カタール航空のビジネスクラス、ストックホルム=香港往復が14万円台とこれまでで破格のため、まとめてみました。
カタール航空の北欧路線
カタール航空の北欧路線は以下のとおりです。
ストックホルム、ヨーテボリ、コペンハーゲン、オスロ、ヘルシンキ
の5路線であります。
ストックホルム、コペンハーゲン、オスロはスカンジナビア航空でのハブである他、欧州のキャリアが多く乗り入れるています。LCCも就航しており、便利であります。
もちろん、ヘルシンキはカタール航空が加盟するアライアンス「ワンワールド」に加盟しているフィンエアーの拠点でおり、接続性やワンワールドマイル修行をするにあたってはベストな地点であります。
加えて、コペンハーゲンはグリーンランドへの玄関口としてグリーンランドに行く際には利用することとなります。
距離的に近いアイスランドの首都レイキャビクからグリーンランドにアクセスするルートもありますが、運賃が高い上に、毎日運航ではないため、短期間での移動を考えると厳しいと言えます。
また、エアグリーンランドはアライアンスとのマイレージ提携をしていないため、マイルでチケットを得ると言うのが厳しく、有償となります。
しかも、その運賃はかなり高く、マイラーにとってはアクセスの難しい場所であります。
そんなコペンハーゲンからアジアまでのルートが安いのは魅力的であります。
ビジネスクラス ストックホルム=香港往復
旅程はスクリーンショットのとおりです。
正月明けにアジアに戻り、2月の連休に欧州に向かうルートです。アジア行きは全便残念ながらQスイートではありませんが、復路は全便Qスイートとなります。
運賃は約143,831円であり、予約クラス Rクラス(125%加算)となります。FOPは16,972FOPであり、FOP単価は8.47円/FOPと世界一のビジネスクラスがFOP単価8円台で利用できます。
日程が合わない場合は
前述のとおり、カタール航空では北欧の主要都市に就航しています。その都市からストックホルムに次いで安い運賃がよく出てくるルートを確認してみました。
コペンハーゲン=香港往復
こちらは全区間Qスイートとなります。運賃は約180,337円となり、FOPは16,958FOPとなります。FOP単価は10.63円と10円越えではあるものの日程はこちらの方が選択肢はありそうです。
その他都市
他のルートとしてはボルボの城下町であるスウェーデンのヨーテボリ(GOT)発券の香港往復が17万円台であります。FOPは17,174FOPとなり、単価的には10円前後であります。
少し魅力に欠けますが、20万円以下であり、日程に合わせて、ストックホルムとヨーテボリを組み合わせて設定するのも面白いかもしれません。
機材についてはドーハ=香港間ではほとんどQスイートですが、ドーハ=ヨーテボリ間はボーイング787となります。
多くの欧州の会社がナローボディの機材を飛ばしている中で、ワイドボディしかもボーイング787型機を利用しているのは贅沢であります。
スウェーデン空港は針葉樹に囲まれているところが多く、雪のない季節はとても心が癒される場所にあります。離着陸時の光景や空港を一歩外に出た時の空気がとても良い感じです。
最後に
カタール航空の北欧発券は以前も記事にしましたが、北欧の就航地で年に数回安いことがあります。
今回はストックホルム発券がこれまでよりも抜群に安く15万円いかとなっています。
日程が合わない場合でも、同様に北欧発券で20万円をくぐるルートもあり、色々選択肢があり、ワクワクします。
来年はワンワールドエメラルド修行をしてみようかなと考えさせてしまうルートであります。