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【JR西日本の旅】可部線のあき亀山駅

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広島市内で乗り残している可部線に乗車しましたので、お伝えします。

帰宅ラッシュはこのご時世でも

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夕方4時過ぎに新大阪のホテルをレイトチェックアウトして、のぞみで広島に。どこでもきっぷの場合、指定席が6回まで利用できるので、新幹線も指定席にするのですが、2-2配列だけど8両編成のさくら・みずほは快適そうであるものの混雑の予想、そして、16両編成で停車駅が少なく広島止まりがあるのぞみは早くて空いているものの、座席が狭いと、悩ましい選択でしたが、のぞみとしました。

結果的に3列席を独占し、リモートワークをしているとあっという間に広島到着です。ホテルにチェックインして、身軽にして再び広島駅に向かいます。

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全国的にも可部線のラッシュ時の混雑率は高く、はまったと思ってしまいましたが、明日の予定を考えると今しかないため、乗車します。車両は4両編成のRedwing227系電車であります。もみじの赤なのかわかりませんが、印象的であります。

CITY NETWORKということでCがモチーフにしたロゴでありますが、赤ヘルのCに見えてしまいます。

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広島駅から乗車した時はおしくらまんじゅうとまで行きませんでしたが、自由に好きな場所に移動できる感じではなく、夕方の東京都心の地下鉄のような感じでした。

東京と比較するとテレワークの普及が進んでいないことが原因のようですが、線路のキャパも混雑に影響しているようであり、地元のキッシーにはリモートワーク推進など我田引鉄にならない程度対策して欲しいところです。

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面白いのは大町に向けて降車が進み、どんどん空いてくるかと思うと途中から乗る人も多く、意外と混雑は続きます。

沿線の道路の渋滞や本数が多い同線のニーズがマッチしており、地方の路線としては今後も期待できそうな路線であります。

あき亀山駅

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広島から48分で終点のあき亀山駅に到着です。行き違い停車がなければ25分もかからないのではと言う距離でありますが、全国いろんな体系で運転されているということの経験にはなりました。

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もともと可部線は横川から三段峡までの60km超の路線でありましたが、可部から三段峡の区間が大鉈を振るわれ、2003年に一気に廃止となっています。

場所は違いますが、いきさつはJR北海道の札沼線にも似ている感もあります。まだ同区間が廃止される以前の時刻表の路線図では蛇のようにクネクネと描かれており、乗ってみたいと思いましたが、実現しないまま今を迎えました。残念。

しかし、2017年に可部駅 - 荒下県営住宅跡地区間は電化されて延伸と言うか復活をしています。地図を見ると周辺は戸建ての住宅が多く、しばらくは人口も安定しそうであります。だったら、2003年の廃止時に施しておけばと思いますが、時間と言うのは人間を惑わすものなのかもしれません。

また、辺りを見渡すと、駅の横には市民病院が建設中であり、ニーズはありそうでしばらくは上り調子のようでもあります。

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現在のあき亀山駅は2003年の廃止前に存在していた安芸亀山駅とは異なり、広島方に3km近い場所に設置されています。

そのため、当時と混同しないように駅名の安芸をひらがなのあきにしています。あき竹城みたいです。

駅は無人駅でありますが、亀のモニュメントがあるなど、沿線の人たちには1.6kmではあるものの、悲願の電化開通と言うのがなんとなくわかります。

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そして、今のあき亀山駅は時間帯によっては折り返しの列車に乗るために30分以上も空きますが、朝夕は10分ちょっとで折り返してくれます。

ちょっと山なのか寒いので、列車にそそくさと戻ります。

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広島行きはガラガラかと思うと可部駅から結構人が乗ってきたりします。しかし、途中で降りたり、意外と可部線内需要が多いようです。

しかし、行き違いの交換時間が行きはわからなかったので気になりませんでしたが、戻りは結構苦痛に感じてしまいます。

複線なら20分ぐらいで行けてしまうようなところではあります。

横川駅にて途中下車

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起点である横川(よこがわ)駅に戻ってきました。山陽線とあわせて広島までは本数があるので、途中下車をしてみます。釜めしの群馬の横川(よこかわ)とは違って、昔から賑やかであった雰囲気を感じます。

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駅前には路面電車の広島電鉄 横川駅停留場があります。JRとの乗り換えを考慮してか屋根で覆われています。
路面電車の印象が強いですが、日本で初めて乗り合いバス、今でいうローカル路線バスの発祥の地であり、横川とさっき通ってきた可部との間という事です。

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可部線と山陽線はホームが異なるため、岩国、柳井、徳山方面への乗り継ぎには3分以上は見た方がよいかもしれません。広島方面は可部線が直通するため、乗り換える必要はないと思います。

呉方面に座っていきたい場合は隣駅の新白島駅の方が移動は少なさそうです。

もっとも、柳井方面であれば、大町駅でアストラムラインに乗り換え、大塚か終点の広域公園まで行き、そこから高速バスと言う方法もありそうです。

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束の間の横川駅の途中下車も終わりであります。あとはホテルに戻るのみであります。

最後に

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最後は横川駅から広島行きの列車で終点広島まで乗車で今日の夜活は終わりです。ベッドタウン路線でありながらも4両編成で単線のため、ほぼ各駅で交換と言う、帰宅ラッシュ時は結構なものでした。

それでもいったん廃止された路線がわずかばかりではあるものの、復活したり、衰退一途の鉄道の中では明るい路線でもありました。

是非、BSフジの鉄道伝説で波乱万丈なところを自前の音楽(ほぼ毎回同じですが)とともにデフォルメしてフィーチャーして欲しいところであります。

今回新たに乗車した路線

可部線    横川~あき亀山    15.6 km(完乗)

明日は西日本の本州内のすべての路線が完乗できるかどうかがかかっているため、早く寝ます。

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