最近テレビを視なくなった件を、分解してみましたよ。
最近、視るテレビは
最近、視るテレビと言うとリアルタイムで視るものはほぼなく、録画機能でUSBメモリーに録画するものばかりであります。数年前はニュースやワイドショーなどのライブで放送されていたものは視ていましたが、昨今はほとんどなく録画ばかりであります。特に民放は乱一世さんにとっては人生が変わってしまったCMを早送りできるので、合理的と言えます。
局別に分けると以下のような順位となります。
テレ東/BSテレ東
TBS/BS-TBS
テレビ朝日/BS朝日
フジテレビ/BSフジ
NHK/NHK BS
日テレ/BS日テレ
というような順であります。テレ東系が多いのはほぼ、水バラと土スぺであり、バス旅かそれに準ずる旅番組が多く、尺が3時間近く長いのが週に2回あるのが一番の要因と言えます。あとは金曜の深夜というか土曜未明のドラマ、今でいうと晩酌の流儀とかぐらいであります。ついでのTBS系はドラマと酒場系と東京マガジンであります。テレビ朝日もドラマがほとんどであります。あとはマニアックですが、建物探訪であります。録画はしませんが、毎週土曜の朝にネット記事と同じく神田正輝の動向をウォッチするくらいです。フジテレビは地上波は全く視ず、鉄道伝説とプライムニュースの「なるほど、なるほど」が何回出るか数えるくらいです。
NHKについては鉄オタ系などの鉄道系特集ぐらいしか視ない感じてあります。そして、一番視ない局である日テレ系はぶらり途中下車の旅と北海道スタイルぐらいしか視ない感じです。
テレヒは見ないが・・・
以上のようにテレビはリアルタイムで視ることはほぼなくなり、録画機能で好きな時に再生しているテレビではありますが、機械自体は酷使していると言えます。朝から晩まで稼働させており、その要因はほぼ、YouTubeとプライムビデオであります。YouTubeは旬な投稿があればをそれを視て結構時間がつぶれますし、プライムビデオは映画で2時間ぐらいクオリティの高い映像で時間が過ぎるので、テレビを観るよりはモニターは酷使して、ネット通信量が増大している感じであります。
コンテンツとしては個人の趣味はあってもテレ東のバス旅に代表されるチャレンジ旅系が面白く見ていますが、最近はその中心にいる太川陽介氏もYouTubeでバス旅を始めてしまうなどネット動画の方が魅力的と言えます。最近の蛭子さんの表情も視られますし。ただ、ネット系はテレビのようなクオリティもない点は良くも悪くも続かない点でもあります。ネット系で大金が入り込んでいるようなチャンネル(制服を着て旅をするようなものは)は嫌気が個人的には、(スーツとかアンドロイドとか)さしてしまいました。
その半面で、個人的に最近は時間をわすれて、結構、頭も使い手も近い、結果は味覚に出る料理は結構楽しく、料理系のチャンネルは良く見てしまいます。コロナで店舗がダメになったりした人など色々な経緯がある人を見ているのも結構参考になり、短時間にいかに裁いていくと言うのが、その後の実技と合わせて教訓になったりします。誰に食べさせるわけでもないですが、楽しいところです。
24時間テレビ、台風は日本テレビを救うだったのに
8月31日と9月1日に24時間テレビは敢行されています。2024年の24時間テレビは47回目であります。今回は台風10号という進路が読みづらく、遅い台風の中で翻弄されていましたが、結局は敢行しています。同プログラムを見ると日本全国のテレビ局のある地で土日にチャリティイベントを行い、募金を募るとともに、なぜ24時間なのか不明ですが、その時間内に限定のイベント(マラソン、歌謡ショーなど)を織り込むことで、リアルタイム感とライブを飽きさせない仕組みで構成されています。
しかし、24時間テレビの構造を考えると矛盾はあります。以下のとおりです。
民間放送局が実施
スポンサーが存在
24時間ぶっ通す
21世紀の時代でもテレビに拘る
