格安海外発券ではあまり登場しないタイ国際航空のビジネスクラスですが、単価が安いルートがありましたので、お伝えします。
ビジネスクラス 台北=オークランド往復
来年の2月の連休時期に試算してみました。
ルート
往路は台北桃園空港を2月13日13:55に出発し、バンコクでは2時間の乗り継ぎでオークランドに向かい、オークランドまでは約6,000マイルあり、飛行時間は11時間10分とヨーロッパに行く並みのフライトとなります。オークランドには20日正午に到着します。
復路はバンコク滞在となります。2月22日におやつ時前にオークランドを出発します。バンコクまでの飛行時間11時間50分となります。
以前同フライトのビジネスクラスを利用しましたが、寝られなく、パソコンで作業をしていましたが、その間にドリンクは常時持ってきてくれた記憶があります。
なぜかコアントローをロックで飲み続けており、瓶一本程空けてしまいました。アルコールもさることながら、糖分取り過ぎだったなと覚えています。
バンコクには当日の20:40に到着します。翌朝のフライトは朝7時過ぎですが、市街地まで足も延ばすことも可能そうです。こうしたご時世、密な楽しみは程々にした方が良いかもしれません。
翌朝は唯一機材の違うボーイング777-300で桃園空港に向かいます。正午前の到着となり、日本への同日帰国も可能であります。
機材はボーイング787-9型機が3回搭乗できます。タイ国際航空のボーイング787-9型機のビジネスクラスは30席あり、1-2-1配列のマイルドヘリンボーンタイプとなります。シートはフルフラットとなります。
シートピッチは61~77インチ、シート幅は21インチとビジネスクラスとしてはとても広いわけではありませんが、スペースは確保されています。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃・予約クラス・プレミアムポイントは下記のとおりです。
運賃 約225,515円
予約クラス Jクラス(125%+400PP)
プレミアムポイント 合計20,300PP
PP単価 11.11円/PP
10円は切れませんが、割高なオークランド路線の中では、かなりの善戦と言えます。以前はソウル発券の同社ビジネスクラスのオークランド往復は17万円台とかあったのですが、最近はあまりないですね。
そうした中で、ポッとタイ国際航空のビジネスクラスが出てきたのは、方針が変わった可能性もあり、今後注目となるかもしれません。
日本への帰国ルート
日本への帰国ルートでは台北=沖縄便が同日に往復ともに乗り継げるようです。エバー航空のフライトとなり、アウトバンドは台北での乗り継ぎ時間は3時間、インバウンドは5時間半と遠路はるばる飛んできても十分に余裕が有ると言えます。
沖縄までくれば、同日に帰路についても良さそうですし、一泊しても良く、なにより、プレミアムポイントのレートが高くなります。
最後に
タイ国際航空は海外発券においてはあまり目ただない存在でした。以前はソウル発券ではかなり安く、マイル修行当初ビジネスクラスで利用したこともあります。
最近は人気なのか、高止まりしていましたが、同社では長距離路線で安い運賃が出てきたのは、再転換があるかもしれません。