年がら年中緊急事態や重点措置状況が出てあり、何が何だかわからず、無視している人もいると思いますが、9月末までの状況を確認してみました。
9月13日以降の全国の措置状況
明日、9月13日以降の緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の状況は下記のとおりです。
緊急事態宣言 | 北海道、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、静岡、愛知、岐阜、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、広島、福岡、沖縄 |
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まん延防止等重点措置 | 福島、石川、香川、熊本、宮崎、鹿児島、宮城、岡山 |
まん防解除 | 富山、山梨、愛媛、高知、佐賀、長崎 |
9月12日以前との差分は下記のとおりです。
緊急事態宣言を脱出
宮城 岡山
緊急事態宣言は脱出したものの、まん防適用でありますが、下りまん防であり、アルコール提供の可能性があり、飲み会好きの人には気になるところでもあります。
宮城県は以前の波でも感染が急拡大しつつも、すぐに急減した経緯もあり、何が理由か知りたいところでもあります。
まん延防止等重点措置を脱出
富山 山梨 愛媛 高知 佐賀 長崎
今回、まん防の解除になった県を見てみると大都市圏とは近いものの、人口が少なく県であり、隣接県との交流があるにしても、蜜となる機会が相対的に少ない場所は流行が一気に減少するというのも特徴かもしれません。
ワクチン接種率上昇を受けての緩和か、新総理のロックダウンか
目下の関心事項は、副反応に耐えて二度接種したワクチンの効果やこれまでの行動抑制にもう耐えられないという中からの行動制限緩和であります。
すでにメディアで多く取り上げられ、SNSでは多くの意見が飛び交っています。
政府としては議論が必要として、即刻適用としてではなく、次の緊急事態宣言を発するべく事態になったとしています。次の緊急事態宣言発令が必至のようでもあり、ちょっと不気味でもあります。
気になる内容は下記のとおりです。
前提として
ワクチンの接種(証明書が発行できるフェーズ/2回目接種以降2週間経過)
または
検査で陰性
を条件として下記の項目をメインとして緩和しています。
飲食店での酒の提供、営業時間の緩和、会食人数の制限緩和
イベントでの人数制限の緩和
都道府県を跨ぐ移動を自粛としない、観光振興策の検討
学校での部活や課外活動の制限解除
酒が飲めて、ライブに行けて、飛行機で旅行に行けて、子供は部活に行けるとなるとかなりの割合でコロナ禍以前に戻れると言えます。
しかしながら、多くの場面でマスクは必須のようであります。ここは自分の口臭を他人に迷惑をかけない、無防備に他人に口内を見せないと割り切って両立するしかないかもしれません。生ばかりが良いという事でないのはどの世界でも同じようです。
一方で、「次の質問をどうぞ」を連呼し、お父さんは「談話」としてある意味歴史に名を残した方は下記のようなことも示唆しています。
ロックダウンの検討であり、現行の憲政下では厳しいとも言えますが、そこを突破するのか関心事項でもあります。
ロックダウン議論になると日本は自由と平和という議論となり、法律の最上位に位置する憲法でそう定めているからとなります。
自由と平和というフレーズはとても安らぎと希望のある強い言葉ですが、逆に言うと個人の意見を尊重するが故に色々な意見が生まれて、決められないという側面もあります。
現在の憲法が制定されたのは制定以前の日本の体制も影響しており、アメリカをはじめとする戦勝国に刃を向くに至った経緯等があり、以後、刃を向かないようにする仕組みを戦勝国がシステム化したという側面があるかもしれません。
事実上、一時の盛り上がりで国家が大きく変わるようなシステムはないと言えます。
ロックダウンについては感染の土砂降りを一気に治めるという意見もあれば、ウイルスの進化まで精査しないとただの経済封鎖によるロスになりかねないこともあり、慎重さは必要ですが、コロナの進化の早さを考えるといずれにせよ、突破力は必要なのかもしれません。
最後に
個人的には今回の緊急事態宣言の第二章ではANAラウンジがある宮城(仙台空港)、愛媛(松山空港)、岡山(岡山空港)のラウンジが気になるところであります。
下りまん防ではアルコール提供は許容される見込みであるほか、まん防を解除されればフリーと言えますが、どうなることかは近々にアナウンスされることでしょう。