最初の目的地は以下と予想してみました。

大穴 羽田 - ミラノ線

2026年下期のデイリー化に合わせて、最新機材で華々しくデビューする可能性大。

本命 羽田 - フランクフルト線

欧州の基幹路線。B777(ロンドン)に負けないサービス提供のため、B787の最新型を投入か。

💡 筆者の視点:
新造機は「12列までのビジネス」という206席仕様で納入されるため、予約画面でこのシートマップが出現したら、それは"最新機材確定"のサインになります!

【画像で確認】 新仕様機(206席)はどこに飛ぶ?を開く

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ANA THE Room FX シートマップ

AIに尋ねると毎回「ミラノ線」と書かれてしまうため、あえて書いてみましたが、スカイチームの牙城だった路線がスターアライアンスの牙城へと変わりつつあります。そうした流れを考えると、スカイチームやワンワールドにおいてファーストクラスが設定されているパリこそが有力ではないかと思われます。実際に、THE Room FXが発表されたのもパリでした。

一方で、より現実的なのはフランクフルトではないでしょうか。ロンドンほどファーストクラス需要はないにせよ、ルフトハンザ航空でも新シートへの更新が進んでおり、投入先としては最も現実味があるように感じられます。

ちなみにチャッピーは小生の意見とほぼ同じでした。

最後に

個室型ビジネスの最高峰「THE Room」の血統を受け継ぎつつ、B787の機体に最適化された「THE Room FX」。ANAが長距離国際線のプレミアム需要をこれまで以上に重視している姿勢が伺えます。

エコノミーの座席数が減っている点は、特典航空券やアップグレードを狙う層にとっては「狭き門」になりそうでり、成功した時は感極まることでしょう。

続報と、運航開始の正式発表を楽しみにしたいところです。

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