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鹿児島空港から宮崎駅まで移動してみた

鹿児島空港(KOJ)から宮崎駅まで移動してみましたので、お伝えします。

鹿児島空港と宮崎空港

鹿児島に行くなら鹿児島空港、宮崎に行くなら宮崎空港というバイアスはありますが、鹿児島空港と宮崎空港の規模を比較してみます。

鹿児島空港(KOJ)

旅客数 5,549,841人(2023年度)

鹿児島県人口 1,531,712人(2024年10月)

県庁所在地の代表駅からのアクセス時間 約40分 (バス:鹿児島中央駅)

宮崎空港(KMI)

旅客数 3,067,906人(2023年度)

宮崎県人口 1,030,361人(2024年10月)

県庁所在地の代表駅からのアクセス時間 13分 (鉄道:宮崎駅)

鹿児島空港は羽田、成田、関西、福岡、新千歳、那覇、伊丹、セントレアに次ぐ旅客数(9位)であります。一方で宮崎は熊本と長崎の間に位置する12位であります。全国的には多い空港ではあります。

旅客数と言う事は人が多いとそれだけ移動も多く、人口を比較してみました。鹿児島は九州では熊本と匹敵するぐらいの人口であり、宮崎は人口は100万人はあるものの、鹿児島とは違うトレンドなのかもしれません。

昔は沖縄は人口が少ないところでしたが、本州の今の鹿児島に近くぐらいの人口があり、随分変わったものです。

鹿児島空港が日本で9位であるのは、人口の多さと東京からの距離もありますが、意外と県内離島と鹿児島空港間の利用者数が多いのも第9位に貢献しているのかもしれません。

市街地からのアクセスでは宮崎空港が圧倒的であり、鉄道直結と言うのは全国的にも大都市にも匹敵しています。

アクセス時間は鹿児島空港は都心部まで38分~41分、宮崎空港はJRで11分程であり、ここにも大きな差があります。こんな差があるので鹿児島空港から宮崎駅まで移動してみました。

鹿児島空港から宮崎駅まで移動してみた

日本全国、空港は県庁所在地の都市の中心部にありますが、鹿児島空港も鹿児島中央駅がメインでありますが、それ以外もあります。空港から近い、国分や志が沢山の志布志行きもあります。県内で色々な路線が充実しているのは良いですね。

国分と言うと日豊本線の主要駅であり、特急も止まる駅であり、宮崎を目指すならばこちらの方が有利と言えます。

まあ、鹿児島空港は鹿児島市だけでなく、熊本方面にも高速バスがあるので、それも良いのですが、物理的に距離がかかるようであり、歴史のある鉄路の日豊本線の方が優勢と言えます。

バス旅

鹿児島空港から国分駅前まではローカル路線バスの旅であります。この区間はキャッシュオンリーでありました。新千円札を出すと、運転手さんの財布から旧千円札を交換してくれました。それからの両替であります。

何とも、アナログですが、気持ちが伝わるバス旅でした。

20分足らずで鹿児島空港から国分駅に到着です。駅と言っても駅の真ん前ではなく、3分ぐらいはかかる位置にあります。トヨタレンタカーの目の前であり、国分と言えば京セラの城下町であり、この辺りはauの利用率が高い場所かもしれません。

バス停と言うか駅から一番近い、コンビニはローソンであります。京セラは関係ないですが、auの運営会社が半分を資本を持つ会社でもあり、この辺りはauを利用しているとメリットが多い地域かもしれません。

国分駅であります。最近は無人駅が多いですが、有人のみどりの窓口がある駅でした。そのおかけでネット予約したきっぷも発券できました。チケットレス対応でもよさそうですが、地方はこれからなのかもしれません。

地元名産の焼酎展示が待合室にありました。空港からバス停車時間から次の列車までは約50分あり、ローソンに行ったりして時間を潰しましたが、待合室の時間は重要でした。30分くらいは座っていました。(ローソンで買ったお酒を飲んでいました)

国分駅から宮崎駅までは89分と意外と近いです。鹿児島中央に行くよりも、空港からのバスの時間が短く、列車の時間も短いので宮崎空港のフライトが確保できない時はバックアップとなりそうです。

中心部まで近いKMIの方が断然でありますが、フライトのキャパとか考えるとKOJ利用の価値もありそうです。また、マイル・プレミアムポイントは当然、KOJの方が多く積算されます。

787乗車

KOJまでは78Gでしたが、今度は地上の787であります。水戸岡氏が四半世紀後の老朽化対策も考えていたとすると驚きなぐらい現代でも褪せていない車両であります。

むしろ、B787の方が劣化が目立つくらいであります。

本日は90分ほどの乗車ですが、G席としました。フライトが78Gでしたので、それにかけて。787系のG席であります。

昔からの配列であり、グリーン車は1-2配列であります。シートは古いですが、悠々であります。いつ乗ってもいいですね。

鹿児島から宮崎まではそこそこの境界地帯があり、峠道のようです。タタンという線路のつぎなの音が主張されます。

神社と言う事もあってか赤くなっています。この後はすぐに都城であります。国分から宮崎は近いです。

霧島も見飽きたところで高架になります。根室本線の帯広付近ともオーバーラップします。日豊本線の方が北海道よりもまともでありますが、この先考えるとどうかと思いますが、どうでしょう。

定刻に都城に到着して、出発です。国分からは近いですね。鹿児島空港の新たな活路を感じます。都城と言うと寝台の停車駅と言うのが個人的に感じますが、年老いたからでしょうか。

鉄道の聖地である南宮崎を過ぎると、大淀川を渡ります。そして、宮崎駅であります。この川で思い出すのが。ラウンジ大淀でありますが、バスなどの交通体系はこの川で結構、分かれているので不思議なものです。

宮崎駅に到着であります。ひゅうがときりしまを一緒にしてしてしまえばと思いますが、県内から宮崎空港にアクセスする人を考えるとやはり、別名で別ダイヤの方がいいのかもしれません。

そんなに来たことはないですが、宮崎駅前です。写真で見えるホテルは泊まったことがあり、背面の駅ビルの上にある神社も行きました。あとはどこに行ったらいいですかね。

宮崎は鉄路では大分からも遠く、鹿児島からはかろうじて特急も多いので、近く感じますが、やはり遠い場所であります。博多からもバスも時間がかかり、九州では陸の孤島感があります。

フライトも鹿児島程はなく、小型機材が多い都市であります。観光客が多いので、もっと増やしても良いと感じます。特に、ANAの代表者だった人は九州生まれの人が多くそうと感じます。

最後に

今回は鹿児島空港から宮崎駅まで移動してみました。同一県内の移動と比較しても、鹿児島側からの移動は意外とスムーズです。難儀は少ないと言えます。

バス停の写真ですが、この後はどこに行くのでしょう。何とかの夜明けとか見てみたいですね。蟹江さんが懐かしいです。

さて、鹿児島空港は都城や宮崎でもダイレクトな宮崎フライトが混雑している時は活路はありそうなルートであります。観光としても、温泉や見学できるところが多いのでもKOJ活用はありそうです。

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