マリオット・ボンヴォイの日本におけるポイント宿泊のカテゴリーが2021年3月3日から変更となります。カテゴリーが上がるホテルがある一方で、下がるホテルもあり、下がるホテルについて、フィーチャーしてみました。
マリオット・日本カテゴリー変更2021
マリオット・ボンヴォイでは世界中のホテルのカテゴリーを変更していますが、日本では大きく変化したのは下記のとおりです。
カテゴリーアップ
メズム東京であり、浜離宮の近くにあるホテルであり、JR東日本も参画しているホテルであります。場所的にウォーターフロントであり、景色も良く、滞在記も多く、話題は尽きない場所であるようです。
個人的には虎ノ門対決の東京エディションの方が惹かれますが、次は高輪ゲートウェイがホットになりそうな予感がします。
やはり、世界三大都市とも言える東京だけあり、コロナ禍でも話題ありであり、カテゴリーアップするホテルがあるのはホットな街と言うことの証明かもしれません。
カテゴリーダウン
カテゴリーダウンの数は日本では多く、珍しい出来事かもしれません。ダウンしたのは昨年から開業したフェアフィールドであり、道の駅に設置されたホテルのほとんどであります。
具体的には下記のとおりです。
フェアフィールド・バイ・マリオット札幌
フェアフィールド・バイ・マリオット栃木もてぎ
フェアフィールド・バイ・マリオット栃木宇都宮
フェアフィールド・バイ・マリオット岐阜清流里山公園
フェアフィールド・バイ・マリオット岐阜郡上
フェアフィールド・バイ・マリオット岐阜美濃
フェアフィールド・バイ・マリオット三重御浜
フェアフィールド・バイ・マリオット京都京丹波
フェアフィールド・バイ・マリオット京都宮津
フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波
モクシー大阪新梅田
となります。
開業間もない、フェアフィールドがいきなり、カテゴリーダウンとなっており、日本は魅力がないかと感じますが、コロナ禍では仕方ない事情があるとも言えます。
しかしながら、北海道から西日本まで広範にカバーするホテルが最安のポイントで滞在できるとなると旅行好きにとってはかなり美味しいかもしれません。
ホテル滞在において、ガウンを着た状態で、シャンパンとか受話器越しに注文は厳しいかもしれませんが、車で移動し、地元で有名な酒屋で調達し、ホテルの冷蔵庫で冷やし、持参のソムリエナイフとグラスで満喫可能であるのはなかなかかもしれません。
すべてのフェアフィールドに滞在していませんが、清潔で広く、国内チェーン系よりもとは違った世界であります。
何よりも、ホテルはマリオット系列でありながら、最低限の気品は保ちつつも、バスタブなし、朝食無しであり、ある意味、利用者に選択肢を提供しています。
日本国内のフェアフィールド・バイ・マリオットの近くには温泉施設も多く、そこでたっぷり浸かり、部屋に戻り、軽く飲んだら、ぐっすり睡眠もできそうです。
札幌でも徒歩圏内に24時間営業の温泉施設もあり、該当します。札幌の場合はユニットバスのバスタブもありますが。
自分で旅行を演出できないと厳しいところはありますが、それができると格安で気持ち的には満足できる旅ができると言えます。清貧とも言え、次なるたびにリンクすることが出来そうです。
最後に
地球最強のマリオットでありますが、力任せにゴージャスなだけでなく、ローカルな事情も考慮しており、日本においては清貧な旅も可能となっています。
都心でゴージャスに貯めて、全国で清貧な自分の旅を楽しむというのは。これまでのポイントの使い方とは逆かもしれませんが、色々な使い方ができることでもあります。
個人的にはいい流れになっている感じもします。地方各地に行脚することで地方創生にもつながるのかと思います。
本当にいい旅を自由気ままに極める点ではいいかなと感じています。マリオット・ボンヴォイは今後もチェックするのが楽しみです。