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VIPとミリオンマイラーどちらが最強か

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飛行の機内で乗客として、優先度の1,2位を争う、VIPとミリオンマイラーの考察してみましたので、お伝えします。

VIPとは

VIP(Very Important Person)は、そのまま和訳すれば、最重要人物であります。航空会社の基準は明らかではありませんが、国民のために働いている大臣や政府高官や知事などのほか、時価総額で1兆円以上の企業の代表取締役などが該当すると思います。もちろん日本人だけでなく、インバウンドで搭乗するこれらの外国人も対象と思われます。VIPになると、通常のラウンジではなく、貴賓室を利用することも可能であり、空港到着から搭乗まで航空会社の係員がアテンドしてくれるようです。お偉いさんの中には、貴賓室よりもラウンジの方が堅苦しくなくて良い人もいるようで、そうした場合はアテンドする人は大変でしょうね。

VIPになるためには

VIPになるためには、官僚になり、たくさんの忖度をこなし、各省庁のトップクラスになるか、大企業で、出世街道を外れないように頑張るか、自ら起業し、世の中の変化をいち早く感じ、人一倍のリスクを負い、信念を貫き通す必要があります。こうした道のりは挫折する人の方が多いですが、くじけずに成功したとしてもVIPとしての期間は限定的であります。成人してから20年から30年ひたすら、国のため、会社のため、世の中のため、尽くしてもシステム上いずれは退く必要があり、VIPとしての期間はそれほどないと思います。

ミリオンマイラーとは

欧米の航空会社では随分昔から取り入れられているプログラムでありますが、自社のマイレージプログラムに加入してから、どれだけフライトしたかをはかる基準であり、1年ごとにリフレッシュする上級会員プログラムとは異なり、毎回のフライトが積み重なるプログラムです。日本ではJALが先行していましたが、ANAもミリオンマイラープログラムを導入しています。通算で50万マイル以上フライトした人が対象となり、300万マイルまで現時点では定義されています。一年ごとに達成が必要な上級会員プログラムと異なり、インセンィブは低いですが、それを達成すると生涯ラウンジ利用など永久不滅な特典が付与されています。ただし、こうした基準をクリアする頃には、飛行機搭乗寿命も限定され、生涯ラウンジ利用券はあっても、それを実現困難な状態になっていることも考えられます。

ミリオンマイラーのメリットは?

ミリオンマイラーのメリットは蓄積であり、蓄積が減少しないことであり、VIPは期間限定で、ミリオンマイラーやダイヤモンド会員以上の待遇を受けても、いずれはなくなりますが、ミリオンマイラーは年を追うごとにフライトをこなせば地位は上がっていきます。そういう意味においては、コツコツとフライトすれば、ミリオンマイラーは強化します。また、日本国内だけで考えても日本の人口の0.0008%ぐらいしかいない稀有な存在なので、公に表彰されなくてもマイラーにとっては独特な存在になると思います。

ミリオンマイラーを続けるためのコツは?

飛行機に乗る楽しさを忘れないことと、飛行機に搭乗する体力を維持・拡大することが最終的には必要かと思います。ビジネスで飛行機がリビングルームという人もいますが、楽しさがないといずれは、後任にそれを譲り、経営に専念したりする人は多いですし、体調を崩せば、機内の環境は耐え難い場になり、飛行機に乗ることを敬遠してしまいます。やはり、自らどこかに行くという燃えるモチベーションと健康が必要であり、特に、健康であることが第一かと思います。また、年を重ねても、PP単価やマイルをどれだけ貯めるかということを真剣に考えられるかかが鍵とかと思います。大抵はある瞬間に、本当の意味を感じ、離脱するものですが、それをひたむきにすることにより、突き抜けミリオンマイラーになるかと思います。

最後にVIPとミリオンマイラーどちらが幸せか?

これは、色々な価値観があり、何とも言えません。国を動かし、日本の市場を動かすような大事業を行う束の間の間に得られる特権のVIPとどこかに行くことが楽しみで、それを続ける違いであり、ベクトルは違いますが、マイラーにとっては後者の方がありのまま自分で動けることとしては幸せではないかと思います。もちろん、官僚上がりの人や大企業のトップをした人はその後も色々なポストがあるとおもいますが、時限寿命の中で良し悪しを考えることもあると思います。後者は自分の行きたい道を生きてきたが故、そうした後悔が少なく、ある意味良いのかと思います。結局どちらが良いかわかりませんが、自分の道を突き通すのが良いのかと思っており、個人的には、ミリオンマイラー(100万)到達までは目論見では、あと1年ちょっとなので、継続してみたいと思います。そのあとは、どうするか再考する時間を設けてみたいと思います。やっぱり好きなことをして、時間を忘れる方が楽しいと思います。

 

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