カタール航空のビジネスクラスが安すぎて、ビジネスクラスに思えないような運賃のルートがありましたので、まとめてみました。
カタール航空ビジネスクラス サンクトペテルブルク=バンコク往復
今回は来年の5月の旅程です。まだ寒いと思いますが、サンクトペテルブルクを訪れるには一番よい季節かもしれません。
旅程
5月4日の夕方5時半前にサンクトペテルブルクを出発します。サンクトペテルブルクの空港コードはLEDであり、前市名であったレニングラードを想起させます。
ドーハにはその日の終わりの23:20に到着します。
2.5時間の乗り継ぎの後、5日未明にバンコクに出発します。到着は正午過ぎとなります。
復路は5月29日の未明2:10に出発し、ドーハには5:30に到着します。こちらも乗り継ぎ時間は2.5時間であり、朝8時にドーハを出発します。
そして、サンクトペテルブルクには14:05に到着となります。
きっとサンクトペテルブルクに着陸した際にはロシア流の機内拍手が起こることでしょうか。
機材はサンクトペテルブルク=ドーハ間がA320、ドーハ=バンコク間がボーイング777-300ERとなり、Qスイートには遭遇しませんが、興味深いのはA320のナローボディ気に2-2配列のフルフラットシートを搭載しているかも点であります。
アメリカのジェットブルーやスカンジナビア航空ではナローボティー機にフルフラットシートを用いたビジネスクラスがありますが、日本ではなかなか味わうことができなく、カタール航空で利用できるのはある意味、運が良いかもしれません。
これからシートのリノベーションが進んでいくと思われ、興味深いところです。
運賃・予約クラス・FLYONポイント
運賃・予約クラス・FLYONポイントは下記のとおりです。
運賃 約149,186円
予約クラス Rクラス(125%積算)
FLY ONポイント 14,704FOP
FOP単価 10.15円/FOP
ヨーロッパからバンコクまでの往復で15万円以下というのはプレミアムエコノミーと間違ってしまうような金額であり、これだけ持ち出しが少ないと、日本からでも利用を検討したくなるような金額です。
ロシアに行った後にタイと全然違うような感じもしますが、ボルシチとトムヤンクンでも食べ比較するのも良いかもしれません。
日本からフライトとどう組み合わせる
サンクトペテルブルクはロシアであり、ロシアというと首都モスクワにはJAL、アエロフロート、そしてANA(予定)が就航しており、モスクワ線を利用する方がメリットはあるかもしれません。
しかし、サンクトペテルブルクはフィンランドのヘルシンキから距離が近く、高速列車アレグロ号もあります。アレグロ号の所要時間は3.5時間程度であり、4時間の壁をクリアしているため、飛行機よりも楽と言えます。
Wikipediaより
何より、市の中心部までアクセスが良く、飛行機が大好きでも鉄道がいいと思うことが多いくらいです。
ワンワールドであれば、JALまたはフィンエアーでヘルシンキまでノンストップで行け、東京からの距離も近いため、飛行時間も短くて済むのがいいところです。
最後に
カタール航空のビジネスクラスで14万円台となるとカタール航空のビジネスクラスの上質感を毀損するような感じもしますが、価格においても挑戦しているのかもしれません。ある意味素晴らしいと言えるかもしれません。
ロシアへの入国はビザが必要ですが、サンクトペテルブルクはヘルシンキも近く、北欧プラスで旅行しつつ、お安く欧州往復をするのにはいいかもしれません。