弾丸トラベルは怖くない!

飛行機、ミリオンマイラー、鉄道、ホテル、海外発券、飛行機旅指南など

ジェッダ・マリオット・ホテル・マディーナロード ジュニア・スイート宿泊記

サウジアラビアのジェッダにあるマリオットのスイートに滞在しましたので、お伝えします。

アクセス

場所はホテルの名前のとおり、マディーナロードに位置します。土地勘がないので良くわかりませんが、街の中心部とジェッダ空港の間のようなところであります。空港からは4-5km程の距離ですが、直線の道路はなく結構遠回りをします。Uberでホテルから乗った際は1,500円ほどでしたが、空港からはもう少しかかかるようです。

ホテル付近は日本で言うとバイパス通り沿いのようなところにあります。ホテルは10車線ぐらいの通りに面しており、隣にはマツダのディーラーがあったりします。

最寄りのショッピングセンターは1.3km程のところにあり、歩くと10分ちょっとでありますが、灼熱の中を歩くとすぐに汗だくとなってしまいます。基本的には車でないと色々と歩くのは厳しいジェッダであります。

ショッピングセンター内にはスーパーやスタバが入っており、スーパーはお酒を売っていない以外はどこにもでもあるようなスーパーでした。

ロビー

2022年に開業したホテルは新しく、ロビーは吹き抜けの空間となっています。ガラスの天井となっており、とても明るい空間でもあります。

ホテルはツインビルとなっており、客室はNORTH棟とSOUTH棟に分かれています。今回はNORTH棟に滞在となりました。

フロアレイアウト

同ホテルのロビーは地上から少し高いところに車寄せが造られているため、フロア的にはMEZZANINEフロアとなります。このフロアにはクラブラウンジのM Clubtがあり、South棟のMフロアにあります。

1階(日本で言う2階)にはレストランとフィットネスとプールがあります。そして、グランドフロアはボールルームなどのビジネス需要となっています。

フィットネス・プール

フィットネスとプールはSOUTH棟の1階にあり、後述するレストランの隣にあります。NORTH棟からフィットネスを目指すと1階で降りると早いのですが、レストランの中を通り抜けとなるため、一度ロビー階のMフロアに降りてからロビー階にある螺旋階段で行くと言う感じでした。

フィットネスはカーディオマシンだけでなく、筋トレマシンも充実しているので、いつものフィットネスに来た感じであります。日本では考えられませんが、男女でフィットネスルームが分かれていました。

プールは灼熱で暑いのですが、空気は乾燥しているため、日光を避ければ意外といける感じであります。写真はありませんが、小さなサウナもあり、汗を出し切るには良いかもしれません。

ジュニア・スイート

客室については、NORTH棟は2-11階まであり、エレベーターロビーはゆったり目であります。今回は6階のジュニアスイートでした。

ルーム全景であります。スイートと言いつつも、完全に分割されているのではなく、大きな柱で分割されている感じであります。感覚的にはタワーマンションの縦長の1LDKみたいな感じであります。

リビングスペースには大きなL字型のソファがあり、写真の反対側にカウンターデスクがあります。

ベッドルーム(エリア)側からリビングを見てみます。バスルームは木製シェードを開けるとシースルーとなります。

テレピはリビングエリアとベッドエリアにそれぞれ設置されており、55インチのLG製の同じものです。テレビはクロームキャスト対応なので、いずれのテレビからもSNS等が視聴できます。

ただ、リモコンは1つであり、テレビ間近で操作しないと両方のテレビが動作してしまいます。寝る前にベッドの上でリモコンを操作するとリビング側のテレビも作動してしまい、ベッドから出て、いちいち近くまで行って消すと言う操作が何とかありました。

照明はダウンライトとコーブライトの組み合わせであり、高級感のある仕上がりとなっています。この辺りは最近のホテルであります。

ワンフロアの客室はそれほどなく、スイートが多い構成でもあります。今回のジュニアスイートは先述のとおり、うなぎ床のような細長さであります。

ルームアメニティについてはクローゼットは完全クローズであり、扉を開けると照明がつくタイプであります。運動後のウエアを干すのにクローゼットを開けておくと寝ているまで照明がついていました。

