上海発券のスリランカ航空のビジネスクラス往復が相当安いため、まとめてみました。
スリランカ航空のビジネスクラス
スリランカ航空ではインド・アジアのフライトが中心であり、ロンドン便などで活躍するフラッグシップ機はエアバスA330-300/200となります。今回のルートでも搭乗することができます。
スリランカ航空ホームページより
A330シリーズのビジネスクラスのシートスペックは下記のとおりです。
リクライニングフルフラットとなり、タイプはヘリンボーンタイプの1-2-1配列と2-2-2配列となります。ヘリンボーンタイプの改修が進んでいますが、そうでないものもあるようです。
同社ホームページでは下記のとおり、記載されています。
長距離路線はワイドボディのA330-300機の新しいビジネスクラスを体験していただけますが、それは弊社機体群の中で順次展開しています。お客様のフライトが新しいビジネスクラスに対応しているかはお近くのチケット事務所にお尋ねください。
今回のルートでは1フライトあたり、10時間以内のフライトであり、フルフラットシートである恩恵が大きいため、どちらのタイプでもあまりストレスはないと言えます。
機内食についてはご当地料理のスパイスの効いた料理が食欲をそそりそうです。
ビジネスクラス 上海=マレ往復
今回は9月の連休シーズンにて試算してみました。
旅程
往路は9月20日金曜日未明、1:20に上海浦東空港を出発します。スリランカ・コロンボには5:40の到着となります。100分の乗り継ぎでモルディブ・マレに向かいます。マレには朝8:15に到着します。
復路は9月23日月曜日の朝9:25にマレを出発し、コロンボには14:15に到着します。乗り継ぎ時間は3時間弱となり、14:15にコロンボを出発します。上海には23:50に到着します。機材は全区間A330と、ワイドボディ機となります。
日本からの乗り継ぎをJALで考えてみると行きはJL879便(成田19:25発上海21:45着)がうまく乗り継げそうです。帰りはJL872便(上海発9:00成田着13:00着)と上海で1泊が必要です。
一方でANAの場合、行きはNH971便(羽田発18:30上海着20:35)でうまく接続でき、帰りはNH968便(上海発1:45 羽田着5:40)とスリランカ航空に遅れがなければとても良い接続となります。
いずれにしてもマイルを利用した特典航空券であれば、税金やサーチャージのみで持ち出しは済むため、どちらの航空会社を利用するのも良いと言えます。
上海で1泊してホテル修行というのも良いかもしれません。
運賃・予約クラス・FOP
運賃・予約クラス・FOPは下記のとおりです。
運賃 約81,328円
予約クラス 全区間Iクラス(100%加算)
FLY ON ポイント 7,336FOP
FOP単価 11.09円/FOP
積算率が100%ながら、8万円台と破格のため、FOP単価は、10円切れは未達のものの、持ち出しが少なく、優秀な単価と言えます。コロンボでの乗り継ぎ時間は往復ともに3時間以内であり、比較的スムースと言えます。
上記は日本発運賃です。金曜日発は高いため、土曜日発で復路は同じ23日発で試算すると168,010円と倍以上のコストとなります。乗り継ぎが少ないとは言え、上海発券が圧倒的な安さです。
最後に
日本発のモルディブ行きは上海発の倍近い運賃がします。特典航空券で行けば、その分をセーブできます。
コスト削減でも良いですし、削減できた分でホテルを豪華にすることもできそうです。リゾートをアップグレードして楽しめるだけでなく、マイル修行も一級の単価で兼用できるのは同ルートの良いところとも言えます。