プーケットと言うとシルクエアーと思っていましたが、純正シンガポール航空発券となった東京往復の運賃をチェックしてみました。
シルクエアーとシンガポール航空の統合
シルクエアーは資本的にはシンガポール航空の傘下でありますが、マイレージ的にはちょっと違うようでした。ANAマイレージクラブ会員にとってはNH*Gであっても、シンガポール航空とは扱いが違い、ひもじい思いをしたこともありますが、統合がされるとSQ便名となるため、NH*Gの効用があります。
また、SQ便となれば、サロンケバヤ着用のCAさんも見ることが出来るかもしれません。今の時代はサロンケバヤを着用させること自体が問題点もなり得るので、動きやすいユニバーサルなジャージみたいな制服になったりするかもしれません。
それはそれでいいかもしれません。ジャージみたいな制服と似たパジャマだったりするとある意味一体感ができるかもしれません。
脱線しましたが、シンガポール航空とシルクエアーの統合(シルクエアー便がSQ便に巻き取られるということですが)は2021年内にかなり進むと言われています。
シルクエアー便は意外と東南アジアでは台頭しており、クアラルンプール線では一往復を除いて、シルクエアー便であり、これがSQ便となるとプレミアムポイントの単価は改善します。
また、アジアの穴場であるコロンボ発券でもシルクエアー化が進んでいましたが、これがSQ便となると旅程の選択肢が増えると言えます。
日本に限ると広島線がシルクエアーであった記憶がありますが、新コロでかすれていますが、これがSQ便となると意外と選択肢としてはあるかもしれません。
また、中国の南部都市はシルクエアーが多かったのでそこがSQになると中国発券日本往復と言う変態路線もあり得るかもしれません。
シンガポール航空ビジネスクラス プーケット=羽田往復
今回はシルクエアーからの移管第一弾のプーケット発券の羽田往復を検索してみました。旅程は8月14日プーケット発の8月21日未明初と言うダイヤモンド修行佳境の日程としてみました。
旅程
往路は8月14日の朝にプーケットを出発します。SQ機材としてはお初なボーイング737-800型機となります。インフライトエンターテイメントは改造するとのことですが、もろ絹航空に近いと言えます。まあ、短距離であり、マリンドエアと比較するといいのかもしれません。
チャンギ空港での乗り継ぎは50分とSQネットワークの良さなのかもしれません。羽田には同日の22時前到着であり、都民の方にはいい時間帯かもしれません。
復路は8月21日土曜日未明の2時に羽田を出発します。リモートワークとか言っても上空での通信の難義を考えると地上にいるうちに仕事を終えて、ミッドナイトではありますが、落ち着いて搭乗できるのは忙しい人にはいいかもしれません。チャンギ空港には朝8時に到着し、2時間で乗り継ぎが可能であり、プーケットには11時前に到着します。
昼下がりのプーケットはまったりできるのでいいかもしれません。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃・予約クラス・プレミアムポイントは下記のとおりです。
運賃 約173,116円
予約クラス Dクラス(125%+400PP)
プレミアムポイント 11,338PP
PP単価 15.27円/PP
統合間もないためか、単価は割高でありますが、これまで絹区間であったことを考えると改善かもしれません。これからMHやJLの安い部分に切り込んでいくことを期待したいと思います。
最後に
2年前ぐらいに記事にしたシルクエアーとシンガポール航空との統合がようやく現実化しており、SQネットワークの拡充がどうなるか気になるところであります。新コロでぼやけてしまいましたが、スターアライアンスにとっては大きな動きであり、ANAが動けない状況では要注目かもしれません。