シンガポール航空のキャンペーンの名古屋発ビジネスクラス往復10万円はプレミアムポイントを積算する上でメリットが有るのか考えてみました。
キャンペーン概要
販売期限 2018年7月27日まで
旅行期間 2018年07月28日(土) から 2018年09月30日(日)
旅行完了期限 2018年10月31日(水)まで
予約クラス 125%
払戻 不可
予約変更 可能(予約変更手数料と同一の運賃がない場合は、差額支払要)
予約人数 1人から
最低/最大滞在 2日/1か月
適用除外日 日本発8月10日~13日 シンガポール発8月15日~19日
本来のビジネスクラスでは、払い戻しや予約変更などフレキシブルでありますが、キャンペーンでは、出張利用というよりも旅行利用に適していると言えます。
10万円で購入できる日はどれくらいあるか
10万円で購入できる日がどれくらいあるかグーグルフライトにて8月5日を往路としてカレンダーを見てみました。以下の通りです。(7月15日現在)
思いのほか8月に空いている期間が多く、逆に9月の方が運賃は高くなっています。日曜日発と使い勝手は悪いですが、夏休みシーズンですので、月曜日に休暇をとれば、海外発券と組み合わせて修行もできます。この夏はシンガポールの方が日本より涼しいかもしれませんので、8月に修行するのもよいかもしれません。
運賃と積算マイル・プレミアムポイント
旅程は下記の通りです。
最新鋭のボーイング787-10型機を往路・復路ともに利用できます。帰りは夜行便のため、フルフラットのシートでぐっすり眠ることもできるかもしれません。
運賃は104,490円です。
ANAマイレージクラブでの積算マイルは往復で、3,127×125%×2=7,817マイル、プレミアムポイントは((3,127×125%)+400)×2=8,617PPとなり、PP単価は12.13円/PPと激安ではありませんが、最新型のボーイング787-10型機を利用できるほか、5スターエアラインのビジネスクラスを堪能できることが最大のメリットと言えます。
名古屋発で他社のビジネスクラスはどうか
中部国際空港発で、プレミアムポイントが加算可能で全旅程をビジネスクラスに搭乗し、シンガポールに行ける航空会社はアシアナ航空とエアチャイナとタイ国際航空が計画を立てやすいと思います。その中で、トータルの距離が一番長く(合計3,945マイル)比較的安いと言われているエアチャイナと比較してみました。
シンガポール航空と同一日程の場合
8月の同一日程にて検索をしてみました。
8月5日発の8月11日に戻る日程の場合、281,270円と人気なのかシンガポール航空の2.7倍となっています。8月全般は高くなっており、キャンペーンとは言え、シンガポール航空の方が8月利用の場合は安いと言えます。
11月の場合
オフシーズンともいえるエアチャイナのビジネスクラス運賃を検索してみました。
オフシーズンとなるとビジネスクラスでは99,870円となり、安さが際立ちます。11月は全般に安く計画も立てやすいと言えます。また、直行便のシンガポール航空ですと3,127マイルですが、北京を経由するため、乗り継ぎが発生し、トータル3,945マイルでかつ、往復で4回フライトがあるため、ANAマイレージクラブにおけるプレミアムポイントで搭乗ポイントも積算されます。金額的にはシンガポール航空のキャンペーン運賃とほぼ近いですので、PP単価は良いと言えます。
最後に
今回のシンガポール航空のキャンペーンは8月に休みがとりやすい人にとっては、メリットがあり、最安運賃はすぐに売り切れてしまいますので、早く購入した方が良いと言えます。ただし、東京にお住いの場合、セントレアまでの移動費用(新幹線または飛行機または夜行バスなど)に加えて、セントレア発が10:30と比較的早いため、セントレアのスターアライアンス・ラウンジを堪能することまで考えると、移動手段によっては、前泊費もかかるため、そこまで含めてメリットが有るか検討は必要です。