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【ANAプレミアムクラス搭乗記】那覇〜石垣の超短距離で味わう絶品朝食!早食い・早飲みフライトとOKAスイートラウンジの静寂

那覇空港(OKA)から新石垣空港(ISG)までの僅かな飛行時間を、ANA国内線プレミアムクラスで贅沢に堪能してきましたのでその模様をお伝えします。

沖縄離島路線といえば、普通席でサクッと移動するのも手ですが、朝の時間帯に設定されているプレミアムクラスでは想像以上に豪華な朝食が出され、短い飛行時間の中で繰り広げられる「早食い・早飲み」を含めて独特のエンターテインメント性があります。今回は前泊の那覇滞在からスイートラウンジの静寂、そして石垣到着後のトンボ返りルーティンまで、マイラー視点満載でレビューしていきます。

久しぶりの那覇宿泊

久しぶりの那覇宿泊となりました。

宮古島には今年1月に宿泊して訪れていたのですが、那覇市内での滞在は今年に入ってから初となります。今回はアクセスの良い旭橋エリアにホテルを構え、翌朝は朝7時台のゆいレールに乗って那覇空港へと向かいます。早朝の澄んだ空気のなか、モノレールから眺める那覇の街並みは何度来ても独特の高揚感を与えてくれます。

空港に到着後、スムーズにチェックインを済ませてANA SUITE LOUNGE(スイートラウンジ)へ向かいます。

ふと外からラウンジの外観を眺めてみると、窓がほとんど設置されていない構造になっていることに気づかされます。どの空港においてもラウンジの増床やリノベーションはスペース的な制約が大きく、一筋縄ではいかないのかもしれません。

2030年代に全面建て替えが計画されている成田空港くらいが、広大な新ラウンジをイチから設計できる唯一の機会と言えるのではないでしょうか。

週末の早朝という時間帯もあってか、ラウンジ内は驚くほどガラガラでした。普段は修業者やビジネス客で混雑しているイメージの強い那覇のスイートラウンジですが、この時はほぼ貸切状態。静かな空間で出発前のコーヒーを味わう贅沢なひとときを過ごせました。

搭乗

搭乗ゲート付近には、昔よくお世話になった「空席待ちカウンター」が佇んでいます。アプリやIT化がこれだけ進んだ現代であっても、有人カウンターが確固たる存在として残り続けているのは、時代が変わっても変わらない普遍的な空港の光景だと感じます。

優先搭乗を利用し、機内へは左側の運送用ボーディングブリッジを通って搭乗します。感覚的には下地島へ飛ぶような旅情を覚えますが、本日の目的地はその先にある石垣(ISG)であります。

那覇〜石垣という超短距離路線ではありますが、プレミアムクラスにはしっかりとスリッパが用意されています。国際線の長距離ビジネスクラスであれば15時間近く同じスリッパを履き続けることになりますが、このフライトでは実質30分にも満たない搭乗時間です。わずか数十分のために用意されたフカフカのスリッパは、ある意味で最も贅沢なアメニティと言えるかもしれません。

窓の外を眺めていると、ANAの最新鋭機である78Gが滑走路上を滑るように近くを通過していきました。羽田行きでしょうか、それとも伊丹行きでしょうか。大型機の優雅なタキシングに見とれてしまいます。

機体は沖止めスポットの脇を抜けて移動していきますが、この周辺のスポットは普段あまり使用した記憶がなく、少し新鮮な景色です。

本日の離陸はA滑走路「18L」から。南の空に向かって一直線に加速し、力強くテイクオフしました。

意外にもボリューミーなプレミアムクラス朝食

以前、同じ区間を昼の時間帯に乗った際は小袋のお菓子とドリンクの提供だけでしたが、今回の朝食便は驚くほど本格的でボリューミーなメニューが運ばれてきました。

✈️ Menu
  1. 厚焼き玉子とツナサラダサンド
  2. BBQポークチーズサンド
  3. フライドシャロットのスープ
  4. フルーツ
総カロリー: 388 kcal

トレイの上には、ズッシリと食べ応えのあるサンドイッチが2つ並んでいます。

温かいスープをひとくち飲んでみると、最初は「ごぼうのスープかな?」と思ったのですが、実はフライドシャロットのスープでした。香ばしい風味が引き立っており美味しかったのですが、玉ねぎ系の香味が苦手な方にはかなり強烈なインパクトがあるかもしれません。

「この短いフライト時間で完食できるだろうか…」と一瞬頭をよぎりましたが、ちゃっかり白ワインのおかわりまで追加注文。朝からおつまみの「もち吉」を添えて楽しませていただきました。30分にも満たない飛行時間の中で繰り広げられる、なかなかの「早食い・早飲み」レースでしたが、心地よい満足感に満たされます。

早くも着陸

機体は多良間島と水納島の間を抜けるようにして、着々と高度を下げていきます。上空からの景色を堪能していると、時間はあっという間に過ぎ去っていきます。

窓の外に鬼の洗濯岩を思わせるような美しい浅瀬とリーフの模様が見えてくると、いよいよ着陸間際です。全長2,000mの滑走路へ向けて、北側からスムーズに着陸しました。

あっという間に新石垣空港(ISG)へ到着です。

昔、ここ石垣空港から香港国際空港への国際線直行便が出ていた時代に利用したことがありましたが、現在の石垣空港は落ち着いた国内線ハブの装いとなっています。本日は観光に繰り出すこともなく、このまま東京(羽田)へと折返し戻るルートです。

降下後、空港名物の撮影スポットを通過します。

しっかりとシーサーも鎮座していますが、胴体はなく顔だけのインパクトある造形です。

普通の旅行であれば、飛行機で到着した後は空港の外へ出てバスやタクシーなどの地上交通でそそくさと街へ向かうところですが、修業者・マイラーの宿命として再びターミナルビル内へと戻ります。

石垣空港にはANAラウンジが存在しないため、充電コンセントが完備された作業テーブルを確保。ここで冷たいドリンクを飲みながら喉を潤します。ラウンジがない石垣空港においては、このコンセント付きデスクエリアこそがまさに「カードラウンジ代わりの聖地」と言える存在です。

さて、短い滞在時間を終えたら、次は羽田への復路フライトが待っています。

最後に

久々の短距離ジェットによる離島フライトでした。距離にして約240km、羽田〜大阪(伊丹)間とほぼ同等の飛行距離ではありますが、都市間幹線のような慌ただしさや窮屈感は一切ありません。そこは県内路線という土地柄もあり、機内の空気感全体がどこかゆったりと落ち着いているのが印象的です。

日本国内において「同一都道府県内のフライト路線」といえば、北海道の広大な道内便や、東京の羽田〜八丈島・小笠原ヘリポート系、あるいは長崎や鹿児島の離島ピストン路線などが挙げられます。しかし、そのなかでも広大な美ら海を跨ぎ、八重山諸島の絶景を見下ろしながらジェット機で飛び抜ける沖縄の県内路線は、距離感・ダイナミックさ・旅情のどれをとっても群を抜いて特別だと再認識させられました。

ラウンジ代わりのコンセント付きデスクでPC作業とメールチェックを一通り終えたところで、いよいよ本日後半戦となる羽田(HND)への復路フライトのアナウンスが聞こえてきました。超短距離のスピード勝負だった朝食フライトから一転、帰りは上空でゆっくりと羽を伸ばしながらプレミアムポイント(PP)を稼ぐ時間に充てたいと思います。それでは、搭乗ゲートへ向かうことにします。

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