ゴールデンウィーク・シーズンのマレーシア航空の台北発券のビジネスクラス往復のバリ往復がなんでこんなに安いのか調べてみました。
マレーシア航空のビジネスクラスのJALマイレージでの積算率
JALでマイル修行をする場合に、気になるのが上級会員になるためのポイント「FLY ON ポイント」通称FOPと言います。
上級会員になるコツとしては、JAL便で半分のFOPまたは搭乗回数を獲得する必要があり、純粋にJALで稼ぐこともできますが、ワンワールド加盟航空会社の搭乗でFOPを稼ぐこともできます。
ALL JALとワンワールド加盟航空会社をブレンドするのとどちらにメリットがあるかと言えば、修行する人の価値観によりますが、ビジネスクラスなどを利用する場合は、後者の方がメリットはあると言えます。それは、コスパの面が特筆できると言えます。
マレーシア航空はワンワールド加盟航空会社で、提供しているクラスはビジネススイート(旧ファースト)とビジネスとエコノミーとなります。JALマイレージバンクではビジネスクラスはプロモーション運賃でも125%積算されるのが特徴です。
そして、東京をはじめとして、ソウル、台北など日本から近い都市でもビジネスクラスのプロモーション運賃が提供されており、日本発の東南アジアエコノミー運賃に近い運賃のため、ソウルや台北での乗り継ぎ時間はかかりますが、お得と言えます。
マレーシア航空ビジネスクラス予約クラス J, C, D, Z
JALマイレージバンクでの積算率 125%
台北発は日本のゴールデンウィークでも激安
上記旅程のように日本はゴールデンウィークであるものの、少し日本から離れると喧騒が嘘のような運賃です。
日本円で約74,982円です。そして、これはビジネスクラスです。
ちなみに積算できる
FOPは8,078
FOP単価は9.28円
とワンワールドビジネスクラスとして最安クラスと言えます。
九州や沖縄に在住であれば、各地の空港からLCCを利用して、台北に行き同チケットを利用した方が東京までゴールデンウィークの混雑した国内線を利用しなくて済むため、良いと言えます。
ただし、クアラルンプールでの往復ともに一泊が必要なため、クアラルンプールを楽しめるかが旅行の鍵とも言えます。
なぜビジネスクラスがこんなに安いのか
ソウルや台北からバリ(デンパサール)やバンコクなどの東南アジア人気の観光地は、直行便があり、マレーシア航空にとっては、そうした目的には乗り継ぎが必要となり、時間的に不利となります。今回の旅程でもクアラルンプールで往復ともに一泊が必要となります。
こうしたことから、ビジネスクラス運賃を期間限定のプロモーション運賃として、激安にすることにより、座席数を埋めて、少しでも収益化させる努力とも言えます。
もう一つは、マレーシア政府の大人の事情もあり、ナショナルフラッグシップキャリアを存続させ、日本、韓国、中国などから投資を呼び込もうと言うのもあると言えます。
そのためには、需要の喚起が必要であり、航空ビジネスを持続させようとするのが見えます。
まとめ
マレーシア航空が東アジア発でビジネスクラスを度々・ビジネスプロモーションをするのは直行便対抗のほか、マレーシアの国策も垣間見えます。
しかし、利用者にっとては、うれしいことであり、海外発券でも比較的アクセスが割安で済む台北路線が激安なのは嬉しいことであります。
ゴールデンウィークの日本発着はキャパオーバーもあり、異常な運賃の高さであり、地域間の需要と供給のひずみをうまく利用して、快適に格安にビジネスクラスの旅を選択するのも良いと言えます。。