シンガポール航空の期間限定セールであるブラックフライデー割は安いのかどうか調べてみました。
ブラックフライデー割
シンガポール航空ではSQワンダーラスト、ブラックフライデー割と言う事で、11月13日からセールを実施しています。
概要は以下のとおりです。
予約・販売期間 2024年11月13日 午前10時00分~11月29日 午後23時59分
対象搭乗期間 2025年4月1日~2025年9月30日
対象クラス ビジネスクラス、エコノミークラス
予約クラス ビジネスクラス D(125%+400PP)
エコノミークラス V/K(積算なし)
旅行種別 往復のみ
割引率 シンガポール以遠:15%オフ
シンガポール以遠スクート乗継:21%オフ出発地 成田、羽田、中部、関西、福岡
目的地 デンパサール*、スラバヤ、ジャカルタ、メダン
クアラルンプール、ペナン
バンコク、プーケット*
マレ(モルディブ)、コロンボ
ヨハネスブルグ、ケープタウン
クラビ、チェンマイ、ハートヤイ
ジョグジャカルタ、マカッサル
*シンガポール航空運航便のみ対象
積算率はANAマイレージクラブのプレミアムポイント積算率です。
しかし、対象外のルートもあります。
中部、福岡発ビジネスクラスのデンパサール(バリ島)、クアラルンプール、ペナン、バンコク、プーケット、マレは割引対象外です。
あらら、前回の記事でふれた最も安い、セントレアとデンパサール間が何と対象外となっているではありませんか。
安いルートを探してみた
後悔しても仕方ないので、別のルートを探してみました。すると、名古屋⇔ジャカルタが180,610円でありました。かなり先の2025年の5月中旬のフライトであります。乗り継ぎ自体は良く、機材はB787-10とB777-300ERなので、快適なフライトはできそうです。
予約クラスはDクラス(125%+400PP)であり、プレミアムポイントはトータルで10,784PPであり、PP単価は16.75円/PPとなります。
あれれ、名古屋⇔デンパサールが!!
ダメもとでNGO⇔DPSのビジネスクラスを検索するとどうした事か2025年の5月ではありますが、168,650円で出てくるではないですか。
これは前回のSQワンダーラスト 名古屋就航35周年記念割(2024年10月17~10月29日の13日間限定タイムセール)と同じ運賃ではありませんか。
旅程としては1時間乗り継ぎであり、チャンギ空港でラウンジを堪能するには短いですが、旅程を短くしたい人にとっては好都合であります。機材は全区間B787-10となっています。
予約クラスは前回同様Dクラスであり、125%+400PPとなります。前回と同じと言う事はプレミアムポイントは12,010PPであり、PP単価14.04円/PPと15円を下回っています。ブラックフライデー割では対象外の路線が最安値と言うのはどういう事でしょう。
90日前運賃
どうやらブラックフライデー割とは別の割引運賃である90日前運賃のようであります。条件は以下の通りです。
名古屋、福岡発シンガポール、バンコク、プーケット、デンパサール(バリ)、クアラルンプール、ペナン、マレ(モルディブ)行きのビジネスクラス航空券を 90日前 までに予約するビジネスライト運賃が対象。
シンガポール行き 207,230円 ~ 、東南アジア行き 166,460円~ 、モルディブ行き 283,960円 ~
と言う事です。セントレアからデンパサール間が最も距離が長く、一番安い運賃となっています。どっちにしても90日前より前に予約・購入なのでワンダーラストでなくてもメリットがあると言う事になります。
何だ、期間限定セールと言って、名前を変えて延長しているたげとがっかりする人もいれば、前回は3月末までの搭乗で、今回は4月以降に搭乗できると言う事で朗報としてとらえる方もいることでしょう。年中キャンペーンやってる感はあります。
最後に
シンガポール航空のブラックフライデー割のビジネスクラスが安いかどうか調べてみました。前回、前々回の期間限定セールと比較すると最安値、設定路線は限られてしまいますが、それでも往復20万円以下のビジネスクラスがあったりします。
そして、名古屋⇔デンパサール間はブラックフライデー割ではありませんが、前回のセールで同等の運賃が設定されています。これは好評だったから形を変えて継続したのか、シンガポール航空の名古屋路線のビジネスクラスの搭乗が芳しくないため、セールをしているのか不明ですが、マイル修業としての活路はありそうです。