ターキッシュエアラインズの本拠地のイスタンブール空港にてビジネスクラス利用者用のラウンジを利用してみましたので、お伝えします。
アクセス
出国審査を通過(手荷物検査含めてかなり時間がかかのますが)して、左手に曲がります。
こちらは目立ち入り口と思いますが、マークのある通り、お手伝いの必要な方向けなので回り道となります。
ラウンジ自体は24時間営業あり、TK便が深夜でも離発着するには対応しています。
ラウンジレポート
Miles&Smilesラウンジと比較すると小さいですが、一般的にはかなり大きいラウンジです。色々なブースがあり、ゆったりとした感じがあります。
前世代から特徴的であった透明なロッカーです。結構利用している人が多く、荷物さえ満席と言った感じでした。
LEDビジョンがあったりします。結構なお値段がしていそうでありますが、あまり見られていないようです。スポーツ試合でもあると状況は変わるのかもしれませんが。
ターキッシュエアラインズというかトルコ航空の歴史展示ブースもあります。TOKYOの表示もあるので日本就航は同社にとっては大きかったのでしょうか。
Flight Experienceとあり、フライトシミュレーターでも出来るのでしょうか。長時間暇を持て余している時には良いでしょう。まあ、スマホで動画を見てしまいますが。
ピアノがあります。ラウンジ@空港ピアノと言ったところです。弾いている人はいませんでした。数時間滞在しましたが、音色は聞こえてきませんでした。


本当に色々なブースや展示コーナーがあり、お金が掛かっていると感じてしまいます。こうしたものを維持するのにもコストが定期的にかかるので、その分を椅子や食事・ドリンクに還元したほうがと思ってしまうのは乞食根性なのでしょうか。


キッズコーナーも結構なスペースが確保されています。恐竜なお子ちゃまがこうしたブースに集中すると通常エリアは静かなのでこれはこれでありだと思います。
搭乗案内はキャリアのラウンジなので当然のようにあります。しかし、各ゲートまでの時間は最大20分もかかり、平均を見ても10分はかかるようで、広大なイスタンブール空港と言うのを実感します。羽田第2ターミナルの国際線エリアと言うのはこじんまりしていますが、とても便利を逆に実感します。4畳半一間の方が何でも手が届く感じです。
Wi-Fiについては搭乗券の情報を入力してアクセスできるのですが、ターキッシュエアラインズ便ではすんなりいくのですが、ANA便の場合は搭乗券の情報を入力してもエラーとなり、利用できませんでした。結局、楽天の海外ローミングを使い果たしました。
シートエリアは結構混んでいます。腰を深く降ろせるソファ席は人気で大体は埋まっています。相席と言う程まで激込みではないですが、2人席を1人と言うのは結構探してしまいます。
窓からは赤い軍団の中に唯一の極東のトリトンブルーが見えます。B788はB789とあまり違いはないかと思うとやはり胴体が短いですね。羽田で見慣れていてもその短さは感じます。
パソコンブースも台数が充実しています。ブログ村OUTポイントがたくさん稼げそうです。OUTポイント上位の人は毎日何をしているのですかね。
フード・ドリンク
続いては食事とドリンクです。混んでいるターキッシュエアラインズではありますが、おそらくイスタンブール空港にあるラウンジの中では食べ物は一番充実しているようです。
新鮮なものが多く、これだけはベストポイントと言えます。


青唐辛子があります。辛そうなので手は付けませんでしたが、どうしたシチュエーションで食べるのでしょうか。また、グリーンサラダもあります。味の素と胡麻油でこのまま空心菜風に炒めて食べたくなってしまいました。キンキンに冷えたビールと合いそうです。
一度調理してしまえば、温度管理だけの冷菜が多いような感じです。冷たいワインにはちょうどいい感じです。
出来立てのプレッツェルもありました。塩気が効いていてこちらもアルコールが捗る代物です。糖質の摂りすぎにはご注意と言った感じです。
良くわからない料理もあります。トルコ伝統のモノなのでしょうか。チーズなのでしょうか。
小麦関係も甘いものから塩気の濃いものまで充実しており、食べ物に関しては同空港では一番充実していると改めて感じさせます。さすがにカルボナーラとかはなかったです。(ANAスイートラウンジはあったような)
ドリンクについてはソフトドリンクについては手間のかからないようにペットボトルや缶がメインとなっています。手酌で注ぐタイプだと補充や衛生面、利用者が粗相して溢す、容器を割る等のことを考えてこうしているのかもしれません。
一方で、ワインについては白はドブ漬けであります。衛生面では懸念はあるものの、好きな時に好きなだけ飲めるので良いと言えます。同空港にあるiGAラウンジはカウンターでお願いとなり、それはそれで冷たいのですが、スタッフカウンターが不在だと待たされたりします。
と言う事で今回はロゼとしてみました。日本やアジアの空港ラウンジではあまりロゼワインは有りませんが、ヨーロッパに来ると結構ロゼがスーパーで色々種類があったりとメインのようです。辛口のロゼはキンキン冷やして飲むと白とは違う満足感があります。
シャワールーム


シャワールームは豪華であります。ANAスイートラウンジと比較してかなり豪華感があり、スペースもあります。ただ、座席と同じく人気があるのか30分ぐらい待たされて利用できました。ガウンが必要なほど滞在するのかと思ってしまいますが、ありました。シェラトンぐらいの豪華感です。
水は日本の水と違い少し海外感がありますが、水流や排水に問題はなく、空港を歩いて汗が出た後にはとてもスッキリして機内に向かえます。イスタンブール空港は市内から鉄道直結とは言え、結構歩かされます。
最後に
今回はイスタンブール空港のターキッシュエアラインズのビジネスクラスラウンジを利用してみました。同ラウンジはビジネスクラス搭乗でしか利用できず、スターアライアンスゴールでは利用できないのでレア感はあります。利用したことがないとプレミアが漂います。
しかし実際利用してみると、ターキッシュエアラインズともなると世界中に就航しているのでビジネスクラス利用者も多く、混雑しているのが第一印象です。
正直、プライオリティパスで利用できるラウンジの方が空いていて快適と言えます。ただ、食事やドリンクについては食べきれないほどの種類があり、空港では一番の充実と言えます。
ビジネスクラス利用者となるとこの後に搭乗して機内食を食べるのでどれだけ食べるのかと言うのは疑問ではあります。まあ、深夜便などボリュームは少ない時は良いかもとれませんが。
ラウンジ自体は問題は有りませんが、Fast Trackとかないイスタンブール空港なのでそのあたりでプレミアム感があるともっと良いのですが。