ピーチにて釧路から成田空港に移動してみましたので、お伝えします。
釧路空港からのピーチ搭乗
釧路空港では唯一のLCC就航のピーチでありまずが、空港のチェックインカウンターはどこにあるのでしょう。
1階の入り口から入ると左側に進むよう案内があります。桃とタンチョウのコントラストが何ともであります。
ピーチのチェックインカウンターは下座の隅っこにありました。新参者なのでこうした場所になるのでしょう。ここでもタンチョウの写真とコラボであります。基本的にはチェックインマシンでチェックインします。
前日にリマインドメールが届き、そこにあるQRコードをスマホに表示させてチェックインマシンの読み取り部にかざせば、簡単にチェックインはすみます。
搭乗券はレシートみたいにペラペラです。チェックインマシンなのでいつでもチェックインできるかと思うと、便により異なり、きっちり出発2時間前からでした。
今回は非常口座席であったので、同意画面をタップしてから発券でした。
ラウンジも長居してしまったので、風に当たりに展望デッキに行ってみます。
秋晴れの心地よい天気であり、昨日までの大雨が嘘のような天気でした。展望デッキですが、飛行機はいませんでした。
食欲の秋という事でレストランたんちょうでジンギスカン(単品)を頼んでみました。トカップの赤と丁度良い位でした。こうしていると何だかんだで3時間が過ぎました。
搭乗記
遅延もなく、予定通りに16:15に出発となりました。
後部座席から機内に誘導しているのか、機体後方は着席していました。ソーシャルディスタンスが言われて間もない頃は搭乗方法も暗中模索のようでしたが、今は昔と同じようです。
広く誰も使わない非常口席
非常口座席は緊急時の脱出通路となるため、他の列の座席よりも足元が広くなっています。LCCの場合は最前方の席に次いで、座席指定料金が高くなっています。
レガシーキャリアではこうした座席は最上級マイル会員に開放していたりするので人気があるのですが、LCCだと事情が違うようです。
運賃が1,000円とかで購入している中で、座席指定で運賃以上に料金に費やすとコスト倍増という事で、安さを徹底する人が多いと言うこうとかも知れません。
逆に考えると年末年始などの満席になる以外の時期はあえて、こうした席にすると周りに誰もおらず、足元は快適という事になるかもしれません。
とは言え、緊急時には非常口を開けたり、脱出の手伝いをする必要はありますが、確率は飛行機が遅延するよりはるかに低いので、あまり遭遇することはないでしょう。しかしながら、動画サイトなどで扉の開け方や手伝い方法は一度、目を通して多くと良いかもしれません。タイタニックでしれっと逃げた資本家のように後世に名を汚したくありません。
足元が広いのに加えて、前席は誰もいないのでますます快適であります。逆に避けられているのではないかと思うくらいでした。
機材はA320-200ceoであり、ANAでは32Pと同じ機材であります。ceoはCurrent Engine Optionの略であります。乗っている限りではceoもneoもあまり違いわからない感じです。
ピーチの機内誌はPEACH LIVEときちんとした媒体でした。LCCと言うと、機内販売のメニューが優先のように感じますが、日本人向けだとこういうのが受けが良いのかもしれません。当然、機内販売メニューも有りますが、一昔前のホテルの自販機レートでした。
離陸はあっという間であります。離陸の前に4回チャイムを鳴らすのはグループらしいところでありますが、エアバス機の場合、離陸してすぐにチャイムが1回なるのはキャリアに限らずであり、離陸成功のお知らせと言うか不退転の決意なのかよくわからないです。
意外とすぐに照明は暗くなり、お休み時間となってしまいました。
機内ではなく、ANA FESTAで買ったハイボールで一服します。運賃は安いですが、機内販売は高いです。とにかくこういう所でマネタイズしないといけないという事でしょうか。
あっという間に日没であり、シャークレットが輝いています。このあたりの席だと着陸の際にエアバス機・特有の翼を操作する音が何とも言えません。
とにかく広い成田空港
着陸体制のチャイムは4回でしたが、エアバス機の場合は、着陸直前にもチャイムが1回鳴りました。こちらこそ、不退転の決意で着陸しますと言うメッセージかも知れません。
第二ターミナルの鶴丸群を観ながら着陸であります。
予想通りの沖止めでした。近くで見ると桃色が鮮烈であります。変にPTBのゲートに到着すると罰ゲームみたく歩かされるので、バスの方が良いかもしれません。
バスで移動中にフライングホヌがいました。いつ搭乗できるのでしょうか。A380は着陸の時は割とハードに着陸するイメージがありますが、HNLでもそうなのでしょうか。
国際線は水際対策のため、かなり歩かされますが、国内線もバスラウンジからは結構歩かされます。しかも、上下移動が多いです。
ここまで来ると鉄道駅までもう少しですが、さらにエスカレーターは二つ降りないといけません。地下に降りるエスカレーターはかなりの確率で大型のスーツケースを持っている人が多いので、急げません。
LCC利用ではありますが、ここからは先を急ぐので、スカイライナーを利用します。昔はこの辺りはごった返していましたが、羽田シフトで随分変わったのかもしれません。スターバックスは相変わらず混んでいますが。
2代目AE形電車は2010年7月に登場しており、もっと昔だったと思っていましたが、意外と若いです。成田空港から都心に向かう場合は160km/hの加速感が堪らないのとあっという間に160kn/h運転が終わってしまいますが、成田空港に向かう場合は160km/h運転が長く感じます。200km/h運転とかは2035年とか先の長い話になりそうです。
最後に
搭乗した機材はJA11VAであり、末尾にVAという事からもわかるように元バニラエア機でした。2016年末に初登録された機材であり、レガシーキャリアから見ると新しい機材が多いようです。バニラ時は黄色かったので缶詰(シートピッチが狭かった)がお似合いの黄桃と言ったところでしょうか。
バニラエアと言えばエアアジアとANAがうまくいかなかったところからの巻き取り的な感じでしたが、さらにPeachと統合してようやく落ち着いた感じもあります。
エアージャパンがどうなるかわかりませんが、ピーチと統合となるとすもも機材と言われるかもしれません。