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中央新幹線(リニア)と北海道新幹線延伸、どちらが先に開業するか

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中央新幹線(リニア)と北海道新幹線の札幌までの延伸がどちらが早いか、最近の状況から考えてみました。

中央新幹線(リニア)の先行開業区間は

JR東海ホームページより

中央新幹線は東海道新幹線でプロフィッタブルな資金を活用して強靭なインフラ構築や圧倒的なスピードで経済に革命を起こすようなことを目指してJR東海が国の支援はあるものの、ほぼ単独で進めているプロジェクトであります。

まずは品川駅からJR東海の本社のある名古屋駅までの286kmを40分で結ぶ計画であります。途中の駅は相模原と山梨と長野・飯田と岐阜・中津川とありますが、実質的には品川=名古屋のノンストップが大半を占める列車となるようであります。

500km/hの速度で走行するのでノンストップの方が圧倒的に効果があり、現在の太平洋沿岸経由の東海道新幹線と比較すると約半分になるので完成すると1964年の東海道新幹線開業以来の革新的な発達と言えます。

本来は新大阪までの開業ではありますが、一私企業のJR東海としてはキャッシュフローと設備投資を鑑みるとますば名古屋まで開業させて、その後に名古屋=新大阪までの開業としています。

たしかにJR東海は日本の鉄道事業者としてはナンバー1の存在ですが、同時に本社が愛知県にある企業と比較すると、世界のトヨタを初めてとして同グループの会社やスズケンといった会社よりも事業規模としては小さいので、往年の昭和の国鉄時代のようイケイケとはいかないようであります。

2027年の開業を断念

最近以下のような記事が出ていきます。

公式に証跡が残る形では発表していないものの、2027年の開業(2027年3月なのか、2027年度、すなわち2028年3月かは不明)を断念したという記事が複数メディアからでており、ほぼ確定であります。

2024年4月の現在から後3年と言うとちょっと現実的ではないとは思っていましたが、その通りになってしまいました。

2014年から工事に着手しており、10年も経過しており、整備新幹線のように国会で予算の承認を経るものではないので着々と進んでいるようでありますが、そうではなかったようです。

多くの人が認知しているところでありますが、その理由としては静岡県内をリニアは通る予定でありますが、静岡県の工事を静岡県知事が容認しないのが大きな理由となっています。静岡県の天狗の鼻のように突き出た一部エリアを通るだけでありますが、ここが大井川の水系であり、ここに大深度のトンネルを掘ると大井川下流の農業や工業に影響が出ると言う事で、工事OKに判子を押さない状態が続いているのが通説であります。

これであれば、北側を通すルートで脱静岡県ルートもよさそうですが、あえて大井川を陸橋で静岡県内を通すルートとかもあったかもしれません。それはそれで騒音とかで同じ結果だったかもしれません。まあ、静岡県内で工事が発生すれば、駅はできなくてもそれはそれで経済効果と税収はありそうではありますが。

全部、知事のせいなのか

そして、今回の延期と言うか過去からの牛歩戦術のような静岡県の姿勢は県知事の一存のように見えます。県内の自治体の首長はリニア建設に賛成しており、全部、川勝のせいと言っても過言でありませんが、2027年開業が伸びたことは川勝がすべての責任かと言うと疑問符もあります。

静岡県内の工区は別とて、その他の都県の工区を見るとどうなのかと思います。2027年開業となると、従来のレール式の新幹線では1年前には試運転が行われ、2-3年前には電気設備の工事が完了しているのが通例であります。

2027年から逆算すると、工事のOKが出ていない静岡県内の工区以外は少なくとも電気設備までできていても不思議ではないところでもありますが、相模原や品川でも駅の形も見えておらず、未だに未貫通のトンネルが多かったりします。

こうしてみると、一義的には川勝のダダコネで説明ができますが、実は工事自体がどの工区でも難易度が高そうに見えます。

そうでなくとも、川勝のダダコネを鑑みて、投資キャッシュフローを抑制して、株主への還元を優先して経営の安定を図っていると言えるかもしれませんが。

日本と言うか、世界的に見ても、レールから浮上して300km弱の長距離を500km/hで

営業運転するというのは前代未聞なので、試運転は整備新幹線とは比にならないくらいのテストが必要でもあり、先は長そうであります。

ちょっと前にようやく、完成のめどが2026年となったサグラダファミリアとは対照的に開業めどが立てられないのかもしれません。

北海道新幹線の延伸区間

北海道新幹線は札幌までの新幹線のようですが、そもそもの整備計画では青森県青森市から北海道旭川市までを結ぶ計画の高速鉄道路線(新幹線)であります。

東北新幹線は鈴木財務大臣のお父ちゃんの鈴木善幸総理のプッシュもあり、盛岡まで1982年に開業したものの、東北新幹線の終点である新青森までの全通は21世紀となり、2010年12月となっています。

