ペガサス航空でヨルダンの首都アンマンからトルコの首都アンカラまで移動してみましたので、お伝えします。
ペガサス航空とは
ペガサス航空はトルコの航空会社であり、いわゆるLCC航空会社でありますが、IATAに加盟しており、2レターコードはPCとパソコンのように覚えやすい航空会社であります。
Google Flightで検索すると欧州では乗り継ぎ時間が多いのですが、かなり安い運賃がでてくる航空会社です。ハブ空港は サビハ・ギョクチェン国際空港(SAW)とイスタンブール空港(IST)であり、トルコ首都のアンカラにあるエセンボーア国際空港(ESB)やアンタルヤ(AYT)にも便が多いキャリアです。
コーポレートカラーはトルコの国旗と同じように赤ですが、尾翼の色は黄色であり、黄色と赤の組み合わせとなっています。何となく貨物大手のDHLににており、貨物のように扱われるのではと思ってしまいます。
まあ、黄色を利用しているキャリアとしてはスクートやエアインディアがありますが、ヤマト運輸の黄色も印象が良いところです。アマゾンは貨物機はプライムビデオに近い青色にしているのは不思議でありますが。
搭乗記
と言う事で、今回はアンマンからイスタンブールを経由せずにダイレクトにアンカラにしかも格安で行けるのは有難いところです。区間マイルは603マイルと羽田から鹿児島に行くくらいの距離なのでなおさら安さは有難いところです。
今回は利用しませんでしたが、ゲートに一番近いラウンジはプライオリティパスで利用もできるペトララウンジでした。ペトラはヨルダンの人にとっては富士山みたいなものなのでしょうか。
ターミナル端っこのゲートであります。LCCとしては人が少ないような感じがします。ラマダン時期を鑑みるとこんな感じでしょうか。お酒を飲まない人であれば、ラマダン時期はレストランも空いていませんが、空港や飛行機は空いており、ホテルも比較的安いので旅には良いかもしれません。
PC1713便であります。アンカラは13℃と3月に入っていましたが、結構寒いです。飛行機は予定通りに出発します。意外性です。
最前列
LCCなのでモノクラスですが、シートは革張りです。かなりくたびれていますが。昔のプレミアムクラスみたいです。
今回は最前列席が比較的安かったので確保しました。切妻は宣伝と化しています。flypgs.comとスマホ時代のURLにしています。やっぱりDHLを感じてしまいます。


セーフティカードよりも機内販売が目立ちます。おいしそうな写真が目立ちますが、基本はラップでくるまれた商品が多いようです。中東発ではありますが、アルコールもラマダン時期でもきっちり販売されています。
LCCで運賃が安いのですが、機内販売は高めであります。
離陸
アンマン航空はロイヤルヨルダン航空ばかりかと思っていましたが、FLY JORDANなるキャリアもおり、世界中行ってみないとなかかなわからない領域です。空旅もそろそろ、いったん終止符を押す頃になると名残惜しいものです。
3.660m一本足打法の滑走路です。羽田空港は滑走路はいっぱいありますが、3,660mはないので、新鮮であります。そいう意味ではKIXはハイスペックですね。
LCCではありますが、webサービスも優れていて機内ではスマホでナビゲーションが利用できるので、重宝です。一方でシートモニターはなく、そのあたりはLCCです。LCCはLCCなりにフルサービスとは違った観点で改善が続いているようです。
エアバス全盛の景色です。シャークレットとウィングレットの違いがどうであれ、まあ、新世代の飛行機であります。B797とかは本来であれば、かなり異形のタイプとなっていたようですが、現実化していません。マッハ超の予定でしたが、現実化しておらず、既存機のエンハンスドタイプの779とかも今だに出て来ないのは、需要なのでしょう。まあ、オンラインで仕事が解決するのはビジネス的には最高と言えます。
もし、ソニッククルーザーが2020年前に就航していたら、マイル修業はどうなっていたのかと考えてしまいました。
機内のひと時
ということで、ロゼワインをオーダーしてみました。これで3,000円近くする代物です。インフレ凄すぎです。飛行機代よりも高い断面もあるのではないかと感じてしまいます。まあ、それでも飲みたくなってしまうのはどうかと思います。さすがに1本でやめておきました。
到着の頃には17℃まで気温が上昇しており、長袖でちょうど良いくらいでした。まあ、北半球で3月だと、こんなものと言うかむしろ恵まれた天気だったのかもしれません。
今回の旅では、25日ぐらい海外にいましたが、雨にやられて靴がビショビショになることはありませんでした。渡航当日はイスタンブールで雨が降りましたが、濡れるほどではなかったので幸いでした。かなり雨にやられるのですが、奇跡でした。
ESB空港はアンカラ中心部から結構遠く、東京と大宮くらいの距離があります。まあ、成田と都心部を考えるとあまり違和感もないのですが、アンカラ空港は鉄道の乗り入れはなく、高速道路充実していますが、ちょっと不便です。
ただ、国内線の空港としては頻度はあり、KIXやFUKぐらいの感じでした。
アンカラ中心部からかなり離れているので周りの景色は自然豊かであります。イスタンブールも都心部からは遠いのですが、イスタンブール空港は地下鉄が出来たので、遠いは遠いですが、便利です。アンカラはガチで交通手段の選択に真剣になります。
首都の空港なので、到着口もさぞ、混雑していて華やかかなと思うとひっそりとしていました。アンカラはUberは利用可能ではありますが、空港に関してはタクシー組合が強いのか乗り入れると排除される構図であり、何とも残念でした。Uberのほうが3割以上安いのではありますが。
先述のとおり、空港からアンカラ中心部までは遠いので、バスも結構時間はかかります。利権というものでしょうか。
最後に
今回はクイーンアリア空港からアンカラ・エスポア空港まで移動してみました。念願と言うかGoogle Flightでよく出てくるペガサス空港を筆おろしでした。プレミアムポイントとか考えると難しいのですが、LCCは安さと座席指定で快適があるので、リターンを考えるとプレミアムポイントを卒業して、LCC+αの方が自由で気ままな旅が出来るのではないと感じます。LCCの方が書けば書くほど副収入がありそうですし、便利なのかもしれません。20年目前には結論を出すかもしれません。