コロナ禍で海外に行くのはもちろんですが、再び感染拡大が進み、警戒が必要となっていますが、来年にはなんとか行けるように期待しつつ、アジアの楽園バンコク行きを画策してみました。
JALの場合はソウル発券を利用した方が断然
JALは今でもソウル発券があり、日本発券を買う意味がどうかと思うくらいです。エコノミーはもちろん、東京からバンコクまでプレミアムエコノミーをできる運賃、そして。全区間ビジネスクラスを利用できる運賃、それぞれ魅力的でありますが、海外発券となればやはりビジネスクラスとプレミアムエコノミーが本命となりそうです。
FLYONポイントの積算率にとどまらず、クラスに付随する特典がメリットであるとも言えます。
ソウル発券では東京で滞在できるため、日帰りも可能なソウルであれば、どこかの週末で日帰りソウルをこなしてしまえば、あとは連休日程でバンコク滞在を考えればいいので簡単です。
それでいて、トータル金額はマイルも活用すれば日本発券よりも安く、旅程が立てやすく、日本発券とは何かと疑問を持つくらいです。
プレエコとビジネスを比較
エコノミーに毛が生えたプレミアムエコノミーと何といってもビジネスクラスを比較してみます。
プレミアムエコノミー
ソウル=羽田間にはプレミアムエコノミーがないため、エコノミーとなります。しかも、プレミアムエコノミーに準じた100%ではなく、Kクラス70%であります。メイン路線がプレエコだったら100%にしてもいいと思うのですが、問屋は卸さないようです。
運賃は約99,561円であり、日本発券よりはいいものの、エコノミーに毛が生えたプレミアムエコノミーでは空港各所での通過に難儀があるかもしれません。
ビジネスクラス
金浦発券のビジネスでは金浦=東京=バンコクの全区間でビジネスクラスが担保されており、クラス不随の空港サービスやマイル積算率も安心できます。
予約クラスはXクラスであり、運賃は約136,370円となります。残り1席となっており、こんな事態でも人気なのは本当に得な証拠かもしれません。
FLYONポイントとFOP単価の比較
以上のようにプレエコ運賃とビジネス運賃では値差が3.7万円ほどあり、その差がどうなるか比較してみました。プレエコとビジネスの運賃とFOPポイントを比較すると下記のとおりです。
区間 | プレエコ | ビジネス |
---|---|---|
GMP-TYO | 1,196 | 2,106 |
TYO-BKK | 4,704 | 5,779 |
BKK-TYO | 4,704 | 5,779 |
TYO-GMP | 1,196 | 2,106 |
FOP合計 | 11,800 | 15,770 |
運賃 | ¥99,561 | ¥136,370 |
単価 | 8.44円FOP | 8.65円FOP |
プレエコのトータルのFOPでは11,800FOP、ビジネスでは15,770FOPとなり、FOP単価はともに8円台で差は約0.2円台であり、ビジネスクラスを選択した方が良さそうなレベルです。
最後に
プレミアムエコノミーかビジネスクラスが天秤にかけて比較できるのはJALだからできることであり、ANAの場合はそれができません。
ANAでもソウル発券アジアができると面白いのですが、無理でしょうね。来年2月、バンコクに行けることを願うばかりです。