日本テレビホールディングス株式会社は東京証券取引所プライム市場に上場している株式会社であります。株式会社読売新聞グループ本社が14.6%、讀賣テレビ放送株式会社が6.6%、株式会社読売新聞東京本社が6.1%の株式を保有しており、創設者の 正力松太郎氏とその後の社長である氏家齊一郎氏の存在が今でも大きい企業ではありますが、日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)をはじめとして、機関投資家が20%弱いる企業でもあり、上場企業として、24時間電波をチャリティの目的とは言えど使うのは公平性はどうかと思います。ESG観点でで言うと47年前から取り組んでいると言うのは評価はありそうですが、同社の設立経緯を考えると何か違う意味もあるのではないかと勘繰ってしまいます。
次は、24時間テレビは放送局の意向でやるのでスポンサーなしで、24時間CMなしでやればよいのですが、スポンサーを募って実施しており、途中にはCMもあります。そのスポンサー料がチャリティーに回っていると言えば、何も言えませんが、逆にスポンサーが何か言うと番組に何も言えなくなっていると言うところも感がるみと完全独立であれば、ノンスポンサーでやるべきとも言えるところでもあります。
ただ、過去のスポンサーの行動から現在まで見てもあまり、悪影響はないので、主催者自体の問題も多いように見えます。
つづいては、24時間番組を続けると言うところです。なぜ土曜の深夜にぶっ通しで番組を続け目と言うところであります。夏休みシーズンで若い人は見られる可能性はありますが、結局はスポンサーへ普段は見られない時間帯でも24時間テレビではマネタイズできますと言うイメージがあると言って、商売をスピードアップしているようであります。日本テレビホールディングスは3月期決算なので、8月は半期決算が控えており、それを意識しているのかもしれません。
最後に、21世紀でも募金箱で現金の募金を募っているのはなぜかと感じてしまいます。同番組の功績としてはお風呂巡回カーであり、日本の福祉に大きな影響を与えていると言えます。
ただ、現在ほど、ネット送金などで誰がいくら、いつ募金したことがネットで明らかになるのに募金箱で現金を募っていることにあります。もちろんネット経由の基盤は設けていると言えますが、現地現物的な仕組みはあり、そうした事が長年続いていることもあってか、良くないことも起きていたりします。
以上のよう、24時間テレビは47年も続けてくる中で、当初の動機がうすれて、それを違う目的に使う人が多くなっているようでもあります。
台風はそうした事を見越してか、いろいろと問題が出ていた24時間テレビについて、日本各地でリアルイベントが行われることを見越してか、台風10号を投入して、日本テレビに開催の是非を問うたのかもしれません。
そういう意味では愛は地球を救う以前に台風は日本テレビを救うだったのかもしれません。まあ、それを無視したので、どうなるのかもしれません。千代田区二番町の再開発はコケるかもしれません。赤プリの跡地もいいビルですが、商業地としてはどうかと感じてしまいます。やっぱり、汐留に移転してからちっょとおかしい日テレと言えます。
結局、台風で休んでオリンピックみたいに4年に一度にすればインパクトは薄いけれども理解は得られるイベントだったのにそれが薄れそうです。
最後に
マスメディアと言うのは基本的に国民を操る存在であり、日本では1945年以降はそれが忠実に実施されており、電波という国民の財産と言うまやかしで担保されています。
しかし、その時間が80年近く経過すると維持するのも難しくなり、インターネットの台頭でその裏側が見えるようになると、年配よりもこれからの世代が嫌気を差して、外資の動画サイトに傾倒していると言えます。まあ、結局、日本のマスコミも外資のSNSサイトもアメリカに由来するのでどっちにしてもどうかと思いますが、もっと深く考えることをした方が良いです。土日はそうしたほうが先々良いかもしれません。