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【JR西日本の旅】小浜線・舞鶴線・福知山線から大阪都心に

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小浜線から大阪近郊まで一気に南下してみましたので、お伝えします。

小浜駅に向かう途中

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昨日は日が沈み、真っ暗で時世的にネオンも少ない中を宿まで急いだので、気づきませんでしたが、朝は駅に戻るまでも結構、景色が楽しめます。

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市の公園らしいのですが、杉田玄白関連の記念碑があったりします。目の前の病院の方が有名なのかもしれませんが。

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C58が保存されています。文学的な表現では第二の余生を静かに過ごすという事となりそうですが、それに倣うと、鉄道の場合は廃車登録が退職で、解体が没という事なのかもしれません。

紅葉は明らかに整えられており、一年で一番のタイミングであることは間違いありません。

小浜線

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寄り道をして、小浜駅に到着です。とってもシンプルな駅であります。同じ西日本では備後庄原駅とかは雰囲気ある駅舎に直していますが、乗客数ではある意味こちらの方が堂々としている感じもします。

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鉄道遺構のような建物があります。レンガ造りと言うだけで興味が湧く位、レンガ造りの建物が少なくなってしまったのかもしれません。

最近の温暖化天候に耐えるとなると、やはりレンガよりもスタミナな素材が選択されいしまいますが、環境の変化に人間の育った環境で得られた感覚が追い付かず、レンガの方がきれいに思えてしまうというパラドックスかもしれません。

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前回の記事では北陸管内のフリー切符で盲腸線を巡った記事を書きました。その元を取る最大の駅は京都との県境の青郷駅まで行くことでしたが、小浜線は海沿いであり、その景色は日のあるうち限定を考えて小浜に敢えて滞在しましたが、その行動は結果が出たようです。

朝から天気が良く、入り組んだ半島と湾内の凪な景色は予想はしたものの、想像を見えてくる景色でした。

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若狭本郷あたりまで来ると若狭湾と言っても岬に囲まれた地帯となります。そして、遠くを見ると鉄塔と言うか電柱が見えてきます。

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若狭湾のように入り組んだ地形であり、平たい場所が少ない場所は一般人の往来を容易に遮断できます。そして、湾内なので大量の水を安定して確保でき、保安などを考えると国策的な発電事業とか有利だったのかもしれません。柏崎や女川もそんな感じであります。

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そのためか、街で見るような送電線の鉄塔よりも大きなものが列挙しています。右は京都・大阪・奈良方、左は兵庫方とか想像してしまいます。

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本来であれば、昨日はフリー切符でここまで到達していた、青郷(あおのごう、福井県高浜町)に停車です。この後は京都府に入ります。

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そろそろ、東舞鶴駅に到着であります。

日本の軍港と言えば、横須賀、佐世保、呉、舞鶴であり、唯一日本海側に位置する場所でもあります。

日本が真ん中で太平洋が分割されない地図を見ると舞鶴は裏日本に見えてしまいすが、韓国とかでよく見る地図の感覚からすると、関西をガードするような場所であり、日本が韓国や中国に進出していた時代を考えるととても要衝だったと感じます。

京都府内では大阪・奈良と接する市町村の方が戦後は人口は多いところも多いですが、舞鶴は昔から大きな街のと言う感じです。

舞鶴線

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小浜から乗り換えなしで東舞鶴に到着です。

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高架駅舎と立派ですが、列車は抹茶色の113系であります。舞鶴線は綾部までですが、同列車は福知山まで行くので、乗換駅が多いこの辺りでは迷うことがなく便利です。

京都市民は山陰本線の京都方に流れるとはいえ、福知山駅直通があるのは県境でも行き来がある他、観光客の同地における県間需要があるという事かもしれません。

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かつて活躍したタンゴエクスプローラーが西舞鶴車両基地で見られます。廃車ではないようであり、余生と言うわけでもないようです。お仕置き部屋に配属されている感じです。

