シンガポール航空ホームページより
シンガポール航空といえば、関西空港に世界初就航するボーイング787-10のビジネスクラスの特別運賃が衝撃的でありますが、仁川発シドニー行きのプレミアムエコノミー運賃も割安なため、まとめてみました。
シンガポール航空プレミアムエコノミー
シート
シンガポール航空ホームページより
ボーイング777-300ERでは、2-4-2の座席配列で、シートピッチは96.5センチ、シート幅は最大49.5センチであり、リクライニングは最大20イセンチです。レッグレストとふくらはぎまで休めることのできるカーフレストを装備しています。
モニター・電源
シンガポール航空ホームページより
モニターは13.3インチであり、シート電源は座関側に1つ、USBポートは座席側に1つとモニター横に1つ設置されています。最大3つの充電ができるため、カメラやスマホ、パソコンなど着いた日に移動が多い場合など、機内で充電を満タンも可能であり、便利です。
プレミアムエコノミー 機内食「ブック・ザ・クック」
シンガポール航空ホームページより
出発の24時間前までに出発地ごとに設定されたメニューから機内食を選択できます。今回の場合、仁川、シンガポール、シドニーの各地からそれぞれ5-7種類の食事を選択できます。機内で選択するよりも種類が多く、是非利用した方が良いサービスです。
また、シャンパンも堪能することができます。
優先搭乗・チェックイン
チェックインカウンターや搭乗の際、優先搭乗ができます。シドニーなど混雑している場合には、便利だと思います。
ラウンジ利用
写真左 仁川空港アシアナラウンジ 写真右シドニー空港シルバークリスラウンジ※
※時間帯によっては営業していない場合があります。
シンガポール航空のプレミアムエコノミーでは、ラウンジ利用の提供はありません。ANAのスーパーフライヤーズカード会員であれば、スターアライアンスゴールドメンバーでもあるため、仁川ではアシアナラウンジ、シンガポールではクリスフライヤーゴールドラウンジ、シドニーではシルバークリスラウンジが利用できます。
ANAマイルでのアップグレードは不可
ANAマイレージクラブではスターアライアンスアップグレード特典なる上位クラスのシートに空席が有れば、距離数に応じたマイルを利用することにより、アップグレードが可能ですが、シンガポール航空のプレミアムエコノミーからビジネスクラスへのアップグレードは不可となっています。より広いシートを確保したい場合は、プレミアムエコノミー最前列の座席を予約購入時に別途有料(長距離の場合、1フライト1万円弱)で指定する必要があります。
ソウル発シドニー行きプレミアムエコノミー往復
旅程
ソウル発シドニー行きプレミアムエコノミー往復を検索してみました。今回は、7月の海の日付近の連休に合わせてみました。
7月13日金曜日の未明にソウルを出発し、翌朝シンガポール・チャンギ空港に到着し、4時間30分の乗り継ぎでシドニーに向かい、シドニーには夜8時過ぎに到着します。復路は7月16日の18時過ぎに出発し、シンガポール・チャンギ空港には7月17日未明に到着します。2時間の乗り継ぎで、仁川に向けて出発し、ソウルには朝10時前に到着します。合計4フライトとなり、いずれのフライトもボーイング777-300ER型機となります。
運賃・予約クラス
運賃は日本円で約133,099円となります。予約クラスPクラス(ANAマイレージクラブでは100%加算、搭乗ポイント400ポイントも付与)となります。
積算マイル・プレミアムポイント
積算マイル・プレミアムポイントは以下の通りです。
積算マイルは13,548マイルで、プレミアムポイントは15,148PPとなります。PP単価は8.79円とプレミアムエコノミーとしてはかなり割安です。
最後に
ANAのシドニー便のプレミアムエコノミーでプレミアムポイントを積算するのも効率が良いと言えますが、なかなか安い日がないため、シドニーに行ってみたい場合は、ソウルまで往復チケットは別途用意が必要ですが、10万円台前半で購入可能なシンガポール航空のプレミアムエコノミーで行くというのも良いと思います。