スターアライアンス・ファーストクラスでかなり特殊と言うか変態的なルートがありましたので、まとめてみました。
タイ国際航空 ファーストクラス&ビジネスクラス 北京=東京羽田片道
北の都から東の都に大きく遠回りするフライト旅程です。日程は来年3月末となります。
旅程
3月27日の夕方に北京首都空港を出発し、夜9時過ぎにバンコク・スワンナプーム空港に到着します。システム上はファーストと表示されていますが、TGの777-300は2クラス設定であり、ビジネスクラスとなります。
次のフライトはファーストクラスであり、わずか1時間55分の乗り継ぎですが、ファーストクラス搭乗客とロイヤルオーキッドプラス・プラチナ会員しか出来ないロイヤルファースト・ラウンジを利用できます。
そして、23:15発の夜行便で羽田空港に向かいます。機材は今ではレアとなったボーイング747-400のジャンボ機となります。羽田空港には翌朝7時前に到着します。
北京発券でありますが、北京と東京から1,303マイルの距離であり、東京から特典航空券でアクセスするも良いかもしれません。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃・予約クラス・プレミアムポイントは下記のとおりです。
運賃 | 約165,945円 |
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予約クラス | P(150%+400PP) |
J(125%+400PP) | |
プレミアムポイント | 7,648PP |
PP単価 | 21.70円/PP |
片道でファーストクラス込みのため、単価的には20円越えと全くではありますが、北京からビジネスでバンコクまで南下して、また、北上するような不思議なルートではありますが、金額的にはクアラルンプール発のビジネスクラス往復に近い金額と言えます。
ちなみに往復では28万円台と2往復のような感覚ですが、かなり安くなっています。
ちなみにバンコクで滞在時間が長いパターンではJ+Jとなり、バンコク=羽田間はファーストクラスであるもののPP単価は落ちます。どういう仕組みなのかは不明です。
最後に
タイ国際航空の運賃は不明であり、片道のファーストクラスで安いものが突然出たり、全く安くなかったりと不思議な点が多いと言えます。
ファーストクラスの設定は4発機(A380-800とB747-400)と昨今の情勢を考えると絶滅危惧種であり、いずれはファーストクラスがなくなる可能性もあります。
なかなか機会に恵まれませんが、そうした機会が来たら搭乗してみるのも良いかもしれません。