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耳にした日本人の旅行観

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日光

日本人の旅行観はどのようなものか、ふとした出来事から考えてみましたので、お伝えします。

きっかけはスーパーで

鉄印の旅の最終章に近い帰路、半沢直樹をリアルタイムで視ようと(生特番、主役の方のサービス精神もさることながら、普段は夕方に再放送でしか会えない生ミッチーと豪華でしたが)帰路途中、自宅近くのスーパーで買い物に行き、夕方と言うこともあり、久しぶりに結構な行列を待っていました。

前に並んでいた親子の会話がとても興味深いものでした。母親と小学校高学年か中学生初めくらいの娘がレジ待ちをしていました。

母親は電話をしばらくしていて、後に娘に以下のように話しかけました。「爺爺(じいじ)と祖母(ばあば)が一泊で一緒に旅行に行こうと言っている」と言う内容でした。

確かにお盆の帰省もなく、非情な夏が過ぎており、新コロも束の間の落ち着きの様相であり、その意見は賢明と言えます。

母親はさらに言い出します。「日光のリッツが空いていなければ、箱根か横浜に行きたいと言っているけど、どうする?」

日光のリッツは文字通りそのままとして、箱根はインディゴなのか、横浜はインタコPier 8と勘ぐってしまいました。日光でリッツが空いていなければ鬼怒川まで拡大すれば良い宿もありそうですが、なぜか箱根です。ボンヴォイかIHG縛りかポイントなのでしょうか・・・

母親は当たり前のように娘に伝えていましたが、娘は・・・的な反応をしていました。日光のリッツは大人一般でも知らない人も多く、無垢無垢な少女には不明な言葉と言えるでしょう。

それでも娘は「動物と触れ合えるところだよね」と自分の価値観に近づけてなのか切り返します。

猿軍団の事なのか伊豆辺りの動物園なのかよくわかりませんが、母親も自分の勢いで言ってしまったのを自戒して「リッツと言ってもわからないよね」と少し冷静になります。

ハワイのコンドミニアムというフレーズも

ハワイ

結局、じいじとばあばの提案に対して親子はコンプライしたのか不明ですが、もう一つ興味深いフレーズもありました。

母親が電話中に「ハワイのコンドミニアム?」(結構大きな声)と言う発言がでていました。近距離の旅行の話からハワイのコンドミニアムは何だろうと考えていると、以下のような邪推をしてしまいました。

新コロで海外に行けない→ハワイに行けない→費用を払っているコンドミニアムが無駄→精算してコストが浮いた→浮いた費用で子と孫と一緒に国内に豪勢にと言うような想像をしてしまいました。短絡的ですが。

新コロと言うのは人間の営みのありとあらゆるところにハレーションを起こすものでありますが、逆に言うとそれを契機としたチャンスがあるのかもしれません。

旅行観は人それぞれ

旅先

旅行と言っても、寅さんのように生業として、キツキツで道中を巡る人もいれば、日常からの逃避で日常ではできないことをしようと豪勢になる人もいたりします。

また、欲が絡むものでもあり、飲む、打つ、買うといったところも旅にはつきものであります。だからこそ、そこに売上と費用が発生するものであり、経済と言えるところでもあります。

旅は人にとってそれぞれであり、景勝地を観ることが目的、景勝地は良いとしてもゆったりした寝床に泊まり豪華に飲み食いをする、飲み食い買いをするきっかけとして旅をする、それぞれであります。

それぞれ結構であり、プロフィッタブルな経済がそこにはあり、そうしたことが当たり前にできる日が来ることを望むばかりであります。望むのではなく、直ちに実行することが大事なのかもしれませんが。

最後に

秋の日光

日光リッツ親子はどうなったかは分かりませんが、ブログで語られるような豪華ホテルの話がスーパーの行列で耳にするのはちょっと意外でしたが、意図に反して身近なことなのかもしれません。

ポイントを絡めた旅行と言うのが結構当たり前であり、お金を使う層程、そうした点に意識が高いと言う証明なのかもしれません。 

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