中国東方航空(China Eastern : MU)のソウル発券のビジネスクラスジャカルタ往復が安いだけでなく、MQM単価も低いためまとめてみました。
中国東方航空のアジアネットワーク
中国東方航空は主に上海(浦東、虹橋)をハブとしており、世界各地に就航しています。その中で中国国内線を除いた主なアジアの就航地は下記のとおりです。
日本
東京(羽田、成田)、関西、中部、新千歳、福岡、広島、花巻、鹿児島、北九州、小松、松山、長崎、新潟、岡山、沖縄那覇、静岡
韓国
ソウル(仁川、金浦)、務安、済州、大邱、清州、釜山
台湾
台北(桃園/松山)、高雄、台中
フィリピン
セブ、クラーク、マニラ
ラオス
ヴィエンチャン、ルアンパバーン
ベトナム
ニャチャン、ホーチミン、ハノイ、ダナン
カンボジア
シェムリアップ、プノンペン
ミャンマー
マンダレー、ネピドー、ヤンゴン
タイ
バンコク(スワンナプーム)、チェンマイ、チェンライ、プーケット、スラートターニー
マレーシア
クアラルンプール
シンガポール
チャンギ
インドネシア
デンパサール、ジャカルタ
スリランカ
コロンボ
バングラデシュ
ダッカ
インド
デリー、カルカッタ
モルジブ
マレ
ネパール
カトマンズ
日本路線だけ見てもスカイマークよりも路線が多いくらいであります。
また、タイやミャンマーとの路線が多い一方で、面積が広く、人口の多いインドはデリーとカルカッタのみと経済関係が反映されていると言えます。
ビジネスクラス ソウル=ジャカルタ往復
旅程
10月3連休を絡めて試算してみました。
往路は10月12日12:55にソウル仁川を出発し、上海浦東に13:50に到着します。乗り継ぎは4時間で同日中に出発します。17:50に出発し、ジャカルタには22:30に到着します。
復路は10月14日の終わり23:30にジャカルタを出発し、翌朝7時に上海浦東に到着します。10時間超の乗り継ぎ時間となるため、上海市内を散策してみても良いかもしれません。ソウルへは最終便となり、ソウル着は20:45となります。
機材についてはオールA330でありますが、最後の旅程の上海発ソウル行きの機材はシートマップが表示されなく、モスクワ線に利用されている1-2-1スタッガードタイプ配列の機材のようです。
運賃・予約クラス・ステータスポイント
運賃・予約クラス・ステータスポイントは下記のとおりです。
運賃 71,610円
予約クラス Iクラス(スカイマイルでは150%加算)
ステータスポイント 9,788MQM
MQM単価 7.32円/MQM
日本からジャカルタ往復で7万円と言うとフルサービスキャリアのエコノミーで安い方であります。また、エアアジアのビジネスクラスに匹敵する運賃であります。しかし、LCCと違いマイルはデルタスカイマイルとなりますが、150%積算され、単価は最強クラスの7円台となっています。
最後に
アジアでの就航都市が多く、ワンキャリアでアジア各地に行ける中国東方航空はネットワークとしては素晴らしいと言えます。
半面、サービスの面では気になると思いますが、座席幅の広いビジネスを利用して、日本発よりはるかに安い運賃で一気にステータスポイントを積み上げるのはありではないでしょうか。