スイスインターナシ ョナル・エアラインズ ホームページより
スイスインターナショナル・エアラインズのアテネ発の香港往復のファーストクラス(長距離区間のみ)の運賃が割安のため、まとめてみました。
ファーストクラスを多く設定している伝統のスイスインターナショナル・エアラインズ
スイスインターナショナル・エアラインズでは、以前のスイス航空の時代からファーストクラスにこだわりがあるのか、長距離用の路線の機材(ボーイング777-300ER,エアバスA340-300,A330-300)においても、ファーストクラスを設定しています。他社では、大型機のエアバスA380-800やボーイング777-300ER型機のみにファーストクラスを設置している中で、座席数が少ないエアバス機でもファーストクラスを設置しており、同国に資産を預託している人向けかわかりませんが、快適にスイスを行き来することができるようにしています。
ファーストクラス・シートスペック
スイスインターナシ ョナル・エアラインズ ホームページより
スイスインターナショナル・エアラインズのファーストクラスのシートスペックは機材により、若干異なりますが、以下の通りです。シートピッチは80-83インチ、シート幅22インチと余裕の広さであります。対象機材はボーイング777-300ER,エアバスA340-300,A330-300の3機材と限定され、いずれも、1-2-1配列の2列であり、合計8席となっています。機材の大きさから比較するとボーイング777-300ER型機が一番余裕のあるスペースのようです。
チューリッヒ空港のファーストクラスラウンジ
スイスインターナシ ョナル・エアラインズ ホームページより
同社のチューリッヒ空港のファーストクラスラウンジは世界的に見て特異なラウンジであります。2室ではありますが、バスルームを備えたベッドつきの個室ルームがあり、ホテルライクに利用することができます。
スイスインターナシ ョナル・エアラインズ ホームページより
事前予約はできないそうで、長時間の乗り継ぎの際に、当日、空き室があれば、とてもラッキーと言えます。ホテル客室が堪能できなくても、ラウンジは352㎡の広さを誇り、1,000本以上のワインが収蔵されており、ワイン好家にとっては、ワクワクする空間と言えます。オープン時間は毎日 6:00 - 22:30です。同ラウンジはスターアライアンスゴールド会員だけでは、アクセス不可であり、スイスインターナショナル・エアラインズのファーストクラスに搭乗する利用者向けとなっており、敷居の高いラウンジとなっています。
ファーストクラス アテネ=香港
ルフトハンザグループの期間限定のプロモーション運賃のようであり、5月から6月限定のようです。
旅程
往路は5月4日の17:50にアテネ・エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港を出発し、チューリッヒには19:35に到着します。この区間はビジネスクラスであり、シートはエコノミーとシートピッチは同一であり、3-3のエコのシートの真ん中を空席にしたシートであり、手狭に感じますが、サービスはビジネスクラスであり、食事やドリンクはビジネスクラスであります。チューリッヒから香港まで、ボーイング777-300ERのファーストクラスであり、同社のフラッグシップ・ファーストクラスです。香港には5月5日の夕方16:30に到着します。
復路は4月16日の深夜23:45に出発し、チューリッヒには、翌朝の6:10に到着します。乗り継ぎ時間は約3時間でアテネに向かい、アテネにはお昼過ぎに到着します。香港からチューリッヒまではボーイング777-300ER型機であり、余裕のファーストクラスであります。
運賃・予約クラス
運賃は日本円で約、330,247円です。ファーストクラスではありますが、ビジネスクラスと同等の運賃と言えます。チューリッヒ=香港間はファーストクラスであり、予約クラスはAクラスです。チューリッヒとアテネ間ではビジネスクラスですが、Jクラスであり、いずれも、150%加算となります。ファーストクラスは聖域のためか、加算率は良いです。
積算マイル・プレミアムポイント
ファーストクラスのPP単価は概して、良くないですが、試算をしてみました。以下の通りです。
積算マイルは20,388マイルであり、プレミアムポイント21,988PPであり、PP単価は15.02円/PPであり、マイル修行としては良くありませんが、日本発のANAのエコノミー往復と比較すると割安であり、ファーストクラスに搭乗できるフライトとしては破格であります。
最後に
ファーストクラスとしては、エアライン黎明期から提供しているスイスインターナショナルであり、サービスも期待できます。また、大量のプレミアムポイントを獲得できるのはなかなかであります。マイル修行だけでなく、出発地のアテネについては、歴史的建造物だけでなく、魚介類を中心とした料理も充実しており、ただ飛行機に乗るだけでなく、色々と楽しい地でもあります。
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