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ビジネスクラス専門のLCC 空港からヘリコプターも利用できる

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La Compagnie

フランスにはフランスらしいとも言えるLCCがあります。それは全席ビジネスクラスのLCCであり、パリやニースとニューアーク(EWR)を結び、両国間はもちろん、世界一周の途中でも利用できそうであるため、まとめてみました。

La Compagnieとは

ラ・コンパニー

ラ・コンパニーとは2013年に設立されたフランスの航空会社であり、パリ・オルリー空港とアメリカ・ニューアーク空港のみを結ぶ航空会社であります。機材はボーイング757のみですが、2019年春から2機のエアバスA321neo新造機の導入しています。

fビジネスクラスシート

通路が一つしかない旅客機では最長フライトができるA321LRで就航しており、シート配列2-2のフルフラットシートです。

狭い機材でシートピッチを拡大させるために、若干斜めに配列しているのが特徴です。シートとしては前世代のユナイテッドのビジネスクラスに近い感じです。

就航図

さらに、ニース・コートダジュール空港のフライトもあり、ニューヨークからリゾートに一気にエスケープできそうです。

同社の存在意義は「ビジネスクラスをフルサービスキャリアよりも2-3割安く提供し、同等のサービスを提供する」ところにあるようです。

会社設立には早期に事業をスタートするために、航空会社を買い上げ、リブランドして立ち上げたようです。

ニース空港からモナコまでヘリで移動プランも

モナコエアー

成田空港から都心までヘリコプターで移動するプランも最近はありますが、ラ・コンパニーでは、ニース空港からモナコまでヘリでの移動できる運賃もあります。ニースとモナコ間わずか7分であります。

モンテカルロ

タクシーで移動すると1万円越えで30分ぐらいはかかり、公共交通機関で移動となれば、2時間弱はかかり、フルサービスキャリアを利用してニューヨークからモナコにアクセスするよりも便利かもしれません。

年間定額のプランも

定額プラン

過去にANAでは国内線プレミアムクラスに一年間乗り放題のプランを出したことがあり、話題性が大きいプランでした。

もし、現在そうしたパスがあれば、動画配信サイトで、毎日LIVE配信すれば、おもろしいビジネスになると想定され、当時毎日記事を書いていた人は、その意識はないにせよ、センスがあったと言えるかもしれません。

定額プラン

脱線しましたが、ラ・コンパニーでは回数券とも言えるパスを販売しています。その名はWe Love Businessという名称です。

誰でもビジネスクラスは愛していると思いますが、同パスでは前払いであり、往復のフライトで利用できる回数が増える(割引率としても良くなる)制度です。

完全乗り放題ではありませんが、最近話題のサブスクリプションモデルに誘引して、早期にキャッシュを得て、経営を安定させる狙いもありそうです。 

タイムテーブル

同社のタイムテーブルは以下のとおりです。 

時刻表

パリはオルリー空港(ORY)であり、ニューアーク空港とは毎日往復しているフライトの他、週5便往復しているフライトがあり、ダブルデイリーに近い存在となっています。

また、ニースとニューアーク間に直行便が週4往復設定されています。以前はオルリーのみでしたので、事業が拡大しているようです。

運賃はどれくらいか

ニューアーク=モナコ片道

旅程

 ニューアークからニース・コートダジュール空港までは同社を利用し、同空港からモナコまではヘリコプターを利用する旅程です。

日程はニューアークを5月4日に出発するフランです。

運賃

運賃

運賃は総額約92,837円であり、うちヘリコプター利用料が18,618円であり、ニース空港からモナコまでタクシーを利用と比較すると、その速さから断然メリットがありそうです。

マイレージプログラム

ロイヤリティプログラム

同社のマイレージプログラムは同社単独であり、運賃の種別により、積算するポイントが異なります。

そのため、パリとニューアークを片道での特典航空券をゲットする場合は、相当数の往復が必要です。

また、同社の有償航空券利用の際の予約変更手数料にも充当できます。日本のマイラーにとっては、かなり遠い存在と言えます。

最後に

ラコンパニー

ビジネスクラス専門のLCCでありますが、サービスはフルサービスキャリアと変わらないようです。機材についてはA321neoの最新の長距離フライトバージョンのA321LRを導入し、シートも快適のようです。

ニースへの就航もしており、モナコまでのヘリコプターアクセスのセットプランもあります。

ビジネス専門なので、機内の混雑もなく、プライベート感を味わい、空港からはヘリで移動とセレブ感を味わいつつも、スマートな運賃であります。

マイル修行とはなりませんが、たまにはこうしたプチ贅沢を利用するのも有りかもしれません。 

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