太平洋をまたにかけたプレミアムエコノミーの運賃を調べてみましたので、お伝えします。また、ANAと同一旅程も比較してみました。
エア・ニュージーランド プレミアムエコノミー メルボルン=サンフランシスコ往復
今回はオーストラリアのメルボルンからニュージーランドのオークランドを経由してサンフランシスコまでプレミアムエコノミーで行くルートとなります。
旅程はオーストラリアでは春になろうとしている11月後半です。メルボルンを11月21日に正午過ぎに出発し、オークランドには夕方5:35に到着します。乗り換えは2時間20分で夕方8時前にサンフランシスコに出発します。サンフランシスコには朝の11時に到着します。
復路は11月27日の夜8時前に出発します。オークランドには翌日の朝6時前に到着となり、フライト時間は13時間となります。乗り換えは6時間あり、正午前にオークランドを出発します。機材は何とB777-300ERとなります。
オークランドとメルボルン、シドニー間は結構大きな機材が飛んでおり、その恩恵ですべての区間がプレミアムエコノミークラスとなります。メルボルンには午後2時前に到着となります。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃・予約クラス・プレミアムポイントは下記のとおりです。
運賃 約310,233円
予約クラス Aクラス(100%+400PP)
プレミアムポイント 17,918PP
プレミアムポイント単価 17.31円/PP
全区間プレミアムエコノミーのシートで時間も比較的早く、単価は15円を切れませんが100%積算が功を奏してなかなかのプレミアムポイントの積算となります。
ちなみにシドニーまでヴァージンオーストラリアでそこからANAプレミアムエコノミーで羽田を経由してサンフランシスコまで往復した場合、70Nクラスでプレミアムポイントは18,994PP、運賃は394,320円、PP単価は20.76円/PPとエア・ニュージーランドの方が良くなります。
いずれもビジネスクラスへのアップグレードは不可となりますが、安くて、時間が短くてプレミアムポイント単価が良いとなればNZ利用と言うのもありまかもしれません。ANA便のみのPPをクリアしている場合にもう苦行は嫌だと言う人には良いかもしれません。エア・ニュージーランドの方がアップグレードの選択肢は他にもありそうですが。
最後に
終わりに、シートスペックですが、エア・ニュージーランドはシートピッチが41インチから42インチ、シート幅は19.3インチであり、ANAはシートピッチ38インチ、シート幅は19インチとなっており、シートピッチで7.62センチメートルから10.16センチメートル足元に余裕があると言うのはかなりの差と言えます。
SKYTRAXのプレミアムエコノミーの順位ではANAが6位、エア・ニュージーランドが12位とどっちもどっちですが、専用の食事などあるエア・ニュージーランドの方が良さそうです。