アシアナ航空の札幌・新千歳からシンガポールまでのビジネスクラス往復がマイル修行に使えるのかもしれないので、まとめてみました。
アシアナ航空の日本路線
アシアナ航空の日本路線は、仁川空港と金浦空港から羽田/成田、関西のほか、仁川からは新千歳、仙台、名古屋、福岡、宮崎、沖縄に就航しています。以前は広島や旭川もありましたが、現在では少し絞っているようです。大韓航空が日本各地に便数を増やしているのと対照的です。
新千歳空港とチャンギ空港で利用できるラウンジ
アシアナ空港と言えば仁川空港のアシアナ・ラウンジはフラッグシップだけあり、洋酒から辛ラーメンまで揃っており、だれでもが満足できるラウンジですが、仁川以外のラウンジを調べてみました。
新千歳空港は国際線ターミナルにあるロイヤルラウンジが対象となります。国際線のほとんどの指定ラウンジのほか、指定のゴールドカード保有者は無料でアクセスできるため、新千歳の国際線の出発が重なるときは騒がしいかもしれませんが、それ以外はゆったりと過ごせるかもしれません。
チャンギ空港は「SATS premier Club Lounge」でシャワー設備もあり、シンガポール航空のゴールデンラウンジよりも良いと言えます。
ビジネスクラス 札幌・新千歳=シンガポール往復
今回は年度末の3月29日金曜日に出発し、年度初めの4月1日月曜日に戻るルートです。サラリーマンであれば、自身の異動だけでなく、上司部下の異動がある場合、なかなか休みがとりにくい旅程であります。ちなみに、この前後でも今回と同等の価格帯があるため、気になる人は検索してみると良いと思います。
旅程
3月29日の13時に大型機のボーイング777型機で仁川に向かい、3時間ほどの乗り継ぎで、チャンギ空港に向かいます。チャンギ空港には翌日未明に到着します。機材はA330-300となります。
復路は3月31日の夜10時40分に出発し、仁川には翌朝6時過ぎに到着します。ソウル出発は14時のため、市内にでて、韓国式サウナとマッサージで体をほぐして、空港に向かうのも良いかもしれません。チャンギ空港から仁川まではエアバスA330-300となります。新千歳便は14:20に出発し、新千歳には17時に到着します。札幌市内の人であれば、ちょうど良い時間に帰宅できますし、都内の人も羽田便がまだある時間帯のため、当日中に帰宅できると言えます。
運賃・予約クラス
運賃は日本円で126,440円であり、予約クラスはUクラスであり、ANAマイレージクラブでは125%加算であり、搭乗ポイント400ポイントも積算されます。最もコスパの良いクラスと言えます。
積算マイル・プレミアムポイント
積算マイルとプレミアムポイントは下記のとおりです。
フライト | 区間マイル | 積算マイル | PP | ||
---|---|---|---|---|---|
3月29日 | CTS | ICN | 870 | 1,088 | 1,488 |
3月29日 | ICN | SIN | 2,883 | 3,604 | 4,004 |
3月31日 | SIN | ICN | 2,883 | 3,604 | 4,004 |
3月31日 | ICN | CTS | 870 | 1,088 | 1,488 |
合計 | 7,506 | 9,383 | 10,983 |
積算マイルは9,383マイルであり、プレミアムポイントは10,983PPとなります。PP単価は11.51円と対抗するワンワールドのマレーシア航空の日本発キャンペーンのビジネスクラスのFOP単価よりも良いと言えます。アシアナ航空はスカイとラックス社の評価では5スターであり、少なくともCAさんの対応は良いと言えます。
アシアナ航空9代目モデル(2018.4~)イ・スミンさん
最後に
SFCマイル修行では海外発券においても改悪が進んでいますが、上記クラスのビジネスを利用すれば、まだまだ、活用できるルートもあります。また、アシアナ航空の韓国料理は選んで失敗はないと言えますし、CAさんが何よりも楽しみであり、フライト自体が楽しみとも言えます。
年度末に時間ができた人は優雅にリフレッシュして、新年度を迎えるのも良いかもしれません。