単価が安いで有名なカタール航空ビジネスクラスですが、30万円あったらどこまで行けるか考えてみました。まずはシンガポールから考えてみます。
シンガポールから行ける面白ルート
シンガポール=マレ(モルジブ)往復
シンガポールからモルジブに行くなら、シンガポール航空で直行した方が良いですし、ワンワールド会員であれば、スリランカ航空でコロンボ経由にて行くのが常套と言えますが、なぜかドーハ経由となっています。
飛行距離は往復で11,832マイルであり、FLYONポイントは14,790FOPとなります。気になる運賃は約268,648円と単価的には18.27円/FOPとダメダメですが、日本からロサンゼルス往復と考えると安いと言えます。
シンガポール=ニューヨーク(JFK)往復
世界の首都と言われるニューヨークであり、シンガポールからニューヨークは最も遠い大都市間でもあります。スターアライアンスであれば、シンガポール航空のノンストップニューアーク往復が有効ですが、ワンワールドの場合は、東京経由のJAL、香港経由のキャセイパシフィック、ロンドン経由のブリティッシュエアウェイズとなりますが、カタール航空も負けていません。
ドーハ`ニューヨーク間はA350-1000と最新のフラッグシップ機材を投入しています。
飛行距離は往復で21,126マイルであり、FLYONポイントは26,408FOPとなります。気になる運賃は約326,762円と単価的には12.37円/FOPと高めですが、JALやキャセイパシフィックの70I攻撃を受けるよりはいいかもしれません。何より、Qスイートが利用できるのがいいかもしれません。
さらに西に行くと
さらに西に行き、アメリカの西海岸シアトルまでストレッチしてみます。するとドーハでの2時間ほどの乗り継ぎで、往復することが出来ます。
往復で22,544マイルであり、ドーハ=シアトル間は7,412マイルもあり、北極近くを飛ぶのか興味深いところでもあります。
FLYONポイントは28,180FOPとなります。気になる運賃は約317,486円とニューヨーク往復よりも距離が長いにもかかわらず、安くなります。単価的には11.27円/FOPとなかなかの単価となります。
他の西海岸の都市、サンフランシスコ、ロサンゼルス、メキシコシティなど調べてみましたが、40万円越えであり、シアトルが最長距離のようです。
最後に
カタール航空ビジネスクラス往復30万円でどこまでいけるかについて、シンガポールからどこまで行けるかチェックしてみましたが、最長はシアトルでした。シンガポール=シアトル間はシンガポール航空がノンストップフライトを提供していますが、全く遠回りをして安上がりになるのであれば、検討したいところでもあります。