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ロックダウン・マレーシア 4月14まで

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マレーシア

マレーシアは日本時間3月17日未明に、翌日18日から全土を封鎖し、ライフライン以外の活動の禁止、政府機関も閉鎖されるようです。

そして、マレーシア人の出国、外国人の入国の原則禁止の措置もとられています。フリークエントトラベラーへの影響を考察してみました。

ナショナル・ロックダウン

ムヒディン首相は16日夜のテレビで演説を行い、3月18日から31日まで(後に4月14日まで延長)マレーシア全土において、移動制限を行うと発表しました。

休校や民間企業の閉鎖はするもののライフラインに直結するスーパーやコンビニ、ライフラン(金融機関・交通、病院)は対象外として営業を認めています。

日本でもどうなるか気になっている「緊急事態宣言」であり、個人の自由(移動の自由)が制限されるかなりの事態と言えます。

マレーシア人の出国を禁止し、一方で外国人の入国も制限されます。日本からのアクセスはこれまで新型コロナ感染が拡大している北海道に過去14日滞在していた場合は制限されていたものの、今回は全世界が対象となります。

武漢のような完全封じ込めにより、事態を収束させる狙いが感じられます。

武漢とは気候が違うものの、新型コロナウィルスは暑い地域でも蔓延するようです。

しかし、実際、マレーシアに行った場合に暑い場所にいるよりもキンキン冷えた室内や風量最大エアコンのGrabに乗車することが多く、多くの人が集まる場所や密閉空間を避けるという封じ込め策は得策かもしれません。

期間は限定的なものの

期間は18日から2週間後の31日までとなっています。ずるずると延期される可能性があるものの、日本でもイベント中止などで、経済活動がいよいよおかしくなっていることも見ていると想定され、第一の目標を31日に設定し、そこに向けて全力を尽くす感じもあります。しかし、期間は4月14日まで延長となり、事態が想定上に深刻なの可能性もあります。

シンガポールの措置が影響

ジョホルバール

シンガポールは16日深夜より、同国に入国する場合、日本やASEANからの入国に対して、14日間の隔離措置が実施となっています。

ASEAN参加国はインドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオスであり、隣国マレーシアも含まれます。

歴史をたどれば、シンガポールの建国は複雑であり、1957年にマレーシア連邦から独立しています。

とは言っても地理的・経済的には隣国であり、マレーシアからシンガポールに通勤する人もいるのが実態と言えます。

シンガポールが先行して新型コロナ対策として入国制限を実施した影響も受けて、マレーシアもロックダウンを行ったかもしれません。

この措置により、シンガポール側には労働力が不足する事態に見舞われ、マレーシアの労働者も給与がもらえないという事態もあり、新型コロナの封じ込めに目途が立てば、早期に解決することもあり得るかもしれません。

日本からのアクセス制限はどうか

31日までは日本人の渡航も制限を受けることとなります。フライトにも制限が入るということとなるため、タッチして入国せずに日本行きのフライトで帰国というのはの無理になりそうです。

また、空港はオープンしていてもライフラインに当たるかどうかわからず、要員を確保できないラウンジの閉鎖も想定されており、硬いベンチで長時間居座ることとなります。トランジットホテルのサマサマエクスプレスもありますが、いつまで営業できるか不明でもあります。

航空券の措置は?

今回はマレーシア人の出国禁止の措置をとっており、マレーシア発券の航空券も措置を受けることとなります。ついてはクアラルンプールに就航しているJAL,ANA,マレーシア航空も何らかの措置を出すと思われます。

そもそも海外発券のチケットは払い戻しなど条件が緩い高額なチケットを購入する人も多く、焦らず待った方が得策かもしれません。

最後に

lockdown

シンガポール、マレーシアと入国制限がかかり、残りはミャンマー、インドネシアが日本からの直行便で行けそうなところ(3/18追記インドネシアも困難となってしまいました、3/25追記ミャンマーも入国制限となりました)ですが、延期という選択肢の方がいいかもしれません。あくまで14日間の措置であり、焦る必要はないと言えます。

日本における自粛も一か月近く経過しようとしており、いい加減にしてほしいところでありますが、昔と違い個人の行動はマスキングされているものの、把握されているかも知れず、後にどこでどのような影響をうけるかもわかりません。

2021年の旅行の旅程を下ごしらえからじっくりしてみる方が、凝り固まったパターンのルートをほぐしてくれて、新たな発見があるかもしれません。 

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