ANAのチェンナイ便が2019年に就航し、インド第3番目の就航地であります。そんなチェンナイですが、就航して間もなく、マイルの半額キャンペーンが実施されています。この機会にチェンナイに行ってみようかなと思い立ちましたので、必要なことをまとめてみました。
ANAチェンナイ便
チェンナイはインド南部の都市であり、空港コードはMAAです。ANAは成田空港から週3便就航しています。スケジュールは下記のとおりです。
NH825便 成田発11:10→チェンナイ着17:45
NH826便 チェンナイ発20:30→成田着+7:25
※月によって運行時間が前後する場合があります。
週3便(水・金・日曜日)であり、金曜日成田を出発して、日曜日に戻り月曜日の朝に成田に到着のパターンが土日休みの場合はベストかもしれません。
クアラルンプールやデリーが土日で東京往復が完結するようになる中でちょっと不便ですが、不便な路線こそお宝があるかもしれません。
機材はボーイング787-8型機であり、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの3クラスで運航されています。ビジネスクラスのシートはスタッガードタイプです。
新規就航記念 ANA国際線特典航空券 ハーフマイルキャンペーン
内容としては、期間中のANA国際線特典航空券をレギュラーシーズン必要マイルの50%で利用できると言うものです。対象はエコノミーとビジネスです。
期間は下記のとおりです。
2019年10月10日(木)14:00(日本時間)~2020年2月28日(金)23:59(予約・発券する国の時間)
搭乗期間:2019年10月30日(水)~2020年3月28日(土)
必要マイル数
エコノミー 通常35,000マイル→キャンペーン17,500マイル
ビジネス 通常60,000マイル→キャンペーン30,000マイル
ビジネスクラスの減額幅が大きく、通常のエコノミー以下で往復ビジネス搭乗が可能であり、ビジネスが断然お得と言えます。ビジネスとエコノミーの混在(往復はエコノミー、復路はビジネス) と言うことも可能です。
チェンナイ発券の東京往復も可能ですが、折角の安い運賃があるインド発券ですので、日本発の特典として発券して、現地に行き、安いインド発券と組み合わせたいところです。
その他ルールとしては
日本発着の国際線2区間の旅程が、キャンペーン対象になります。日本経由の国際線3区間以上の旅程は、ご利用いただけません。
日本国内線の乗り継ぎがある旅程も、キャンペーン対象になります。
ちなみに、空きカレンダーで検索してみると、エコノミーはかなり確保可能ですが、ビジネスは結構厳しいようです。まだ、空席待ち期間であるため、予約入れてみるのが良いかもしれません。
下図のような日程はでは空いていました。
インドの入国の関門「ビザ」
デリータッチのようにインドに入国しない場合は、ビザは必要ありませんが、入国する場合は事前にインド大使館(都内ですと武道館の近くにある)で取得可能ですが、申請は平日9-11時、交付は午後と勤め人には厳しく、お金と時間がかかりますが代理店で代行申請するのが良いと言えます。
しかし、帰路が空席待ちで確定ができなく、直前の発券となると、アライバルビザに頼ることとなります。同じようなことを考える人は多く、空港に到着すると混雑が予想されます。
少しでも時間を削減するには事前に申請書に書き込んでいくと言うのも良いでしょう。
インド大使館では、アライバルビザの申請書をホームページに掲載しており、ダウンロード可能です。
ワードでダウンロードできるため、そのままパソコンで入力し、綺麗な印字でプリントできるかと思うと、申請書をスキャンした画像を張り付けているだけであり、プリントして手書きとなりそうです。
この用紙を事前に書き込み、現地で必要金額を用意しておけば、早く入国ができるかもしれません。
チェンナイからどこに行くか
折角のインド、マイルで行くなら、インド発券のマイル修行と組み合わせたいところです。しかし、チェンナイ発券はあまり安くなく、インド国内ではムンバイかアーメダバード、隣国のスリランカではコロンボへの移動が魅力的となります。
インド国内線はスターアライアンス加盟のエア・インディアではエコノミーにて1万円以下が沢山あるので、インド国内に乗り継いでもコストが嵩むことはありません。
コロンボ行きは少し高いですが、コロンボに行けばエアチャイナの安いビジネスもあります。
世界最長路線のシンガポール航空のシンガポール=ニューアーク間のビジネスクラスが安いアーメダバードを活用して、世界最長路線にトライするのも良いかもしれません。
以前ほどは安くありませんが、日本の感覚からするとまだまだ安いです。
最後に
チェンナイ路線の半額マイルキャンペーンは既に終盤ではありますが、残り物が出で来ることも考えられ、これから予約を張ってみるのも面白いかもしれません。
チェンナイは週3便のため、現地観光するには弾丸旅ではなくなるので、インド国内を移動して、他の都市から海外発券を行う方がベストとも言えます。
インド国内線は安いので、その修行のついでに、時間は要しますが、タージマハルへ寄り道してみるのも良いかもしれません。
インド国内移動には当然、ビザは必要となり、アライバルビザを利用する場合には事前に申請書を書き込んで搭乗した方が現地でスムースになるので、できることは事前した方が良いでしょう。