シカゴにある「London House CHICAGO HOTEL」に滞在しましたので、ゲストルームを中心にレビューをお伝えします。
London House CHICAGO HOTELはどのグループ
世界のホテルはマリオット、ヒルトン、IHG、アコーズなどに加盟しているところが多いですが、「London House CHICAGO HOTEL」はキュリオ・コレクションに属し、ヒルトングループに属しています。
場所
「London House CHICAGO HOTEL」はシカゴでは観光のど真ん中とも言える場所に位置します。シカゴ川のほとりに位置し、「Irv Kupcinet Bridge」と「DuSable Bridge(ミシガン大通橋)」の間に位置します。向かいにはトランプタワーシカゴあり、迷うこともありません。
オヘア空港から地下鉄で行く場合、ブルーラインに乗車し、約40分乗車し、ワシントン駅で降り、徒歩10分程です。上の地図ではホテルに向かって、下から上に歩いていくイメージです。
外観
歴史的建造物のため、外から眺めていても満足できる建物であります。シカゴを代表する歴史的建造物であり、エレベータホールや入口はとても魅力的であります。
旧建造物と隣接するホテルの間には増築された建物もあり、今回はそこにある「Vista Suite」に滞在しました。向かいの建物からみると既存建築物と新造建築物(ガラス張り)の違いが判ります。
レセプション・ラウンジ
レセプションは二階にあります。とてもモダンな空間であり、ラウンジはシカゴ川が一望できます。ラウンジはドリンクのオーダーもでき、ワインリストはなかなかであり、ラウンジにいるだけでも満足できます。
エレベーター
エレベーターは乗車する前に目的のフロアを指定し、カゴ内にはボタンがないタイプであります。違和感はありますが、慣れると安心感もあります。
フィットネス
フィットネスは24時間利用できます。設備は意外と充実しており、カーディオマシンのほか、筋トレマシンもあります。
客室
今回は同ホテルではもっとも新しい建物にある「Vista Suite」に滞在しました。ホテルを予約する前に「ヒルトンHonors ゴールドカード」に申し込み、「Honors Gold」として予約しましたが、アップグレードはありませんでした。とは言っても、客室20階中の19階のリバービューでありました。
向かいにはトランプタワーがあり、左右を見るとシカゴらしい景色が広がります。これだけでも満足であります。
部屋の構成は1面採光の1LDKと言った構造であり、ベッドルームは窓側、リビングは窓のない奥に位置しています。明るさを気にしてか、ベッドルームとリビングのガラスで仕切られ、カーテンもあります。
全体として幅は狭いですが、奥行きは長いスペースであります。窓は床から天井までであります。増築された設備でもあるため、シカゴのホテルも同区画はもっとも新しい部類に入り、設備としては快適であります。
寝具や設備に関しても最新設備と言え、古くささを感じることはなく満足できます。
バスルーム
バスルームはスイートと言っても、バスタブはありません。シャワーブースもハンドタイプのシャワーはありません。アメニティは充実しており、体を洗うにも不便ではありません。とにかく、設備が新しいため気持ちがいいと言うのが感想であります。
その他アメニティ
部屋にはアイスボールやソムリエナイフがあります。
そして、各フロアにはアイスマシーンもあり、ワインを購入してきて、冷やしながら室内でワインを楽しむこともできます。空の冷蔵庫あり、買ってきたドリンクを冷やすには最適であります。
近くには、セブンイレブンの他、スーパーもあり、ワインの他つまみも調達できるため、忙しくレストランで夕食を楽しめない人でも室内で部屋飲みを楽しむことができます。
朝食
ヒルトンゴールドの特典として朝食無料でありますが、同ホテルでは12USDのバウチャーをチェックイン時に渡されます。地階にあるレストランで朝食は食べられますが、バイキング形式ではなく、メニューで選択できます。12USDでは、最低のランクとなります。
卵料理(選択できます)とポテトとベーコンとなります。東南アジアのホテルと比較するとシンプルであります。しかし、各素材は料理人が調理したことが感じられ、どれもいい味わいであります。チップがあるため、完全無料とはならないようです。
最後に
同ホテルはシカゴのど真ん中にあり、観光ではベストであり、「Vista Suite」はもっとも新しい建築物のあるため、何も不自由することはありません。「Vista Suite」でリバービューを選択すれば、快適で景色の良い部屋が選択できると言えます。シカゴには有名なホテルがありますが、同ホテルも滞在する価値があると言えます。