パナマシティに実質滞在時間24時間の中で、パナマ市内を思うがまま回ってみましたので、お伝えします。
パナマシティの足はUber
パナマシティではUberが利用できます。パナマではUberのドライバーが増えすぎて、タクシードライバーがデモを起こすくらいですが、やはり身元が判明しており、明朗会計のUberの方が、ある程度Uberを利用したことがある人にとっては便利です。
主なUberの運賃は下記の通りです。
トクメン国際空港=新市街 15USD
新市街=ミラフローレス閘門(パナマ運河) 5USD
新市街=旧市街 3USD
Uberは到着するまでの時間やピックアップの場所では気になるところですが、パナマでは5分以内にきました。空港でのピックアップは駐車場となるため、駐車場に移動する必要がありますが、それほど不便ではありません。
車はNISSANやSUZUKIやKIAなどのコンパクトカーが主体ですが、たまにRV車に出くわすこともあります。また、女性ドライバーも多く、5回利用しましたが、2回は女性ドライバーでした。
言語については、2018年9月に利用した時点では、英語/スペイン語に分かれていませんが、およそ簡単な英語はできるため、問題ありませんでした。
パナマと言えばパナマ運河
パナマと言えはパナマ運河ですが、パナマ運河自体はカリブ海から太平洋まで全長80kmあり、パナマシティは運河の西端に位置し、最も太平洋側の閘門である「ミラフローレス閘門」にはアクセスを簡単に行くことができます。
ミラフローレス閘門
ミラフローレス閘門(こうもん)とは太平洋側にあるパナマ運河の船舶の通過点であり、水位を人工的に変えることにより、船舶の通過を可能にしているゲートです。
ビジターセンターがあり、地上5階から船舶の通過の模様を眼下に観ることができます。
入場料は大人15USDであります。オープン時間は8am-6pmですが、午前中の方が船舶の行き来に直面することが多く、頑張って早起きをして行った方が良いと思います。
船が来ると展望台は混雑し、いい場所はすぐに埋まってしまいます。
船はタグボートと運河に設置された牽引用の鉄道により牽引され、所定の位置まで進みます。所定の位置まで来ると船尾側のゲートが閉ざされ、閉ざされたゲートに水が注がれ、水位があがり、次のゲートと同水位になります。そして、ゲートが空き、船舶の自力とタグボート、牽引の鉄道により、次のゲートに進みます。
そして、水位の同じパナマ湾側に向けて航行していきます。こうした繰り返しにより、内陸部の海抜の高い場所でも船舶が航行できる仕組みとなっています。
閘門がなければ、分水嶺を境に川の流れになり、船舶の航行が厳しくなるため、人類の編み出した英知と言えます。
インスタ映えするパナマ旧市街
パナマシティ市内には、世界遺産があります。パナマ・ビエホとパナマ歴史地区であり、16世紀から17世紀にかけて繁栄した場所であり、現在はその面影は石の構造物がかすかに原型をとどめているところであります。
その後のパナマシティの建造物は中米らしい明るい建物が多く、旧市街では多く見ることができます。
教会は白い建造物が多く、晴天の日差しに良く映える建物が多いです。
かなりカラフルな建物もあり、タクシーの黄色と良く映える建物が多いです。
落書きかアートかわかりませんが、色彩はなかなかであります。
旧市街はホテルやカフェが多く、歩き疲れたら一服するのも容易であり、観光地としては優しい場所と言えます。
海岸に行けば新市街の摩天楼を臨むこともできます。海風も吹いていますが、路地に入ると常夏のパナマであり、汗が湧き出てきます。
現在の旧市街の治安は良いですが、路地がいりくんでおり、少し外れると危険な場所に迷い込んでしまうこともあるので、地図やスマホのマップで逐次位置確認はした方が良いと思います。
所要時間
今回は、弾丸でパナマ運河とパナマ旧市街を巡りましたが、所要時間は下記の通りです。
ホテル→パナマ運河移動(20分Uber)
パナマ運河見学(1時間45分)
パナマ運河→旧市街移動(15分 Uber)
旧市街散策・撮影(1時間15分)
旧市街→ホテル移動(Uber 20分)
合計4時間弱で巡れるため、朝早く出発すればホテルに戻り常夏のパナマでかいた汗を流す時間もできます。レイトチェックアウトすればもう少し観光を楽しむ、ホテルで休む等もできるため、結構満足できるのではないかと思います。
最後に
今回の旅行の目的の一つであるパナマ運河を目に焼き付けることができたのは旅行の前半でとても良い経験でした。時代も変わり、タクシーよりもライドシェアの方が便利で安く、安全性が高くなり、弾丸旅行をサポートしてくれ、個人で世界各地を巡ることが以前よりも容易になっていると思います。新しいものは胡散臭い面もありますが、積極的に理解し、メリットとデメリットを分別した上で利用すると自由な旅行ができると言えます。