高輪にあるザ・プリンス さくらタワー東京の最上階の東京タワービューのデラックスルーム(キング)に滞在しましたので、お伝えします。
日本国内でのオートグラフセレクション
マリオットヴォンボイ系列の中でオートグラフコレクションは高級でユニークな:厳選されたホテルと位置づけされています。
マリオットブランドのカテゴリーではライフスタイルコレクションズという上から3番目に位置しています。同じカテゴリーではエディション、ルネッサンス、ACホテルが所属しています。
ロケーションなどにもよりますが、滞在した実感で言うとオートグラフとエディションはほかの二つよりもきめ細やかな感じはします。
日本では今回滞在した、ザ・プリンス さくらタワー東京のほか、メズム東京、ザ・プリンス京都宝ヶ池がオートグラフコレクションとなっています。
ザ・プリンスはプリンスブランドのフラッグシップであり、豪華なだけでなく、プライベートな空間を重視しているようです。
ザ・プリンスはさくらタワー東京、京都宝ヶ池以外に、パークタワー東京、箱根芦ノ湖、軽井沢、ヴィラ軽井沢があります。
同ホテルは2年連続でフォーブス・トラベルガイドのホテル部門で3年連続・四つ星を獲得しています。
宿泊記
アクセス
品川駅・高輪口を出て、目の前の第一京浜(国道15号)を渡ります。目の前の大きなビルであるSHINAGAWA GOOSの前の歩道橋を渡るのが、近道そうです。
歩道を降り、200メートルほど歩き、左折します。
ホテルの名前にもあるさくら坂を300mほど歩くと建物が見えてきます。シンプルな入口であり、AUTOGRAPH COLLECTIONの銘板もあります。
部屋までの導線は入口すぐにフロントがあり、そこから一階のオールデーダイニングのリストランテ カフェ チリエージョを横切り、入口から一番遠くとなるエレベーターホールに行き、そこから上階に向かいます。
エレベーターから遠い部屋は再び、反対方向に歩くこととなります。導線としてはカナカナのコの字を左右反転させたようなイメージです。
最上階タワーサイドのルームにアップグレード
プラチナの特典として、部屋のアップグレードがありますが、同ホテルでも最上階の東京タワーが見えるタワーサイドのキングルームにアップグレードされました。
上級会員向けのカードキーをタッチすると自動的に最上階を指定し、ドアが閉まります。
エレベーターホールにはスパやフィットネスがある地下1階への直通エレベーターもあります。
部屋は46㎡超あり、とても広々としています。水回りやクローゼット部分とベッド部分を区切る引き戸もついています。
ベッドはキング以上と言ってもいいような大きさあり、窓側のソファーセットも余裕をもって設置されています。
充実の装備
テレビ最近入れ替えられたのか狭額縁タイプであり、47インチくらいはありそうです。Wi-Fiパスワードはホテルメニュー画面から確認できます。
ホテルメニューは入力切替ボタンではなく、チャンネルが割り振られているため、テレビ放送からメニューに戻るときは少し戸惑いました。
ホテルに入って、最初にテレビをつけてしまうことが多いのですが、ついつい操作で時間を奪われてしまいます。
横にはソニー製のオーディオプレーヤーがあります。
テレビの横には玉手箱のようなボックスがあります。お菓子でも入っているかと思うと中には充電ケーブルとLANケーブルをはじめとしたステーショナリーグッズが入っています。
何かとゴチャゴチャしやすいものはケースに入れて目隠ししておくというのはなかなかです。
ミニバーは本格的であり、ワインオープナーもあります。冷蔵庫もビッチリとドリンクが置かれています。
ルームウエアはテレビ横のローチェストの中にあり、浴衣とパジャマが置かれています。
クローゼットはアイロンセットとスリッパが置かれています。クローゼットが大きいため、逆に寂しく感じてしまいます。
見事な東京タワービュー
窓からの景色はタワーサイドと名乗るに恥じない立派な景色です。東京タワーと六本木、虎ノ門の摩天楼が見えます。ホテル付近に高層建築がないため、絶景となります。
ウェルカムアメニティ
プラチナ特典のもう一つとしてウェルカムアメニティをリクエストし、白ワインとチョコレートセットとしてみました。
ワインはコルク式であり、辛口であり、運動の後には最高でした。
時間があれば、エグゼクティブラウンジに行きたかったのですが、フィットネスで運動する時間が欲しかったため、ラウンジは次回としました。
現在、ラウンジは同ホテルではなく、敷地内でつながっているグランドプリンスホテル新高輪「クラブラウンジ」の利用となっています。
フィットネス
地下にはジャグジーやサウナがあるスパとフィットネスルームがあります。本格的なフィットネスであります。
トレーニングマシーンの種類が多く、かなり多くの機器を利用し、その後に30分走ると1時間くらいの運動となり、ぐっすり眠ることができました。
本当は時間があれば、サウナにも行きたかったのですが、営業時間が短縮となっているため、いけませんでした。残念。
バスルーム
トイレとバスルームは完全に分かれており、バスルームは床やバスタブ等に大理石が施されています。
バスタブはジャグジー付きであり、入浴剤もあります。ちょっと熱めのお湯でも程よく循環してくれるため、快適そのものです。
シャワーブースにはあらかじめアメニティが置いてあり、気配りが感じられます。ドライヤーもバッグに入れられているのはゴチャゴチャしないでいい感じです。
朝食
朝食は一階のリストランテ カフェ チリエージョとなります。洋食は無料、和食は3,400円のため、洋食に。
窓の先には庭園があり、春であればピンク色一色なのでしょう。洋食メニューは典型的であり、ヨーグルト、サラダ、卵料理であり、スクランブルエッグにしてもらいました。
最後に
建物はかなり古めですが、ルームは改装されており、部屋の装備は充実、物理的にも気持ち的にも窮屈さを感じることはありません。
そして、何よりも、ロビーの雰囲気や部屋の窓からの景色、レストランからの庭園の眺めはプライベート感がありながら、非日常を味合わせてくれ、リピートしたくなってしまいました。