北海道新幹線用に開通していた津軽海峡線は 1988年3月13日に開業しており、新幹線用の線路をいったん敷設した後に在来線の線路を引き直すという無駄も出ていました。それから28年たってようやく北海道新幹線が開通となり、在来線の線路に加えて新幹線用の線路をもう一本引くという無駄が発生しています。

そんなこんなはあるものの、新函館北斗駅まで北海道新幹線が出来た既成事実からかは不明ですが、札幌までの新幹線の延伸は現実化しています。現在は新函館北斗駅から札幌までの212kmの工事をしているところであります。

ほとんどがトンネルであり、高速化実現や気候影響は少ないものの、その工事は難易度が上がっているというのが現状であります。

オリンピックの影響はあるものの

北海道と札幌市はオリンピックの誘致を2030年に考えていました。日本では東京次いで二番目のオリンピックとなった1972年に続いての開催ではありましたが、2023年に断念しています。その理由としては市民の支持や会場の確保などが言われています。

北海道新幹線はある意味、オリンピックに間に合わせるという目的もあったのですが、その縛りが外れて、合わせて開業が伸びています。

これは羊蹄トンネルにおける15m×15mの屈強な岩の掘削に2年くらいしたことも起因していますが、やはり、オリンピックが来ないならパツパツの工事体制を変えたいというところかもしれません。

ただ、札幌に行ってみた感想や動画サイトでの工事進捗を見ると中央新幹線とは異なり、かなり進んでいるようでもあります。

延期になって2031年が最短のようではありますが、あと2年くらいでは各駅の建物もできているくらいであり、道民を含めて関心が高いインフラのようでもあります。

JR北海道の運命のかかった事業でもあり、絶対に早期に開業したいところでしょう。

はるばる来たぜ函館新幹線

北海道新幹線としてはもう一つ、懸念事項があります。大泉洋のお兄ちゃんの大泉潤・函館市長が公約に掲げた函館駅への新幹線乗り入れ可否の検討の結果が出たことであります。

結果によると新函館北斗駅から函館駅まで新幹線を延伸するには180億円前後(税込)であり、その経済効果は年120億円と言う事で元が取れる計算となっています。委託した業者が鉛筆なめなめしているかもしれませんが、コンプラが厳しい時代に後々に責任追及されるとなると現実逃避なナメナメは厳しいのである意味、現実的かもしれません。

そして、シミュレーションで特徴的だったのが、在来線をフル規格の新幹線車両が走るのが最も経済的と言うところであります。

在来線=ミニ新幹線車両という概念が払拭されそうな事案であります。まあ。フル規格だったら、新たな車両の用意は不要ですし、分割併合問題も、東京方からは一部のはやぶさが函館行きで分割併合なしで解決しますし、札幌方からはJR北海道完結の函館行きの北斗で良いかなと思います。

あとは東京⇔札幌の最速達と道内新幹線の函館行きの接続が新函館でラッチレスで時間うまく行けば良いところでもあります。

青函トンネルの延命工事が必要

北海道新幹線において、羊蹄山トンネルの岩も重要ですが、実は北海道新幹線の路線である青函トンネルはクライシスと言えるかもしれません。

青函トンネルは1961年に着工し、1988年に開通しています。着工から63年が経過しています。海底240m下を通過すると言っても海水の排水や湿気による設備の老朽化など考えるとメンテだけでも高コストトンネルであります。

この先、第二青函トンネルとかすんなり進めばよいですが、それが進まないと現行のトンネル依存となります。

そうしたことからも、貨物が風圧で倒れないように上下線の間に壁を設けてしまうとか、排水ポンプ設備の更新を国家プロジェクトでやってほしいところであります。

国でももう一つふ穴をあける金はないでしょうから。

現状維持でも、一本の線としては接続できますが、いついきなり、運行が絶望的となるような致命的な老朽化災害が起きる可能性もあります。

札幌の方が先ではないか

以上からすると、地元人を含めて北海道新幹線の方がルートは確定しているとは言え、期待が高く、進捗度も高いと言えます。動画サイトか見ても地下でも工事進捗は北海道新幹線の方が圧倒的に投稿が多いように見えます。

東名阪は実は日本経済には重要ですが、その移動は新幹線と飛行機さらには安く移動したい人にはバスもあります。この先、新東名が全線開通するとバスとかも有利になると言えます。

そう考えると今は飛行機一択の移動の北海道のアクセスは実は重要かもしれません。実に時代の狭間を生きている感じがします。

最後に

昔の日本は計画したことはオンタイムで実現していた感じですが、今はそうでないかもしれません。議員の影響なのか、コンプラ時代なのか不明ですが、もっとに文字通りリニアに反応がないとどうなるのか不明です。

 

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