ターキッシュエアラインというとホームのイスタンブールのラウンジが素晴らしいのは有名ですが、アメリカの首都の空港にもラウンジがあると知り、モントリオールまでのユナイテッド便乗り継ぎの際に利用しましたので、お伝えします。
基本情報
営業時間
6:00-23:00
場所
コンコースBの出発階のゲート43付近(ANAホームページより)
コンコースAとBはアメリカの航空会社と言うよりは世界各国の航空会社便が利用するコンコースのようで世界各国の飛行機を見ることができます。ANAのトップナンバー便名のNH1便はB41またはB44から出発するようです。
ラウンジ利用対象
ターキッシュエアライン・マイレージプログラム「Miles&Smiles」のエリート会員及びエリートプラス会員
スターアライアンスゴールド会員
同社及びスターアライアンス加盟航空会社便のファースト・ビジネスクラス利用者
このほかサウジアラビア航空の指定ラウンジとなっています。
さらに、プライオリティパスでも入れます。
ANA便ではDIA、ファーストクラス搭乗客と限定されている中で富士でもあります。
ANAのホームページを見ると同ラウンジはANA便またはスターアライアンス便のファーストクラス利用者及びダイヤモンド会員がANA便またはスターアライアンス便の場合の利用限定となっているようです。今回はユナイテッドのチケットのみ提示して、ラウンジに入れましたが、DIA会員を識別されていたのかスターアライアンスゴールドとして識別されたのかは不明です。
ターキッシュエアラインの自国以外でラウンジ設置空港
自国トルコ以外で同社が運営しているラウンジがある空港は下記の通りです。
モスクワ(VKO)
ナイロビ
ワシントンダレス(IAD)
世界各国に就航している割には少ないようですが、ロシア、アメリカと大きな国をおさえているほか、アフリカで有数の都市のナイロビにラウンジがあるのは将来のことを考えてかもしれません。
ラウンジレポート
ラウンジ全景
収容人数は最大120人ということで広めのラウンジですが、スターアライアンス便の利用客をカバーするためか、かなり混雑しています。
デザイン・インテリア


オープンから1年程度のため、かなり新しくデザインも最新のトレンドを取り入れたものとなっています。高級木材や大理石と言った豪華なイメージを演出する素材を利用しています。また、開口は大きくとられており、ゲートに駐機している飛行機が大きく見えます。
ファシリティ
PC・プリンター
パソコンが5台設置され、プリンターもあります。個別のブース席ではなく、一般のシートの一角にありますので、あまり静かな環境とは言えません。
トイレ・シャワー
トイレはラウンジ内にあり、シャワーもあります。シャワー室の内部は下記のとおりです。ホースタイプのシャワーがあり、シャンプーやボディジェルはディスペンサー式です。
ロッカー
キャリケースなどを保管できるロッカーが受付横にあります。施錠もできるほか受付横と言う抑止力が働きセキュリティはよさそうです。また、その上には同社のプレーンモデルが飾られています。
食事・ドリンク


同ラウンジはトイレやシャワーなどの水回りを真ん中に設置し、左右を食事などができるブース及びソファ席を設置し、もう一方には、バーカウンターやラウンジソファーを設置し、食事やソファで寛ぐ人とお酒を飲む人のエリアを分けています。


食事はホットミールが充実しており、かなりハイレベルです。一方でバーカウンターも
バーテンダーさんが常駐しており、本格的なお酒が飲めそうです。
ただし、カウンターにスタッフがいない場合は、当局の規定により、セルフはできないこととなっています。
いちいち呼びに行くのも大変で且つ、手間を煩わせてしまうため、一度2杯頼んでみました。
勝手に星評価
毎回、独断と偏見で恐縮ですが、勝手に星評価します。
設備の充実度 |
★★★★★★★★★☆ |
清潔度 |
★★★★★★★★★★ |
広さ・寛ぎ度 |
★★★★★★★★☆☆ |
ラウンジ内の雰囲気 |
★★★★★★★★★☆ |
係員の対応 |
★★★★★★★★★★ |
フードの充実度 |
★★★★★★★★★☆ |
ドリンクの充実度 |
★★★★★★★★☆☆ |
独自性 |
★★★★★★★★★☆ |
100点換算でいうと90点です。混雑はしていますが、食事やドリンクの充実さやターキッシュエアラインの独自性が具現化されおり、なかなか良いと思います。
最後に
たまたま、モントリオール行きのユナイテッド便がコンコースAからの出発のため、搭乗時間間際までに移動していたところ見つけたラウンジですが、ANAマイレージクラブではANAダイヤモンド会員限定のラウンジであるのに後日驚きました。ラウンジとしてはかなり質が高いですが、もう少し広ければなお良いといったところです。