JALでは成田空港発着のチャーターフライを実施することとなり、その概要と申し込み方法をまとめてみました。
空たび 星空フライト概要
チャーターフライトの概要は下記のとおりです。
開催日 2020年 9月26日(土)
便名 JAL1146便
予定 成田発16:30ごろ 成田着20:00ごろ
機材 ボーイング767-300ER(A44)
機材は国際線機材であり、ビジネスクラスのシートはJAL SKY SUITE Ⅱとなります。便名は1146(いい夜)と言うところでしょうか。
飛行時間は3時間30分と成田から台北に行くくらいの飛行時間で空の旅を十分満喫できそうです。
また、機内食もあると言うことであり、定期便のハワイ線にて提供している内容をアレンジしたオリジナル機内食と言うことです。
旅行代金
旅行代金は下記のとおりです。
クラス | 座席位置 | 代金(円) | |
---|---|---|---|
ビジネス | 窓側 | 1席1名 | 39,000 |
通路側 | 1席1名 | 33,000 | |
エコノミー | 窓側 | 2席2名 | 48,000 |
2席1名 | 37,000 | ||
窓側(翼上) | 2席2名 | 38,000 | |
2席1名 | 35,000 | ||
通路側・中央 | 1席1名 | 15,000 |
最高の座席であるビジネスクラス窓側では39,000円であり、結構お手頃感があります。また、エコノミークラスではボーイング767-300ERの配列は2-3-2配列であり、窓側2列をおひとり様で占有するプランもあります(37,000円)。
さらに、真ん中席は15,000円と景色は見えないものの、食事付きで3時間超飛行機に搭乗していると考えると結構お得かもしれません。
飛行ルートは当日天候により異なる
飛行ルートは事前に開示されているものの、当日の天候により2パターンに分かれるそうです。
一つは西日本に行くルートであり、もう一つは北日本に行くルートとなります。
西日本ルートは山梨・石川・兵庫・高知、そして成田に戻ると言うルートであります。
おそらく、
守谷→松本→小松→宮津→小豆→清水→串本→御宿
の上空を飛ぶのではないかと思います。
北日本ルートでは新潟・山形・岩手・北海道(襟裳岬)を通過して、道内上空で旋回するリボン型と言うことであります。
ルートとしては
土浦→新潟→庄内→花巻→宮古→帯広→千歳→三沢→磐城
の上空を飛ぶのではないかと思います。
天候でどちらかに選択されると言うことであれば、より安全に景色を楽しんでもらうような選択がされると言うことかもしれません。
ANAのまねか?
国際線機材を使ったチャーターフライトと言えば、ANAが8月にA380-800を使用して、チャーターフライトを実施し、好評につき、二回目を実施するところであります。
コンセプトは全く同じであります。JALのファンからのプレッシャーがあったのかもしれません。
ただし、JALの方が飛行時間は長く、機内食がある他、エコノミー席では2席を一人で占有するプランがあるなど詳細については異なるところもあります。
ANAの場合、国内線定期便にはほぼ使用できないA380-800を飛行させることで重整備コストをセーブする目的もあります。
JALの場合は国際線機材の国内線運用は頻繁に実施されており、メンテナンスコストのセーブの意味もあるのでしょうが、ビジネスモデルとしての試金石なのかもしれません。
申込は9月3日より
申込は9月3日14時より、
ジャルパックリンリンダイヤル(営業時間9:00~18:00)
または
専用のサイト(14時以降に公開予定)
にて販売開始されます。先着順なのか抽選なのかわかりませんが、サイトのオープンが販売開始と同時と言うこととなるとサイトは接続しづらい、電話はパンクと言うことが想定されます。
最後に
ANAではマイルが380マイル積算されますが、JALではマイルやFLY ONポイントは積算されません。
しかし、3時間半も飛行機に搭乗できるのは結構いいかもしれません。人気で申し込み殺到必至ですが、気になる人はチェックしてみるのも良いかもしれません。