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ベトナム航空 ビジネスクラス搭乗レポート A350 ホーチミンから関西

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ベトナム航空 A350-900

昨年12月、オンラインフライデーという感謝祭の時期にチケットが一律に15%割引になる日があり、格安で購入できたベトナム航空のチケットで、日本に初就航したばかりのエアバス350-900に搭乗したレポートを書きました。

 ベトナム航空とは

東南アジアのベトナムのナショナルフラッグシップキャリア。ベトナムの主要都市、ホーチミン、ハノイ、ダナンをハブとしてベトナム国内約60都市、国際線約40都市に就航し、日本には、東京、名古屋、関西、福岡に就航しています。

航空連合は、スカイチーム(エールフランス、KLM、デルタ航空、大韓航空、チャイナエアライン等)に加盟しています。特徴としては、グリーンの機体と女性CAさんがベトナムの衣装である「アオザイ」が制服になっているところです。

ANAが出資

2016年1月にANAがベトナム航空の株式の8.8%を取得し、同年10月末よりサービス提携を始め、同時にそれまでコードシェアをしていたJALとは解消されています。ANAは航空連合「スターアライアンス」に加盟していますが、ベトナムは現時点では、「スカイチーム」に加盟のままです。

活用方法

ANAのマイレージ加算は同月末より開始され、ANAとコードシェアをするフライトに限りANAマイレージクラブに加算可能です。主に日本とベトナム各都市とベトナム国内線が対象のようです。ベトナム航空はヨーロッパへも就航していますが、ベトナムからヨーロッパまでのフライトは加算されませんので、ご注意ください。

一方で、貯めたANAのマイルを同社の特典航空券として利用できますので、現時点では、こちらの方が有効な活用方法といえます。

ベトナム国内の就航地が多いので、ベトナム各地に仕事や旅行で行かれる方には便利かと思います。また、東南アジア各地もハブ空港であるホーチミン、ハノイからは接続がよいといえます。

エアバスA350とは

エアバス社が自社の旅客機A300,A330,A340の後継機として開発した長距離飛行が可能な中型旅客機です。特徴としてはカーボンファイバーの使用率が多く、軽量で燃費がよく、室内の気圧も今までよりも高くすることができ、快適に過ごすことができます。シリーズとしては、A350-900(サービスイン済)と胴体を延長してより多くの乗客が乗ることができるA350-1000(2018年よりカタール航空が運用開始)があります。

B787との違いは?

旅客機と言えば、ボーイングとエアバスという名前は聞いたことがあると思いますが、両社は顧客獲得において、競合関係にあると言えます。より多くのキャリアに航空機を納入するため、ライバルと比較して、燃費が良く、運用効率の高い旅客機を製造販売しています。

A350と競合する旅客機はボーインクではB787となります。同機の特徴はカーボンファイバーの使用率を高めている点などA350と重なる部分があります。両機に搭乗して感じたことは同じように静かで機内が快適であることです。強いて違いと言えば、B787は窓が大きく、電子シェード(ボタンを押すと窓の透明率が落ちて、外光を遮り、機内を暗く出きます)がついているぐらいです。他ではA350の方が、機体幅が広いためかゆったりしている程度です。

ベトナム航空 A350 機内

搭乗できる航空会社は?

現在すでにサービスインしているキャリアは、カタール航空、ルフトハンザ航空、フィンエアー、エールフランス、エチオピア航空等かなり増えています。日本にA350を就航している航空会社は、ベトナム航空(日本初)、チャイナエアライン、キャセイパシフィック、シンガポール航空があります。フィンエアーも来月から就航を予定しており、JALは2019年から国内線で運航を開始する見込みです。

搭乗記

タイ・バンコクから帰国の際に、片道のビジネスクラス航空券が6万円台であったのと、当時、唯一日本に乗り入れていたため、ホーチミン経由で搭乗しました。

ベトナム航空 A350 機内誌

ラウンジ

バンコク・スワンナプーム空港では、ベトナム航空・ビジネスクラスであれば、チェックイン時にCIPラウンジのラウンジ招待券を渡される。しかし、特定のクレジットカード所有者が無料で利用できるプライオリティーパスでも利用できるため、混雑。隣にあるスカイチームのKLMエールフランスラウンジが空いていたので、そちらを利用しました。

バンコク・スワンナプーム空港のタイ国際航空のホームなので、同社のラウンジが一番大規模で、設備が充実していますが、スカイチームのラウンジもゆったりしていて、食事も充実とていいところです。

バンコク スカイチームラウンジ

ホーチミン・タンソンニャット空港では、ベトナム航空が運営するラウンジを利用できます。シャワーも利用でき、フォーをはじめとして、ドリンクも堪能できます。

ちなみにANAの上級会員であれば、コードシェア便搭乗に限り、エコノミーでもベトナム航空のラウンジが利用できます。

ベトナム航空 ホーチミン ラウンジ

ビジネスクラスシート

シートはスタッガードシートと呼ばれる互い違いにシートが配置され、プライバシーを保たれ、広い空間を確保することができます。特にシートは水平にリクライニングでき、睡眠することができます。ベトナム航空A350では、進行方向に対してまっすぐなスタッガードシートで、B787ではヘリンボーン(魚のニシンの骨のような配列)仕様で斜めに配列されています。

ベトナム航空 A350 ビジネスクラスシート

シートについては、こちらのサイトを参考にしてください。自分が座る席がどんなシートかわかります。


機内食

夜行便のため、離陸後はナッツなどとお酒が中心で、着陸前に朝食が提供されます。

夜行便では、寝ることが主体のため、豪華とは言えませんが、みそ汁はお代わりができました。

ベトナム航空 ビジネスクラス 機内食

まとめ

最新の旅客機であるA350-900は音が静かで、室内の湿度や気圧もより地上に近いので、疲労度が抑えられる航空機です。また、ベトナム航空はサービスに力を入れているため、特に上級クラスなどに搭乗すれば、サービスには満足できると思います。

ベトナム航空 ビジネスクラス

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