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カンタス航空 超ロングルートはボーイングばかりなのはなぜか?

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B789

カンタス航空でロンドン=パース=メルボルン間で運航され、北米からシドニーにノンストップ超長距離飛行試験も実施していますが、機材はすべてボーイングとなっています。そこに理由があるのか調べてみました。

超ロングフライト

フライトルート

カンタス航空では来年からロンドンとオーストラリア大陸をノンストップで結ぶフライトを就航させます。スケジュールは下記の通りです。

区間マイル数でいうとロンドンとパース間が9,009マイル、パースとメルボルン間が1,681マイルと合計で1万マイルを超えるルートです。

QF9 MEL 16:50→ PER 17:50        PER  19:20→LHR  5:05+1

QF10 LHR 11:50→PER 12:30        PER 14:00→20:25

ロンドンとパース間は約ノンストップ17時間飛行で、エコノミーでは乗りたくない時間です。

ビジネスクラスであれば、シートが良ければ普段の睡眠不足も解消できるぐらい眠れるかねしれません。 

長距離運用されているボーイング787-9

カンタス航空で今回受領したボーイング787-9型機の客室のレイアウトは以下の通りです。合計236人の乗客を一気に大陸間を移動できます。

ビジネスクラス 42席 1-2-1配列

プレミアムエコノミー 28席 2-3-2配列

エコノミー 166席 3-3-3配列

 ANAのボーイング787-9型機の246席仕様では、ビジネスクラス40席(1-2-1配列)、プレミアムエコノミー14席(2-3-2配列)、エコノミー192席(3-3-3配列)に近く、プレミアムエコノミーの席が多いことからするとエコノミーの席は17時間のフライトでは辛そうです。

ボーイング787-9の機内

機内は座席や照明、シートモニターなどのエンターテイメント装置、荷物収納から機内食用の荷物まで軽量化を図っているそうです。インテリアはオーストラリアの工業デザイナーのDavid Caonが担当しており、同氏は香港やシンガポールのカンタスラウンジも演出しているそうです。 

ビジネスクラス

ビジネスクラス

カンタス航空ホームページより

ビジネスクラスはビジネススイートと呼ばれ、フルフラットの座席タイプで個室感があります。 このシートで時間の許す限り眠ってみたいところです。

プレミアムエコノミー

プレミアムエコノミー

カンタス航空ホームページより

プレミアムエコノミーは業界標準の38インチのシートピッチであり、座席幅は22.8インチで、エンターテイメントはパナソニック製で、モニターはHD解像度です。 

エコノミークラス

エコノミークラス

カンタス航空ホームページより

エコノミークラスは3-3-3の配列と詰め込み仕様ですが、ドリームライナーと呼ばれる快適な機内とあわせてどれほどの乗り心地が気になるところです。 

北米からシドニーへノンストップフライトの試験を実施

カンタス航空では上記の既に就航している超長距離ルート以外に北米とのノンストップフライトを計画しており、それにあたって、試験を行っています。

その目的は飛行機の性能と言うよりは20時間近い時間を機内で過ごした場合の乗客、乗務員の人体への影響のようです。

www.bloomberg.co.jp

www.cnn.co.jp

この試験機はボーイング787型機であり、機内での環境は人間にとっては最も良い機材であり、その中で得られたデータを今後の就航に当たってフィードバックしていくとのことです。

快適シート

結果からシートピッチを広くしたり、シート配列が少なくなったりすると利用者にとっては望ましいのですが、利用者の満足と人体への影響度をギリギリのラインでシートを構成されるかもしれません。

なぜボーイングばかりなのか

カンタス航空

カンタス航空ホームページより

ロンドンから定期運航に入ったパース線はボーイング787-9、ロンドンとニューヨークからのノンストップ便の試験機もボーイング787-9型機です。なぜ、ボーイングばかりなのか考えてみました。

現時点で同社がノンストップ長距離で運用できるのはボーイングのみ

同社では、現在ワイドボティ機はエアバスA330-300、A380-800、ボーイング787型機、747-400型機です。

ノンストップで効率が良いと考えるとボーイング787型機であり、こうした点からパース路線はボーイング787型機であり、試験飛行も長時間飛べると言う条件のボーイング一択なのでしょう。

シドニーとロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク間は大型機でないと

現在はパースとメルボルンとロンドンですが、シドニーとロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク間となると座席数を確保しつつ、ノンストップでフライトで出来る機材でないと競争力や収益面で割が合わない可能性があります。

同社ではエアバスA350-1000とボーイング777Xにてその解決を考えているようです。前者はすでに商用飛行に入っており、同社が運行しているエアバスシリーズと操縦面では共通するところが多いと言えます。

後者は商用飛行が2021年以降にずれ込み、同社では扱ったことのないボーイングシリーズで且つ、超長距離飛行という未知のフライトもこなさないといけません。

そうした意味では実用化という面ではエアバスの方が採用される可能性があるかもしれません。

最後に

カンタス

カンタスではボーイング787-9型機の導入が先行しており、同機は長距離の航続性能が高いため、ボーイング機ばかりが長距離と言うイメージかあるようです。

しかし、実際ルートが確定し、早期実現という観点からすると、A350-1000の方が早期に納入可能であり、超長距離便はA350-1000一択となるかもしれません。

その頃まではボーイングと言うイメージが強く印象にあると言えます。

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