本人たちも満身創痍でこんな姿では登板したくない雰囲気も醸し出しています。

それでも廃車されていないというのは希望があり、誰かが手を差し伸べてくれるのかもしれません。

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銀杏並木は見た目はきれいですが、足元は銀杏の果肉臭であり、マスクをしていても鼻をつまんでしまいます。車窓なのでにおいがなく、いいとこどりです。

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土師川を渡ると福知山に入る感じがします。橋が多い川であります。

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福知山城が見えると減速が始まります。お城は春よりも秋に巡る方が汗ばみも少なく、静かで紅葉もあるので良いと思いますが、天守閣までなかなか行きません。

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そして、福知山駅に到着です。過去二回、同駅で乗り継ぎをしていますが、改札外に出たのは初めてでした。

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京都まで京丹後鉄道車両の直通があるので山陰線を南下して京都まで行きたいところでしたが、今回は福知山線に乗るのが目的であり、福知山線経由のこうのとりに乗車します。

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谷川駅まで落ち着いた山郷風景ですが、谷川駅からは景色が変わってきます。

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谷川駅に到着です。加古川線と福知山線の接続があまりに塩いので。加古川線乗り継ぎも考えますが、朝から晩まで、どの乗り継ぎも接続が悪く、見送りました。

特急こうのとりも谷川停車は少なく、今回乗車した12号も谷川には停車しないのですが、下り列車との行き違いのために同駅に一時停車であり、だったら停車駅にしたらとか思います。

そうすると西脇方からくる加古川線との乗り継ぎも良く、駅前の恐竜は吠えそうです。

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山間を進むと新三田駅留置線が見えます。山間の中に突如として広大な敷地の留置線はなかなか珍しい景色であります。

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宝塚辺りまでの山間を進む路線が続き、渓流沿いなので特急列車の利用価値もあると感じてしまいました。

伊丹空港が近くなると飛行機が見えるかと期待するものの得には見えず、そのまま尼崎駅に到着です。

JR東西線

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尼崎駅からはJR東西線となります。25年前に開業した路線であり、当時の国力もあってか大阪都心の地下を掘ったほぼ地下の路線であります。

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距離は12.5kmと短いですが、終点と始点でつながっている片町線と神戸線、宝塚線と相互直通の列車が走る路線であり、湘南新宿ラインのような路線であります。

都心部は地下なので、常磐線+千代田線と言った感じもしますが。

おおさか東線

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京橋を過ぎ、片町線に入り、あっという間に放出(はなてん)駅に到着です。中古車のイメージが強い同駅ですが、列車も中古車並みのクラシック感満載です。

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一旦、南端を目指します。放出から7駅で終点の久宝寺駅に到着です。関西本線とつながっているので奈良方面には行けますが、今日は引き返します。乗ってきた放出を過ぎ、新大阪を目指します。

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最近できた路線で、ビッグターミナルへの接続でもあるため、地下とか入るかと思うとずっと地上を走っています。貨物線を旅客線としても利用できる路線であります。武蔵野線みたいです。

ハドソン川対岸のマンハッタンをニュージャージーから的な写真をと思い、撮影すると足元の土手を見るとリールリード全開で土手の上に駆け上っていくシーズーが見えます。いち早く川からの景色が見たいのかもしれません。

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東海道本線と合流であります。車内はスーツケースを持った人が多く、新幹線を急ぐが多いのかもしれません。観光客だと一旦、天王寺や大阪に出てしまうと思います。

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新大阪駅に到着です。ここで今回の列車旅は終わりです。リムジンバスで伊丹空港に向かうこととなります。

最後に

今回は風光明媚な小浜線から北近畿に入り、福知山線で大阪都心を目指し、大阪都心内では比較的新しいJR路線に乗車した車窓の変化激しい一日でした。

今回新たに乗車した路線

小浜線    小浜~東舞鶴    34.8km(完乗)

舞鶴線    綾部~東舞鶴    26.4km(完乗)

福知山線    伊丹~福知山 100.7km(完乗)

JR東西線    北新地~尼崎   8.9km(完乗)

おおさか東線    新大阪~久宝寺    20.2km(完乗)

約200kmの旅でしたが、西日本の未乗は1,216.9kmであり、西日本はまだまだ続きます。

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