マレーシア航空のビジネスクラスの広州=ロンドン往復がかなりの日程で安いため、記事にしてみました。
広州とは
広州は中国の広東省の省都であり、中国では北京、上海に次ぐ大都市であります。シンガポールのように常夏とは言いませんが、平均気温は18度を下回ることはなく、半袖で過ごせそうな場所であります。気候は香港に近いと言えます。
暑いためかわかりませんが、広東料理は海鮮の旨味を生かした、薄味が多いようです。寒暖差のある四川の料理が香味満載の舌がしびれるくらいホットであるのと対照的であります。
ちなみに、英語ではGuangzhouであり、杭州(空港コードHGH)はHangzhouであります。人口は919万人と大都市であります。
広州=ロンドン ビジネスクラス往復
旅程
夏休みシーズンの8月の真ん中で計画を立ててみました。
往路はクアラルンプールで4時間50分、復路はクアラルンプールで1時間45分の乗り継ぎと比較的、接続は良いと言えます。
マレーシア航空の国際線のクアラルンプール国際空港での乗り継ぎはKLIAサテライトターミナルで完結するため、それほど移動はありません。
また、手荷物検査場は搭乗ゲートに設置されているため、他の大型機フライトと重なっても、手荷物検査で焦る必要はありません。
余裕があると言ってもぎりぎりに行くと乗れないこともあるため、復路は早着でない限り、一度ゲートを見に行った方が良いかもしれません。それでも時間に余裕がある場合はゴールデンラウンジに行けると思います。
機材はアジア内がA330、ロンドン線はA350と快適なシートで全旅程、過ごせると言えます。
運賃・予約クラス
運賃 約223,141円
予約クラス 全区間Dクラス
FOP 20,528FOP
FOP単価 10.87円
広州という穴場からクアラルンプール経由でロンドンまでビジネスで往復できるのは、シーズン的にはかなりお得と言えます。
広州まではどうするか
同じワンワールドでそろえるとJALのフライトが対象となってきますが、スケジュールは下記のとおりです。
羽田発着
JL87 HND8:50 > CAN 12:30
JL88 CAN14:30 > HND 19:45
となります。広州白雲国際空港での乗り継ぎ時間は2時間程必要です。往路は良さそうです。復路は条件が揃うと行きは可能そうですが、広州発券という別切りになるため、待ってくれることはないため、広州での滞在が必要になりそうです。
ちなみにANAの場合、スケジュールは下記のとおりです。
羽田発着
NH923 HND9:05 > CAN 13:05
NH924 CAN14:15 > HND 19:45
成田発着
NH933 NRT17:45 > CAN 21:45
NH934 CAN09:10 > NRT 14:40
ANAとマレーシア航空の乗り継ぎはあまりよくありませんが、両方のマイル修行をしている場合には、滞在して、世界中で最も広まっている広東料理を本場で味わうのも良いと言えます。
最後に
ヨーロッパまで20万円前半でアジアから往復できるチケットでかつ、FOPポイントが単価10円台で積算されるのはなかなか少なく、希少な存在と言えます。
広州と言うと日本で暮らしているとマイナーに感じますが、人口は日本では東京都を除けば、日本の都市よりも多い1,270万人であり、中国で3番目の都市であります。
広州自体も魅力があると言え、広州で往復ともに滞在しても何かしら楽しいことがありそうです。