プレミアムクラスの案内メールに微妙な感じを覚えましたので、書いてみました。
2日前の昼にANAからメールが
いつもANAをご利用いただきありがとうございます。
弾丸 様の以下のご予約の便は、プレミアムクラス設定便です。※
プレミアムクラスへアップグレードいただくと、広くて快適なシートをお楽しみいただけます。
アップグレードはご搭乗前日までの変更がおトクです。※搭乗日3日前の18:00時点の運航状況・予約情報をもとにお送りしております。その後の状況により、欠航時やアップグレード・解約を含む予約変更済みのお客様にも配信される場合がございますが、ご了承ください。
あまり普段、こうしたメールが来ないのでちょっと不思議な感覚であります。2日前であれば、午前0時に発出したが良いのではないかと思いますが、深夜に驚かせないと言う事なのか、深夜0時の出待ちで満席になるのを鑑みてか不明ですが、正午でした。
個人的には国際線のなかなか落ちて来ないトラウマから、深夜0時出待ち組で、日が変わった瞬間にアップグレードをかけてしまいましたので、メールの有難みはありませんでした。
快適なシートで心地よい空の旅を!ということで、かなり広角のレンズで撮影しているのが伺えます。ただ、写真マジックと言う事はなく、実際に足下は十分に広いですが。
幹線以外のプレミアムクラスの満席は大変なのか
こうしたメールが来るのはこれまで見たいことがない気がするのですが、普段は幹線(羽田発着の新千歳、大阪伊丹、福岡、沖縄那覇)やマイル修業路線(羽田⇔宮古、石垣)がほとんどであり、こうした路線でプレミアムクラスへのアップグレードについては、満席であることが多く、こうしたメールを発出するまでもないと言う事かもしれません。
また、幹線以外においても、ほとんどはナローボディー機(738、321、32P)であり、プレミアムクラスは8席であります。さすがに8席だと地方路線とは言え、満席のケースが多く、こうしたメールが発出されるケースは少ないのでしょう。
今回メールが来たのは非幹線路線でありながら、機材は78Gでした。78Gには28席のプレミアムクラスが設定があり、さすがに満席と言うのは繁忙期やイベントがある特異日ぐらいなのかもしれません。
実際シートマップを見てみると28席中9席が空いており、搭乗まで2日間で9席を有償で埋めることができない、さらにアップグレードできることを知らない人が多いとなるとプッシュでメールを発出していると言う事なのかもしれません。
何としても満席にしたいのが伺えます。
アップグレードでプレミアムポイントを嵩上げするなら地方路線?
以上のようにプレミアムクラスについては幹線では満席、幹線以外でもナローボディ機も満席という傾向があります。
しかし、幹線以外で78Gや78Mや76Eを定期ではないとしても常態的に運用している路線ではプレミアムクラスの空きが多い傾向にあるので、沖縄那覇一辺倒よりはこちらの方がプレミアムクラスへのアップグレードで+50%PPとなるので、逆に有利なのではと感じてしまいます。
地方とは言え、人口が多く、まだまだ新幹線よりは飛行機の方が有利な都市は狙いでしょう。比較的距離が遠いのでプレミアムポイントも沖縄那覇と比較して結果的に違わないと言う事になります。
そして、アップグレード料金が幹線と比較して割安と言うのもメリットでもあります。
具体的には九州の都市であり、長崎、熊本、鹿児島あたりがねらい目と言えそうです。
最後に
プレミアムクラスへのアップグレード案内のメールについて不思議かと思いましたが、よく考えたら、プレミアムクラスがほぼ満席の幹線や小型機の地方路線ばかり搭乗していたので、メールに遭遇しなかったと言う事なのかもしれません。
逆に言うと先述のように幹線以外で78Gや78Mや76Eが頻繁に設定されている都市がねらい目でもあります。
また、国際線発券の旅程に含まれる国内線についても24時間前からのオンラインチェックインでクラス変更はできそう(幹線ばかり利用でプレミアムクラスが満席で実行したことがない)なので、アップグレードへの道はありそうです。
国内線のプレミアムポイントの貯め方の針路変更となりそうです。