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国際線の入国時間にも余裕が必要な2022年

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日本から直接、国際線でアクセスした場合に慣れていても気になるのは入国であります。アフター感染症の今の入国にかかる時間を考えてみました。

アメリカとカナダ到着時の入国時間

ANAの国際線サイトでは繁忙期のこの時期に「米国、カナダ 到着時における入国審査の混雑について」というお知らせを出しています

www.ana.co.jp

日本各地から米・加各地への直行便が到着した際の入国した際に外国籍の入国時間を記載しています。下記のとおりです。

フライト 入国時間
ニューヨーク便   NH110 60-90分
ワシントンDC便   NH2 55-100分
シカゴ便   NH122 30-90分
シカゴ便   NH12 60-180分
ヒューストン便   NH174 60-90分
シアトル便   NH178 45-90分
サンフランシスコ便   NH8 60-120分
サンフランシスコ便   NH108 60-120分
ロサンゼルス便   NH6 60-120分
ロサンゼルス便   NH126 60-160分
ロサンゼルス便   NH106 60-160分
ホノルル便   NH184 30-50分
ホノルル便   NH186 30-50分
バンクーバー便   NH136 60-120分

早いと30分ぐらいと以前の国際線感覚ですが、時間がかかると2時間から3時間も有ります。1時間だけでも並び続けるのもかなりストレスがたまりますが、3時間となると時間の無駄にさえ感じてしまいます。

そうしたことが該当するのはシカゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコなどが結構かかるようです。

世界の首都と言われるニューヨークはターミナルが分かれており、ある意味地域差なく、世界中から飛んでくるため、逆に分散されているのかもしれません。

以前、サンディエゴ(US)からサンディエゴ(メキシコ)まで日帰りかつ、徒歩で往復したのですが、アメリカからメキシコに行くのは出るもの拒まずでノーチェックで鉄格子の回転ドアを潜るだけでしたが、メキシコからアメリカに入国する際は歩いて入国する場合、2時間以上も列を並んだ記憶があります。

裏道としてはアメリカに入国する車に同乗するという方法があったりしますが、入国と言うのはそうした経験をするといつまでたっても緊張するものです。

アメリカはアメリカに用事がなくても入国が必要

入国

アメリカはいちおう、世界一の経済力と軍事力を持ち、太平洋と大西洋の大海原に挟まれて広大な大地と海岸線を持ち、ある意味、無敵な国とも言えます。過去にアメリカに向かって正面切って、刀の鞘を抜いたのは日本だけであります。結果的には52州みたいになっていますが。

そんなUSAですが、経済大国であるが故に世界各地から飛行機が飛んでいます。ほとんどはアメリカ向けのフライトですが、飛行機の特性上、そうしたトラフィックを活用しつつ、アメリカに用事がなくても活用されるケースもあります。

2022年でも太平洋のど真ん中をノンストップで飛行したり、オーストラリアからユーラシア大陸を経由せずにロンドンまで飛ぶことがことはできず、北米大陸の重要性が際立ちます。

それはアジアから南米やオーストラリアからヨーロッパなどの行き来に活用されているケースがあります。

かつてのJALでもニューヨークJFK空港経由のブラジル・サンパウロ路線があったりします。現在も日本から南米各地の航空券がアメリカ主要空港経由で販売されていたりします。これは日本だけでなく、シンガポールやマレーシア、韓国、ベトナムなどもそうであります。

対峙する中国だけはパナマ経由で自国のキャリアを就航させたり、モスクワで連携する航空会社を組み合わせていたりしますが、コロンブスのアドベンチャーの偉大さが凄さを現している21世紀かも知れません。

アメリカに入国したり、アメリカ経由で第三国に行った人はわかると思いますが、入国前はアメリカ直行便の航空券にSSSSと印字された場合は過剰なチェックがあったり、事前電子申請があったりしますが、出国はアメリカ国内線とほぼ変わらない状態となっています。

そうしたことから、フライトの接続自体は米国経由が便利でも、事前にコストがかかり、目的地に行けないリスクもあることから、ヨーロッパ経由にしたり、カナダの国際線が多く就航する空港(トロント、モントリオール等)を利用するケースもあります。

なお、カナダの国際空港で際際の乗り継ぎで入国しないケースもありますが、接続時間がかかったりします。

それでも中国や南米の人にとっても重要があるようです。

どの空港を利用した方が良いのか

アメリカ

以上のように世界中からアメリカの大都市空港(ロサンゼルス、サンフランシスコ、シカゴ、ニューヨークなど)にアクセスすると、それだけ多くの人が入国することとなり、その人分の入国処理がかかります。

ということは、マイナーな空港(シアトルやヒューストン)で乗り継げばベストと言えます。ただし、現在の体制下ではフライト便数や使用する機材を考えるとそうした空港を選択すると運賃自体が高くなる可能性もあります。

また、そうした空港から目的地までの時間を考えると必ずしも、そうとも言えず、何とも微妙です。

最後に

何となく、ニューヨークJFKが時間は短いように感じますが、定常的に60-90分かかるようであります。ニューヨーク線はANAでは唯一現在、ファーストとビジネスで最新のシートを提供しており、是非利用したいところでもあります。

そいう言う意味では待ち時間を幅を持たせて、NYC乗り継ぎではニューヨーク観光ぐらいの幅を持たせるのも良いかもしれません。

搭乗と渡航に必要な情報がデジタル化されていても、デジタル世界一の国でも手続きが時間がかかるのは人流が多いことと、規制当局のシステムのボトルネックがどこかにあると言えます。

それを裏返して、ロスレスな旅を実現してみるのも良いかも知れません。いつの時代も国を超えるのは時間がかかるようです。

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