ゴールデンウィーク中盤の5月2日発の上海からヨーロッパへのプレミアムエコノミー往復が超お得のため、まとめてみました。
スカンジナビア航空のプレミアムエコノミーをサクッと紹介
ANAやシンガポール航空と同一の航空連合である「スターアライアンス」に加盟している同社はデンマークの首都のコペンハーゲンとスウェーデンの首都、ストックホルム、そして第二の都市であるヨーテボリ、そして、ノルウェーの首都であるオスロを主要拠点としています。
そして、欧州の主要都市に接続ができるため、ルフトハンザやブリティッシュエアウェイズなどのメガ航空会社にも匹敵するネットワークを有しているとも言えます。
さて、スカンジナビア航空のプレミアムエコノミーはSAS PLUSという名称で呼ばれています。長距離国際線では、プレミアムエコノミー専用のシート、欧州域内ではエコノミーと同等のシートですが、食事が付き、前方座席を指定することが可能です。有償チケットついては、ANAマイレージクラブではマイレージ積算率は長距離・欧州域内ともに
積算率は100% 、搭乗ポイント400PPも積算
となります。
シート
飛行機の旅で一番気になるのがシートの広さです。プレミアムエコノミーはエコノミークラスと比較してシート幅が広く、一番気になる前後の間隔も広いのが特徴です。
では、スカンジナビア航空のプレミアムエコノミーのスペックは下記のとおりです。
シートピッチ38インチ(約96.5センチ)
シート幅18.3インチ(約46.5センチ)
とANAなどのプレミアムエコノミーのシートと同等スペックと言えます。
ANAと違うのは、長距離路線ではWi-Fiが無料で提供される点が大きいと言えます。ANAの場合、ファーストクラス搭乗以外の場合は、ダイヤモンド会員でも有料であり1フライトあたり2,000円前後かかるため、大きいと言えます。
往復10万円のプレミアムエコノミー往復詳細
旅程
ゴールデンウィークの真ん中とも言える5月2日に、上海浦東空港(PVG)を午後一に出発し、コペンハーゲンには同日の夕方に到着し、乗り継ぎ時間も90分と良好で、短時間のフライトでアムステルダムに到着します。
長距離区間は民間機では最早レジェンドとも呼ばれるエアバスA340-400であります。エンジンが4つあるため、安心感があるとともに、1基当たりエンジンのノイズは小さいため、機内は快適とも言えます。
なお、機齢は経過していますが、シートは刷新されているため、機内では経年感は感じないと言えます。
復路は5月6日にアムステルダムを出発し、コペンハーゲンの乗り継ぎも往路と同様に良く、上海には翌日10:55に到着します。この旅程であれば、同日に日本にも到着することが可能と言えます。
怒涛の10連休を1日はみ出ていますが、連休の前半を出社して、5月1日から休み代わりに7日を休むと可能な旅程とも言えます。そして、こうした休み方で、日本から上海の往復が安く済ますことができる、もしくは、特典航空券での上海往復をゲットできる可能性もあり、2019年の航空券が暴騰したゴールデンウィークを安上がりに済ます裏ワザとなりえるとも言えます。
運賃・プレミアムポイント
運賃は日本円で約109,650円
となります。
プレミアムポイントは往復で13,368PP
となります。
プレミアムポイント単価は8.20円
と往年のANAクアラルンプール発券のプレミアムエコノミー往復を彷彿とさせます。
ビジネスクラスへのアップグレードのチャンスも
スカンジナビア航空では、オークションアップグレード制度を導入しています。SAS PLUSからの片道あたりのアップグレード金額は4~8万円はかかると思いますが、ベースが安いので、ビジネスクラス運賃よりも結果的に安く搭乗できる可能性もあます。
ただし、アップグレードに成功した場合もマイルやプレミアムポイント積算は元のクラス、すなわち100%加算となるのは留意していただきたいところです。
入札期限は出発時間の48時間前であり、それまでに入札最低価格をわずかに上回る入札金額を入れておく、最低入札価格で幸福が訪れるかもしれません。
最後に
2019年の日本からゴールデンウィークに快適なビジネスクラスで行くことはかなり厳しいと言えます。
しかし、近隣国の空港を活用し、さらに入札アップグレードを利用すれば、日本発の運賃よりもはるかに上級会員ポイントであるプレミアムポイントが積算できると言えます。
さらに、ビジネスクラスへの搭乗もできる技もあり、色々と工夫してみるのが面白い年かもしれません。