先日、エジプト航空のカイロ=成田線が週一便再開するとお伝えしましたが、日本行きの運賃が出てきましたので、お伝えします。
東京便スケジュール
2017年10月29日(日)より以下のスケジュールで再開となります。
MS965 NRT-CAI 日 21:20-4:30+1 77W
MS964 CAI-NRT 土 23:40-18:30 +1 77W
注目したいのが、カイロ発が土曜日深夜発の成田着が19時前と長期休暇などの最後の日曜日をぎりぎりいっぱいまで使えます。
機材はボーイング777-300ERで同社最大の機体です。ビジネスクラスのシートはシートピッチがとても広く、エジプト航空では食事と一緒のドリンクにはアルコールはなく、眠るのに最適なシートです。
日本発運賃
日本発運賃はやはり高く設定されております。ビジネスクラスについては、エジプト航空だからと言って特別安いというわけではないようです。
海外発運賃
日本発と比較すると安く設定されています。今回、エジプト航空のホームページで検索してみようとしましたが、エラーばかりで検索できなかったため、エクスペディアを利用して検索しました。方面別にいうと、ヨーロッパ発運賃は、欧州からカイロまではエコノミーで、カイロから東京まではビジネスクラスという組み合わせで往復20~25万円、片道の場合、12~15万円と欧州や日本の航空会社と比較すると安く、ヨーロッパからの帰路として利用する場合には良いですが、プレミアムポイント加算目的の場合、ちょっと厳しくなっています。
PP単価8円台のルート
以上のような中で、出発地を選ばなければ片道でもPP単価8円台のルートがありました。東京線は週1便なので往復で組もうとすると難易度の高い組み合わせになるので、往路は別なキャリアと組み合わる方法や世界一周特典航空券と組み合わせて世界一周の旅程を作るといった利用方法が考えられます。
ヨハネスブルグから成田 ビジネスクラス片道
検索結果は以下の通りです。
運賃は116,530円で、ヨハネスブルグ=カイロ間が3,874マイル、カイロ=成田間が5,973マイルです。予約クラスはJクラスで125%加算であり、プレミアムポイントはトータル13,108ポイントで、PP単価は8.89円です。南アフリカはケープタウンなど風光明媚な場所が多く魅力的であり、その旅行の帰りに格安のビジネスで足を延ばして横になりながら帰国できるのは最高だと思います。
チュニスから成田 ビジネスクラス片道
検索結果は以下の通りです。
運賃は80,530円で、チュニス=カイロ間が1,304マイル、カイロ=成田間が5,973マイルです。予約クラスはJクラスで125%加算であり、プレミアムポイントはトータル9,896ポイントで、PP単価は8.14円です。
チュニジアについては、外務省の海外安全情報によれば、チュニス付近でもレベル2が継続されており、「不要不急な渡航はやめてください」の状態が続いています。現地に行くとそうでもない雰囲気を感じたりすることもありますが、情勢の急変の察知と対応が難しい外国人の旅行者にとっては、やはりリスクもあり、悩ましいチケットです。
最後に
エジプト航空のボーイング777-300ERのビジネスクラスはフルフラットでシートピッチもかなりあるので、旅の疲れをとるため、終始睡眠するには最適なシートと言えます。
運賃にはついては、エジプト航空のサイト自体での検索ができないため、全容を把握できませんでしたが、お得な運賃が今後さらに出てくる可能性もあり、注目していきたいと思います。