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海外発券で失敗しないための対策

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先行き不透明

海外発券をこれまで何度となく実行してきて、戸惑った点を対策としてまとめてみました。

海外発券のチケットはフレックスが多いけど手続きは面倒な場合も

電話手続き

日本発のチケットの場合、安い代わりに予約変更不可、できる場合でも高い変更手数料がかかるケースがあります。

海外発券の場合もそうしたケースはありますが、上級クラス(ビジネス、プレミアムエコノミー)ではフレックスなチケットも多く、アウトバンドの予定は確定させて、インバウンドは予約変更可能なのでとりあえず、日程をいれて購入というケースもあると思います。

購入した航空会社のチケットがwebで変更から解約まで完結できれば、問題はありませんが、それができない場合は電話での対応となります。

世界トップ10に入る航空会社であれば日本に支社支店があり、日本語での対応が可能ですが、そうでないケースもあります。

特に日本の支社支店は平日日勤帯での対応のため、旅先で変更手続きとなると日本に電話をかけようとしても営業時間外となるケースもあります。

そうした場合は英語で電話対応となり、英語が得意でない場合、四苦八苦することとなります。

そうしたことを踏まえて、webで変更可能かどうか、日本語での対応が充実しているかも事前に確認しておいた方が良いかもしれません。

日本発着と目的地にこだわり過ぎない

目的地

海外発券、特に遠い場所からの場合、日本への発着がベストであります。しかし、そればかりにこだわると宝を見失うこともあります。

日本発着で納得がいかない時は日本近隣やちょっと離れていても、離れた目的地が日本との間の単価が安いとかを考えてみた方が良いかもしれません。

また、ソウルや上海発券の場合、ロンドンに行きたいがロンドン行きが高い場合は、目的地をパリにしたり、ニースにしたりするとユーロスターの運賃やニースからのLCC運賃を払っても安い場合があります。

ベストはダイレクトに目的地に到達することですが、固執せずに宝を見つけることかもしれません。

チケットはモバイル搭乗券が有効

モバイル搭乗券

多くの航空会社ではモバイルチケット対応が進んでおり、チェックインカウンターに行かなくとも自分でチェックインができるようになっています。iPhoneでは、Walletに搭乗券を保存することができ、紙の搭乗券に似ています。

このモバイル搭乗券、紙が不要なだけでなく、海外発券の際は結構役立ちます。発券地の空港から搭乗する航空会社がホームの空港であれば、乗り継ぎカウンターは終日オープンしているため、問題はありません。

しかし、1日1便のアウェイな航空会社の場合、チェックインカウンターがオープンする時間は出発時間の2-3時間前であり、それより待ち時間が長い場合はベンチで待つ必要があります。

モバイル搭乗券があれば、乗り継ぎのセキュリティチェックは通過できますし、ラウンジについてはアライアンス加盟内の航空会社の搭乗で同アライアンスのラウンジであれば、ほぼ問題なく利用できます。

紙の招待カードが必要な場合もありますが、出国ゲートでは免税店やレストランが多いため、結構時間を潰せます。

モバイル搭乗券は活用した方がいいかもしれません。

最終目的地へ搭乗の際の注意

海外発券で往復のチケットを購入した場合、往路はチェックインの際、特に何も質問されませんが、復路ではそうはいきません。

例えば、ソウル発券のアメリカ往復の場合、復路では最終目的地の韓国で永住権や滞在日数について、ヒアリングされることがあります。

日本人の場合、ビザ免除で渡航した場合、その国に滞在できる期間は1-3か月のところが多く、海外発券の場合、チケットだけではその証明ができないため、航空会社にとっても最悪、不法入国として到着国から認定されると到着国当局から強制送還となります。

その場合の送還費用は航空会社が負担となり、そのリスク回避のため、事前に入国可能な人物が確認します。

こうした時には、国籍である日本までの購入済みのチケットを提示すれば、チェックインスタッフがフライト番号などをシステムに入力し、対象国に伝達され、スムースに到着、入国できます。

日本に戻る際のチケットは事前に発券しておき、フライト時には紙にプリントするかスマホで提示できるようにしておくべきです。

上記のような要求がないケースもありますが、いつ問われるかわかりませんので、用意しておいて間違いはないです。

必要情報は事前にWEBで入力

web入力

航空券発券後に、パスポート情報や生年月日などは事前にWEBで入力可能です。搭乗当

日にチェックインカウンターでも入力してもらいますが、時間がかかります。

事前に入力しておくとチェックインの際に時間がかからずにすぐに搭乗券が出てきます。

また、前述のとおり、モバイル搭乗券でも利用できるため、面倒がらずにチケット購入の後に予約詳細画面から入力した方が良いです。

不備なく入れておくことが、後でマイルの事後加算等の処理をしなくて良い事にもつながります。

短期間の旅程は怪しまれる

パスポートコントロール

マイル修行の場合、タッチと言われるようにその国に0泊で日本に戻ると言うケースがあります。

入国する国からすると距離の近い隣国であれば、日帰り出張や買い物と判断できますが、日本の場合、韓国や台湾を除くとフライト時間は長く、宿泊するのが当たり前となります。

そうした中で、数時間で折り返す場合、良からぬものを運んでいるのではないか、工作活動をしているのではないかとみられてしまいます。

最悪、別室に送られることもありますが、そうした際に荷物の整頓さやマイル修行に関する記録など綺麗にしておくと意外と役立ちます。

矛盾がなく、整然としていることは余計な疑義を生じさせないだけでなく、道中で必要なものがすぐに取り出せたりするメリットもあります。

航空券番号は購入時点でメモかスクリーンショット

チケット番号

マイレージプログラムの航空会社であれば購入時点でマイレージ会員番号を入力すれば、ほぼ100%マイレージが積算されます。

しかし、提携の航空会社の場合は購入時点でマイレージ会員番号を入力しても、チェックインカウンターでの操作省略などにより、加算されない場合があります。

そうした場合、事後加算が必要となります。スターアライアンスでは、WEBで搭乗した日、フライトナンバー、座席番号、航空券番号を入力すると簡単に事後申請はできますが、そうでない場合は、航空券番号が記載された証憑をメールかFAXする必要もあります。

その場合航空券番号は絶対必要となります。搭乗券に航空券番号は印字されますが、ゲートで半分ちぎられた際にわからなくなるケースもあります。

そうならないため、航空券が記載されたweb画面はスクリーンショットしたり、メモしておくのが良いでしょう。

また、購入時点でマイレージ番号を登録していても、チェックインカウンター(特に海外では)で、マイレージカードを出して、登録を申請した方が良いでしょう。

資金回収と同じでマイルも早く積算された方がそれだけ次に使える機会が拡大します。

最後に

失敗

マイラーを結構長く続けてきて、海外発券でも失敗したり、戸惑うことは現在でもあります。前述の内容は既知であり、当たり前かもしれません。

しかし、後悔や余計な時間をロスしないために参考としていただければと思います。

大門未知子のように「私、失敗しないので」の領域に達してみたいものですが、まだまだ、修行は続きそうです。 

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