ベッドサイドには目覚まし時計兼ワイヤレス充電器があります。また、ベッドサイドにはグラスとペット水が最初から置かれていました。寝起きの口の渇きを予想しているかのようです。

スリッパは日本のビジネスホテルで使い捨てのがある場合のぐらいの品質であります。部屋自体はとてもきれいなのでスリッパ自体が必要ないくらいでした。

他のアメニティは一般的であります。冷蔵庫は珍しい引き出し式であります。ハイアットセントリック金沢以来の遭遇であります。

電源関連はベッドサイドこそはタイプBFであるものの、カウンターデスクはユニバーサルタイプであり、アダプタ不要であります。ベッドサイド、カウンターデスクともにUSBポート(Aのみ)あります。また、HDMIポートやBluetoothボタンもあり、設備は充実しています。

広々バスルーム

バスルームはバスタブ付きの広々した大理石一面のの豪華な造りであります。こちらも最新のホテルだけあり、照明の使い方が工夫されています。

もちろんシャワーブースもあり、2ウェイタイプであります。床面も大理石のため、濡れた足だと滑りそうになるので差し足でもすり足でもない、緊張感が必要です。

トイレは南欧・中東でよくみられるビデ夫人はありませんが、シャワーホースがありました。あるのは有難いのですが、水洗と同じ水で大丈夫かや使い方に気を使ってしまうため、躊躇ってしまいます。

バスアメニティは充実しており、シェーバーやマウスウォッシュもあります。マウスウォッシュはノンアルコールタイプでした。ノンアルコール徹底しています。

窓からの景色

窓からの景色は空港が近いと言う事で、着陸する飛行機が見えます。写真にすると小さいですが、結構な迫力であります。飛行機はサウディアのB777-300ERでした。ただ、窓は防音なのか意外と音は小さいのも良いところであります。

しかし、目線を下にするとトラックメーカーかリース会社かのヤードであり、トレーラーヘッドがたくさん駐車していまして。トレーラーマニアにはたまりませんが、あまりの配列にちょっと痒くなってきます。ただ、ヤードなのでエンジンを吹かしたりする音は全くしないので、静かでありました。その先にはジェッダの住宅地のような街並みが見えました。

ちなみに反対側は10車線道路で交通量が多く、クラクションもすごいので、こちらの方が良かったと言えます。

朝食「Olive Tree」

朝食は1階のレストランであるOlive Treeであります。朝6:30からオープンしています。朝一と言う事のあってか貸し切りかのように静かに食べられます。Internationalということで、ヨーロッパのホテルと変わらない感じでありました。豚肉とかはやはりなかった気がします。

ご当地の煮込み的なものもありましたが、辛そうでしたので、ここは我慢して無難なものにします。飛行機で腹痛を我慢するのは地獄ですので。魚はスモークサーモンぐらいでした。もちろん、ラーメンややきそばやカレーはありませんでした。

クラブラウンジ「M club」

先述のとおり、SOUTH棟のMフロアにはクラブラウンジであるM Clubがあります。カードキーをかざせばアクセスでき、受付はいない時間帯もありました。ラウンジは結構広く、ゆったりとした空間です。その割には利用者が少ないのでなおさらです。

ただ、ダイニングエリア以外は腰が低めのソファが多いので、パソコン作業には向いていません。

ただ、会議ができるような仕切られたブースが5つくらいあるので、このブースを利用すると結構静かにパソコンで作業ができます。実際に夕方には4-5人がこのブースで会議をしていました。

フード・ドリンクについては昼でもプチハンバーガーがあったりと結構充実しています。そして、イブニング時間には当然、ホットミールがあり、スタッフがビーフステーキをお勧めしてくれました。同国でもビーフはやはり大人気なのでしょう。

しかし、ドリンクは同国だけあり、アルコールは全くなく、アルコールフリーのビールさえありませんでした。あるのはリプトンのレモンティーやフレッシュジュース、コーラくらいでした。

結局、ショッピングセンターで購入したノンアルコールビールを部屋で飲みなおす感じでした。

最後に

サウジアラビアのマリオットに滞在しました。ホテル内に滞在するとお酒がない以外はマリオットであり、一方、外に出ると灼熱のサウジアラビアであります。不思議な体験でしたが、記憶に残る滞在でもありました。

Copyright ©Dangan-Lucky All rights reserved.