クウェート航空でバーレーンからクウェートシティまで移動してみましたので、お伝えします。
バーレーン国際空港(BAH)にて
バーレーンの北端あるバーレーン国際空港は近くに流通団地があり、そこまでは結構交通量があるのですが、空港は静かなものです。昼だからかもしれませんが、
とてもピカピカな空港で中東は空港天国です。ドハイ、アブダビ、マスカット、ドーハとともに綺麗な空港です。ただ、それほど広くないので、逆にわかりやすくて便利でもあります。
チェックインの際にパスポートが2つあると言われて、出入国事務所に行き、同じことを言われ、1つしかないと言うと、端末を操作していました。おそらく、エチオピア航空に乗り損ねて、その乗継で駄目になった航空券の目的地がバーレーンだったので、それが影響していたのかもしれません。
大きくはないですが、免税店やショップなどは多めであります。お客さんより店員の方が多いくらいでした。
トランジットホテルがあります。アジアだと質素なトランジットホテルが多いですが、かなり豪華なホテルのようです。乗り継ぎのケースで入国できない需要が多いのかもしれません。
クウェート航空はスターアライアンスでなく、同空港にはプライオリティパスで利用できるラウンジもないため、バーを利用します。市中にはバーはないようで、珍しいのかもしれません。そして、ラマダン時期なのでアルコールの提供はないかなと思い訪れます。
しかし、ありました。ただ、値段がものすごく高く、グラス一杯のワインが3,000円くらいしました。また、搭乗券とパスポート番号を手書きで台帳に控えていました。アルコールの管理は厳格なようです。
フライト
いよいよ、搭乗です。ここ最近のフライトでは珍しいくらいガラガラでした。ラマダン時期は日の出から日没まで断食となるので、やはり移動も少ないようです。旅行者にとってはレストランが開いていなく、アルコールも飲めないので、不便ですが、日中のフライトは逆に空いていてメリットがありそうです。
今回は非常口座席としてみました。他の席よりは広いですが、非常口座席としては広くない間隔でした。指定料金もそれほど高くありませんでした。
機材はA320neoであり、コックピットの窓はサングラスのようなシルエットの黒縁仕様でした。


ナローボディー機ではありますが、シートモニターが付いており、長距離国際線と変わらぬ機内エンターテイメントでした。シートモニターにUSBポート、足下にコンセントがあり、二つあるのは結構珍しいです。
窓の外を見るとガルフエアの本拠地なので、同社の翼がたくさん見えます。本当ならガルフエアに乗っているはずだったのですが。
ゲートから滑走路まではすぐであり、すぐに離陸です。羽田第2ターミナルから北海道に向かうような感じです。そして、向かい風が強めのようで、すぐに地上を離れます。
マナーナの摩天楼を見ながらバーレーンを離れます。束の間のバーレーンにお別れです。
安定飛行に入るとカタール航空もそうでしたが、ラマダン期間中のラマダンスペシャルなランチボックスが渡されます。
中身はヨーグルトにツナ風なサンドイッチにケーキ、ドライなつめやしです。ラマダン時期には良く食べられるスーパーフードです。ドリンク剤よりも効果があるかもしれません。
バーレーン(BAH)とクウェート(KWI)の区間マイル数は261マイルであり、東京と大阪ぐらいの距離です。1時間もかからず到着となります。
Al Khiranという独特な形をしたクウェートの街が見えつつ、どんどん高度を下げていきます。
広大なクウェート空港に到着し、ゲートに。隣にはクウェート航空のフラッグシップ機であるボーイング777-300ERが駐機していました。同機は長距離便だけかと思うと中東都市間フライトでも運用されているようでタイミングが合えば、乗ることもできそうです。
この後、入国で手数料約1,500円くらいをカードで支払い入国です。ビザはパスポートに貼るのではなく、印刷されたA4の普通紙であり、それをパスポートに挟んで滞在です。この後、ターミナルを出て確認すると、ライドシェアのピックアップポイントは遠いため、定額タクシーで市内に向かいました。ドライバーは出稼ぎなのか、かなり道に迷わされ、一苦労でした。
最後に
今回はクウェート航空でバーレーンからクウェートまで移動しました。フライト時間も短く、機内も混雑していなかったので快適なフライトでした。バーレーン国際空港はとても綺麗であり、ラウンジの利用があれば満点でしたが、空港とフライトともに満足でした。