JALプレミアムエコノミーのクアラルンプール発ニューヨークJFK空港の往復が安いため、まとめてみました。
ANAがプレミアムエコノミーの運賃を大幅に改悪しても、クアラルンプール発ニューヨークを改悪しない理由
ANAは12月5日にプレミアムエコノミーの予約クラスを世界各地で100%積算率から70%加算率に変更した中で、積算率を変えなかった路線もあります。それは、クアラルンプール発券のニューヨーク往復も一つであります。
同路線はJALの方がスケジュール的には不利であり、そうしたこともあり、相対的にJALの方が安く、マイルの積算率については、JALは100%加算であり、ANAは徹底的に対抗したいのか、同路線等はプレミアムエコノミー100%を残しています。何が適正かわからなくなります。
プレミアムエコノミー クアラルンプール=ニューヨーク往復
旅程
今回は3月の頭の週末にクアラルンプールを出発し、成田からそのままニューヨークに出発し、弾丸で当日、日本に戻り、到着翌日にクアラルンプールに出発する旅程を想定してみました。このルートに限らず安いルートもあるため、自分に合ったルートを検索してみるのも良いと言えます。
往路は3月9日の夜11時前に出発し、成田には朝6時過ぎに到着します。そして、5時間弱の乗り継ぎで、ニューヨークに向かいます。JALのプレミアムエコノミーでは、JALのラウンジが利用できるため、朝カレーでも食べるのも良いと言えます。JFK空港には同日の午前11時過ぎに到着します。
復路は同日の14時前に出発します。JFKタッチはこの時世厳しいとも言えますが、あえて試算してみました。数日のニューヨーク滞在する場合でも同様な運賃はあり、休暇とあわせて検討していただければと思います。
運賃・予約クラス
運賃は日本円で約199,911円であり、予約クラスは全区間Eクラスであり、100%加算であり、400ポイントも加算されます。ANAでは同様の条件で同区間を22万円程度で提供しています。また、ANAの成田便にはプレミアムエコノミーは設定がないため、いつまでマジックが効くというところかもしれません。
積算マイル・FOPポイント
積算マイルとFOPポイントは下記のとおりです。
フライト | 機材 | 区間マイル | 積算マイル | FOP | ||
---|---|---|---|---|---|---|
3月9日 | KUL | NRT | 789 | 3,338 | 3,338 | 5,407 |
3月10日 | NRT | JFK | 77W | 6,723 | 6,723 | 7,123 |
3月10日 | JFL | NRT | 77W | 6,723 | 6,723 | 7,123 |
3月12日 | NRT | KUL | 789 | 3,338 | 3,338 | 5,407 |
合計 | 20,122 | 20,122 | 25,060 |
積算マイルは20,122マイルであり、FOPは 25,060FOPであります。FOP単価は国際線のみで7.98円/FOPであり、世界的に見ても優秀な単価と言えます。
最後に
JALとANAのプレミアムエコノミーを比較した場合、シートピッチやシート幅は同じですが、シートモニターサイズはJALが大きいです。
特筆すべき点としてはJALの方が運賃は安く、どう考えてもJALの方が良いと言えます。JALとANAのサービスにも差があると言え、JALの方がよさそうです。JALでステータスマッチがあれば、JALに乗り変えて、ダイヤモンド修行するのも楽しいかと思います。