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特急サンダーバード クリーン車・乗車記 琵琶湖ビュー

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JR西日本の在来線特急のフラッグシップとも言える特急サンダーバードに乗車しましたので、お伝えします。

サンダーバード

サンダーバードとは

サンダーバードとはJR西日本の特急であり、大阪と金沢・和倉温泉を結んでいます。走る路線は

東海道本線(大阪~山科)

湖西線(山科~近江塩津)

北陸本線(近江塩津~金沢)

IRいしかわ鉄道(金沢~津幡)

七尾線(津幡~和倉温泉駅)

 であり、1日25往復(1往復は和倉温泉間)運転されています。

停車駅は大阪、新大阪、高槻、京都、堅田、近江今津、敦賀、武生、鯖江、福井、芦原温泉、加賀温泉、小松、松任、金沢であり、25往復すべて停車する駅は、大阪、新大阪、新大阪、京都、福井、金沢となっています。

関西エリアで停車する駅は主に通勤時間帯に停車します。また、北陸エリアでの停車駅は列車によって様々ですが、敦賀、武生、鯖江、芦原温泉、加賀温泉、小松には多くの列車が停車するようです。

速達列車は大阪、新大阪、新大阪、京都、福井、金沢のみの停車の9号であり、2時間31分で大阪から金沢に到達します。表定速度は104km/hと在来線では日本最速となっています。

今回は683系

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今回は2010年製の683系4000番台のサンダーバードでした。4000番台はサンダーバード用に製造されたようで、9両編成で1号車と9号車の各先頭車は貫通型であり、地味なスタイルです。貫通型とは言うものの、貫通扉はデフォルトでは設置されていません。

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グリーン車は1号車に設置されており、座席配列は2-1配列となっています。

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 2号車側から撮影するとこんな感じです。

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2列シートはA,B席、1列シートはCとなっており、金沢方から1A,B,Cとなり、12列目まであります。車両によっては11Bと12列が欠番となっていることもあるようです。

琵琶湖が見えるのは1列シートのC席となります。また、金沢行きの場合1Cシートは上の写真のように窓の座席空間に占める割合が小さくなります。大阪行きでは逆に広くなります。 

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681系からのマイナーチェンジ版であるため、細部はグレードアップしています。もっとも、2015年のリニューアルが大きく、グリーン車では全席にコンセントが設置されています。

乗車記

京都からスタート

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 サンダーバードは京都駅烏丸口からそのまま平行移動でアクセスできる0番線に入線します。堅田駅から京都まで戻り、乗車となりましたが、草津線で緊急信号が発呼され、その影響で湖西線にも遅れが出たため、2分での乗り換えで走ったため、ヘロヘロとなる始末でした。

車内放送時のチャイムは北陸新幹線W7系に合わせて「北陸ロマン」となっています。

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山科を通過し、東海道線と分かれて湖西線をノンストップで駆け抜けます。琵琶湖マリオットに泊まるために利用した堅田駅を通過していきます。

琵琶湖沿いの湖西線をノンストップで快走

今回、琵琶湖側の座席を指定したため、琵琶湖がよく見える大津京から近江高島あたりまでの車窓を動画にしてみました。

トンネルや山側に車体を傾斜させて空しか見えない部分はカットしています。時間は11分程です。

 湖西線内は高架なので、高いところから琵琶湖が見え、風切り音も相まって、快走するのでプチ新幹線感でありました。

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 沿岸を飛ばすのは室蘭線の北斗かサンダーバードであり、北斗はかなりカーブがありますが、サンダーバードは比較的まっすぐなので、車窓を快適に楽しむことが出来ます。

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 動画も撮影し終えたので、一服です。

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近江今津を通過すると琵琶湖が遠くなってきます。

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だんだんと山越えの様相と車窓は変化していきます。

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マキノ駅を通過すると湖西線も終盤となります。なぜか津川雅彦を思い出してしまいました。

北陸本線へ

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 北陸本線との合流地点となり、直後に近江塩津駅を通過します。湖西線とはお別れです。

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サンダーバードが一番ゆっくり走っていたであろうと山越えを終え、京都以来の停車駅となる敦賀駅に到着します。巨大な新幹線の構造物が前回しらさぎで通過した時よりも大きく感じます。 

在来線特急の敦賀以北の運行は北陸新幹線開業後はないみたいですので、しらさぎとサンダーバードの終着駅となることでしょう。

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新幹線向きに既に出来上がっているような高架駅の福井駅に停車です。先日茨城県に泊まったことにより、個人的には本州で宿泊していないのは福井県のみとなりました。

福井県に泊まるのはコートヤード・マリオットができる2年後になるのか、その前に泊まるのかはわかりません。

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 田植え間もないような青い田園風景が続き、のんびりとしています。

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のんびりしているかと思うと田んぼの真ん中に新幹線の高架橋が見えてきます。新大阪まで北陸新幹線が全通した場合は高速化するのか気になるところですが、その頃には草葉の陰から見ている事でしょう。

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北陸地方の空港で有名な小松ですが、小松空港と小松駅は近く、北陸新幹線が敦賀まで延伸されても、飛行機+新幹線の利用は有りそうです。
札幌や福岡から小松まで飛行機でそこからは福井まで新幹線という使い方は有りそうです。マイル修行のために飛行機を羽田から使う人も残りそうですが。

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北陸本線と言うと親不知当たり(すでに三セクで同線ではありませんが)の海が見える路線と思いがちですが、意外と海は見えず、京都方から来ると小松を過ぎ、小舞子と美川間にある手取川付近が初めて一番海が近くなります。

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 新幹線の車両基地である白山総合車両所の合流部分です。敦賀まで延伸しても存在感のある車両基地でありそうです。

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 ニッコーが見えてくると終点金沢であります。金沢駅には大阪に向かうサンダーバードがとなり合わせで入線となりました。

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 金沢駅のシンボルである鼓門もすっかり見慣れてしまいました。

最後に

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 サンダーバード号は関西と北陸を結ぶ特急であり、大阪=金沢間267.6kmを在来線では日本一の速さで結んでいます。

特に湖西線はほとんど高架線で踏切がなく、カーブも他の在来線よりも緩く、琵琶湖湖畔をトップスピードで走り抜けつつ、琵琶湖ビューは最高と言う列車でもあります。

北陸新幹線が敦賀まで延伸されると運行体系は大きく変わることが予想されますが、しばらくはトップスピードで走る日々は続きそうです。 

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